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ちぇんじまいらいふ  作者: ルイガレオー
1/1

〜ラブコメ満喫!〜

1、入学式失敗!


『俺の名前は◯◯。自分で言うのもなんだが、ごく普通の高校生だ。』なんて、よくゲームやライトノベルの始まりで主人公が言うようなセリフ。

でも、実際皆んなそれぞれの個性があり、一般の高校生っていうのはどんな人の事を言うのか分からない。

しかし、誰しもそんなゲームやラノベの主人公になってみたいと考えることはそれこそ普通なのではないだろうか。

ちなみに俺はかなり重症で、入学式当日である今朝から頭の中でこのセリフを何度も繰り返していた。

「あぁ、くそっ、俺の周りがラブコメっぽくなってくれればいいのに…」

と毎日のようにボヤいてる俺だが、高校の初めの日である今日はいつもよりひどいことになっていた。

しかし、腐っても現実。なんで俺に可愛い妹がいないのかなぁ、とか、可愛い幼馴染の女の子とかいないのかなぁなんて考えたり後悔しても今からではどうすることもできない。

それでも、

「生き別れの妹がいるかも、とか、高校入ったら仲良い女の子ができるかも」と、淡い期待を抱いてしまうのは仕方のないことなのだろうか。

ともかく今日は人生を大きく変える日であるといっても過言ではない。(いや、ちょっと過言かも。)今日の入学式で一人でも友達候補を見つけて話しかけておかないと、女の子どころか、男の子の友達すらできやしない。

そんな、期待とプレッシャーを胸にし、朝6時、俺は眠たい目をこすって独りで初登校するのであった…

♦︎ ♦︎ ♦︎

『えー、新入生のみなさん。ご入学おめでとうございます。えー、我が校ではぁ…』

小学校の頃から校長先生の話は必ず眠たくなるものであった。

どうやら高校になっても変わらないらしい。

今は入学式。クラス発表が済み、クラスの担任がクラスで挨拶をしてすぐなのでまだ誰とも話せていない。

まぁ、クラスメイトと話せる時間は入学式が終わればたっぷりとあるだろうから、この退屈な入学式の時間は周りを観察することにした。

まず、自分のクラス。

あまりにも特徴がない。

イケメンも美人もいないし、かといってブサイクもいない。

知り合いもなし。

次に学年全体。

可愛い子もイケメンもいるが、それもごく少数。しかもかなり近づきにくい空気を発している者ばかりだ。

知り合いはなし。

(これは学校選択ミスったかな…)

早くもラブコメのようにという夢(?)を諦めかけていた俺は、上級生をチェックすることにした。

(三年生は…うわっ、不良っぽい人多いな…。ん?なんかあのごっつい体してる人見たことあるな…。二年生は…逆に静かそうだ…)

もうだめだなと諦めかけていた俺はふと目線を校長のたっている壇上の端に向けた。すると、そこには一輪の花が咲いていた。

おそらく二年生だろう女子生徒がそこにはいた。

しかもかなりの美人である。

不良といった感じではなく。

かといって暗い雰囲気でもない。

ベストな感じの美人である。

しばらく俺がその人に見惚れていると、その人がゆっくりと前へ出て話し始めた。

『えー、新入生の皆さん。この度はご入学おめでとうございます。私はこの学校の生徒会長を務めさせていただく高畠たかはた 美花みかと申します。どうぞよろしくお願いします。』

先程の校長とは比べ物にならない丁寧さと可憐さで挨拶をした瞬間、体育館の中の男たちが静かな歓声をあげた。

(おい、あの人可愛くないか?)

(俺、卒業まするまでに告るわ!)

(俺生徒会長入ろっかな…)

というひそひそ声も聞こえてくる。

そして俺も、(この人がいれば、まだ可能性がある!!)とよくわからない確信をして、心の奥で少し安堵していた。

♦︎ ♦︎ ♦︎


入学式が終わり、気づけば終礼も終わっていた。

ヤバい。まだ誰とも話していない。

クラスを見回すと、大体のグループは決まったようで、リア充ゾーンと、オタクゾーンに別れていた。

そう言えば俺はかなりのコミュ障だったんだ忘れてた。

早くもぼっち確定なのか?

いや、冗談じゃない!!

これは本気で笑えない!!

ー15分後ー

うわぁぁぁぁぁぁぁ!?

もう下校時間だ!?

しかも、俺が焦っている間にもクラスから1人、また1人と人が減っていく!

あぁ!もう俺だけになったし!!

くそっ!

…まぁ、こんなこともあるか。

明日ならまだ間に合う。

明日どこかのグループに無理やり入っていこう。

そうでもしない限り俺はぼっちになっちまう!!

そう決心(先送り)し、俺は独りで帰る準備を始めた。

すると、俺のクラスの担任の先生、水無月先生が入ってきた。

「あ、まだいたのか。全員帰ったのかと思ったんだけど。早く帰れよ。」

どうやら、生徒が全員帰ったかどうかの確認に来たのだろう。

入学式初っ端から問題児扱いされたくないのでここは素直に答えよう。

「今から帰るところです…。じゃあ、先生また明日…。」

コミュ障ながらかなりの力を込めて先生に挨拶した。

すると、先生は頑張った俺に絶望的な言葉を浴びせてきた。

「おう、じゃあな高原くん。それと、明日は休みだから来るんじゃねーぞー。」


あ、これ絶対間に合わないわ。ぼっち決定だわ。


ちなみに、水無月先生は女である。



2、謎の美少女と願い事


「あなたの願いを叶えましょう。」

俺は突然現れた謎の美少女にそんな夢みたいなことを言われていた。というか、これ自体夢に違いない。

あの後、しばらく絶望を味わっていた俺だが、すぐに開き直り、またぼっち生活を送る覚悟ができたところで帰宅したのだ。

ちなみに今は家の中。

現れたのが美少女ではなくおじさんならば間違いなく通報していシュチュエーションである。

ちなみに家は絶対間違っていない。

何故ならこの美少女の向こう側に寝ている母の姿が見えるからだ。

「…えっと、どちら様で?」

俺は聞いた。

正体が分からないままでは色々まずいものがある。

まず、警察が必要かを判断しなければ。

すると、その美少女は、

「謎の美少女です。」

と答えた。

いや、自分でいっちゃったよ

てか、なんもわかんねぇよ

むしろ犯罪の確率跳ね上がったよ

「あの…。どこから入ってこられたんですか…?」

まぁ、窓からですとは言わないだろう。

うちのセキュリティは万全だ。

「そこです。」

そう言って美少女が指したのは俺の…ポケット?

「は?いや、どこからですか?」

「ですから、そこです。その穴です。」

明らかにポケットである。

頭おかしいんじゃないかコイツ?

「いや、あのですね。いい加減にしないと通報しますよあなた?」

「それは困りますね…。あなたは願いを叶えて欲しくないのですか?」

「いや、叶えてもらえるんなら叶えてもらいたいんですけど、その前にあなたが何者かを知りたいわけですよ僕は。」

「いや、ですから謎の美少女ですって。」

…話にならない。

少しイライラしてきた。

その証拠にコミュ障なのに普通に文句言えてる。

次にふざけやがったら絶対通報してやる。

そう考えた瞬間俺はとんでもないことを目にした。

しかしそんな俺をよそにして、美少女はまだ話し続けた。

「私はあなたの願いを叶えるために目を覚ましました。私はあなたのその穴の中にある石の中に住んでいました。その石はあなたがこの前拾ったものでしょう?私は拾われたものの願いを叶えるという使命があるのです。ちなみに、謎の美少女というのは前に願いを叶えて差し上げた方につけてもらった名前です。」

「…」

俺は何も言うことができなかった。

そして、同時に全てを信じる気になった。

全てはさっき気づいてしまったことのせいだ。

こんなの見たら誰だって信じたくなる。

というか信じざるおえない。

俺がさっき見たとんでもないものとは…

「あのさ、ところで美少女さん。」

「謎の、美少女です。なんでしょう?」

「君さ」

「えぇ。」

ここで一呼吸して、全力で突っ込みにかかる。

「なんで足が床についていないの!?そして、足元のその奇妙な生き物はなに!?君は一体何者なんだよぅ!?」

そう。俺はさっき気づいてしまった。

この美少女は宙にういている。

しかも足に九尾の狐みたいな生き物がいる。

もっと言うと髪飾りよく見ると人魂みたいなやつだし!!

「ですから、私は謎の美少女です。」

俺の長年の読書ラノベで培った突っ込みもスルーして謎の美少女はまた同じようなことを繰り返していた。

もうこうなっては反抗できない。

お願いを叶えてもらおう。

浮いてる奴のことだ。叶えることができるかもしれない…

そこまで考えたところで俺はとても良いことを思いついた。

この美少女に俺の周りをラブコメのラノベのような世界観にしてくれと頼めば良いのではないか?

そうすれば今日のことは水に流せるのではないか?

いや、しかし。願い事に対価というものは必要不可欠だ。まだ完全に信用できるわけではない…

そうだ!!

「わかったぞ謎の美少女!もしお前が俺の願いを叶えてくれるというのであれば、一ヶ月間体験期間を用意しろ!その期間が無事終了すれば、本当の願いを叶えてもらう!」

俺はこう提案した。

これが断られたらもう信用はしない。

断られなくとも大きい対価ならば信用しない。

これならば、間違いなく安心だ!

「いいでしょう。名前もやっと覚えていただいたことですし、特別に一ヶ月間体験期間を用意します。願いはなににしますか?」

よし、まず第一段階はクリアだ。

しかし、まだ不安は残っている。

先に潰しておこう。

「なあ、謎の美少女。その願いに対価ってのはあるのか?」

「そうですね。かなり大きいものなら要りますが、大抵のものは必要ありません。」

なるほど。

対価があるかないかは願い事によるのか…

もうこうなったら体験期間を過ごしてみようか…

そう悩んでいると、

「私から一つアドバイスをしましょう。体験期間は本当の願いと同じにしてください。さもなくば体験の意味を成しませんし、本当の願いは叶えた後に取り消すことができません。」

と美少女がアドバイスをくれた。

…そうか。

本当の願いと同じに、ね。

ならばもうあれしかあるまい。

「じゃあ、俺の周りをラノベのラブコメのような世界観にしてくれ!」

「本当に、それでいいのですね?」

「…あぁ!」

「それでは良き一ヶ月を…」

そう言って美少女は去っていった。

その後俺は意識をなくし、気付いたら朝になっていた…


3、消えた記憶


目覚めるとそこは自分の部屋であった。

しかし、寝る前の記憶が曖昧だ。いっそ自ら寝たのかさえ覚えていない。

「んっ…」

昨日は確か入学式だった。

そして、担任の先生である水無月先生から残酷な現実(?)を突きつけられて帰ったのは覚えている。

「…その後俺は何してたんだっけ」

河原へ行って「あぁ、また俺はぼっちになるのか…」と言いながら黄昏ていたのは覚えている。

その後、河原に落ちていた緑色に光る石を拾ってポケットに入れたところで記憶がとぎれている。

「なんか気持ち悪いな…」

自分が何をしていたのか分からないなんて…

もしかして軽度の記憶喪失か?もしかして今はあれから10年たった日なのか!?

いや、違う。

部屋のカレンダーは昨日のカレンダーと全く変わっていない。

ならば一体…?

とりあえず俺は起きて誰かに確認しようと思い、身体を起こした。すると、

「あっ、おはようございます高原さん。」

俺の足元から声が聞こえた。

「うわぁ!?」

当然俺は驚いて、跳ね起きた際にその声の主に思いっきり頭突きをしてしまった…

「うっ…。痛いです…」

「ご、ごめん…ってあんたは!…誰だっけ…?」

俺が思いっきり頭突きをかましたせいで、額が赤くなってしまったその人物は間違いなくどこかで見たことのある人物であった。しかし、誰であったかは思い出せない。

何故だろう?俺は本当に記憶喪失になってしまったのだろうか…

「いいえ、大丈夫ですよ。」

「…え?」

「貴方は記憶喪失なんかではありません。私が貴方の記憶を奪ったのです。」

「…は?え、今俺声に出してたっけ…?」

「いいえ。私が貴方の心を読んだのです。これで信じていただけたでしょう?」

…なんてこった。

俺が起きたら記憶が奪われていて、奪った本人は俺の心を読むことだってできるのか…?

ここは現実なのか?夢ではないのか?

「いいえ、現実ですよ。」

また心を読まれた…

これは間違いないのか…?

俺は一体どうしてしまったというのだろう?

そもそもこの謎の美少女は何をしに来たのであろう?

「私は貴方にあることを告げにきました。落ち着いて話を聞いてください。」

もう会話を放棄しよう。口にするだけ無駄だ。

落ち着けと言われても無理だ。まず記憶を返してくれ

「それはできません。しかし、何があったかは今からお教えしましょう。」

教えてくれるのなら何故記憶は返してくれないんだ!

「一つだけ思い出されると厄介なことがあるので。とりあえず話を聞いてください。」

…わかった。その代わり全部話せよ。

「承知しました。それではまず…」

そこから謎の美少女は、自分は俺のポケット(の中にある石)から出てきたということ。そして、その石を拾った人物の願いを叶えるのが使命であること、俺が『俺の周りをラノベのラブコメのような世界観にしてくれ!』と頼んだということまでを話し終えると体験期間の話に移った。

「…というわけで、今回の体験期間では、一ヶ月間貴方の周りを『ラノベのラブコメの世界観』にして差し上げます。そして、一ヶ月後にまた私が来ますので、本当の願いを言ってください。もちろん願いはしなくても構いません。それでは何か質問はありますか?」

謎の美少女は一息に説明を終えると、かなり疲れたような顔をして俺を見た。

こいつも結構大変なのか…?

まぁ、一通りのことは分かった。読心の事もあるから信用も一応する。

しかし、知られると厄介な事というのがさっぱり分からない。

「なぁ、やっぱり記憶は返してくれないのか…?」

「いえ、体験期間が終われば返します。しかし、今は無理です。貴方は願いを言った後に私とある約束を交わしました。その内容を思い出されると貴方がこの一ヶ月間を満喫できない可能性があるので。」

…さっぱり分からない。

俺はこの少女と何を約束したというのだろうか?

そして、俺がこの一ヶ月間を満喫できないというのは何故なのだろうか…

「とりあえず貴方はこの一ヶ月間を満喫すればいいのです。そして、本当の願いを決める。そのための体験期間なのですから。」

…まぁいい。

何か釈然としないが、どうせ記憶はすぐ戻る。今は楽しんだもの勝ちな気がしてきた。

ところで体験期間はいつからなのだろう?聞いておこうか。

「あの、…」

「体験期間なら明日の初授業日からです。」

…心を読まれるのって結構気持ち悪いな!


4、ちぇんじまいらいふ!!

初授業の日の朝、俺は期待で満ち溢れていた。

何故なら願いが叶えられるから。

何故ならやっと高校生になれるから。

何故ならやっと…

「部活ができるからだぁ!!!」

正直願い事の方はそこまで期待していない。

それよりも部活動だ。

学園ラブコメの大半は部活動の話だ。

「何部に入ろうかなぁ…」

やっと高校らしくなってきた!

きっと今日、友達も作れるだろう。

クラスに友達がいなくたって平気だ。

部活に居るのだから。

そんな妄想を膨らませている内に変なテンションになった俺は、昨日覚えさせられたばかりの高校の校歌をロックに熱唱しながらものすごい勢いで登校の準備を始めた。


♦︎ ♦︎ ♦︎

「いってきまーす!!」

まだ6時半だというのに家の中は賑やか(?)である。

紹介はしていなかったが、家には父と母、ペットのインコが住んでいる。

小さい子供がいないので、朝は皆忙しく、二度寝なんてとてもできる静けさではなかった。

「いってらっしゃーい」

年齢も容姿も微妙に若い母が若い女性よりも元気な声で送り出してくれる。これが俺の1日の始まり。これは小学生の時から変わらないことだ。

俺がいつもよりテンション高めにドアを開けようとすると、珍しく父が俺のことを呼び止めた。

「なぁ、拓也たくや。お前もう高校生なんだからもう少し身だしなみを気にしたらどうだ?隣のヒカルちゃんなんて、常に身だしなみが整っててお前とは大違いじゃないか。」

「はいはい、いってきま…ん?隣のヒカルちゃんって?」

「お前まだ寝ぼけているのか?早く行かないと遅刻するぞ。早く行ってこい。」

「はーい…」

そう言いながらも俺は謎の違和感を感じていた。

父がよく話すのだ。

いつもの父はかなり無口で、おしゃれなんて言葉を発するような人ではなかったはずだ。

それに隣のヒカルちゃん。

間違いなく聞き間違いではない。

父は確かにヒカルちゃんと言っていた。

ヒカルちゃんって誰だ?俺はその人物を絶対に知らない。知らないはずだ。

しかし、さっき父に言われた時は全く違和感を感じなかった。むしろ、ヒカルちゃんを知らない自分に違和感を感じているほどである。

俺は謎の美少女にヒカルちゃんの記憶を抜かれたのか…?

そんなことを考えながら家の玄関を後にすると、そこには見知らぬはずの人がいた。それなのに…

「おはよう、ヒカル。またせたな。行こうか。…っ!?」

勝手に口が動いたような気がした。いや、動いた。

この人物を勝手に口がヒカルと呼んだ。

この人物に勝手に口がまたせたなと言った。

…どういうことだ?俺は頭がおかしくなったのか?

俺はかなり混乱した。

そりゃそうだろう。父が急にお喋りになり、知らない人物の名前を出した。そして、家の外には見知らぬ人物がおり、俺はそいつに挨拶をしたのだ。しかも口が勝手に動いて。

いよいよパニックに陥ろうという時に、俺の頭の中に声が響いた。

『落ち着いて、高原さん。別に貴方の頭がおかしいわけではありません。』

「誰だっ!?」

「えっ、たっくん?どうしたの?大丈夫?」

『私は謎の美少女です。貴方の目の前にいるヒカルさんについてですが、その人物は貴方のお願いによって作り出された人物となっております。ですから、自然に接してください。もし、相手が違和感を覚え、自分がつくられた存在ということに気がついてしまえば、このお願いは終わってしまいます。これからも一ヶ月間はこのようなことがおこりますが、冷静に対処していってください。以上です。』

「…なるほどな。ごめん。なんでもない。行こうかヒカル!」

「えっちょっと、大丈夫なのたっくん?」

「大丈夫大丈夫!」

謎の美少女からアナウンスがあり、俺はパニックから脱し、それどころかテンションまで上がっていた。

何故ならこのお願い事が脱し只者ではないことを悟ったからだ。

そして俺は気付いた。

このお願い事で俺の高校生活はきっと薔薇色になる!!



続く


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