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暑い日

作者: 立花そな


階段を上がると太陽の光が歓迎をした


君が招いた場所は特別


二人だけの空間は夏の思い出


暑い部屋に風が吹く


カーテンが揺れて 僕らと笑う


少しだけ歳が大きい君は 先に進んでしまう


僕を待ってくれる事はない


頼んだら


僕が追いつくまで時を止めていてくれる?


鼻歌は無意識なの わざとなの


僕が好きだと言った曲を覚えてくれているの


風が吹くと涼しいのに


君の髪が揺れて


いつも見えない額が見えると


僕は暑くなる


日記を書いてる


毎日 毎日 君のことばかり


自分でも分かる


僕が君のことが好きだということ


君は気づいているの


それとも


頬が赤くなるのは暑さのせいだと誤魔化せるのは真夏だけ


ねぇ 気づいているよね


それとも やっぱり


君が他の人を見ているのに気づいてしまった


夏祭り


一緒に来たのによそ見して


心が騒めく


君の恋心は勘違いだったらいいのに


花火みたいに散ってしまえばいい


青空の下で太陽を見つけた


隣にいるのは僕じゃない


年上の人が好きなんですか


僕に気がついて


君がくれる笑顔は欲しくない


僕の気持ち 分かっているよね


それとも やっぱり 僕は眼中にないですか



ありがとうございました!



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― 新着の感想 ―
[一言] せ、せつないですね……。 「僕が好きだと言った曲を覚えてくれているの」の一文の破壊力がすごいなと思いました。 僕が君に対して抱いている恋心と期待感がすごく伝わってきて……言葉のチョイスが素晴…
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