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それは、ある夏の話  作者: 藍井 茶
第一章
7/12

-第5話--言い伝え-

昔、今から約900年前の話

二人の少年がこの地に降り立った

彼らはこの世界の外から来たという「気づいたらこの世界にいた、ダンジョンを攻略すれば元の世界に戻れるんだ、だから僕たちはダンジョンを攻略しに行く」そう言っていた

3年間二人の少年はこの地でダンジョンを攻略して絶対に倒せないと言われていた幻のモンスターを倒した、

英雄と称えられた彼らにその頃世界を統治していた王はこう言った「この地に残ってくれ、この地を守ってほしい」と、少年たちは次の世界へ向かわねばならないと言った。

しかし王は諦められなかった、多くの人々からも引き止めてほしいと託されていた。

何度も、何度も頼み込むと少年たちは「もう1年だけだったら留まります。ただそのあとは次の世界へ行かなければなりません」と話し、この世界へ1年だけとどまることを約束した。

その1年間少年たちは多くの人から慕われ多くの物をもらった、食料、金銭、そして愛情すらも

そして1年後、ついに少年たちは旅立つことになった次の世界へ

少年たちは惜しまれながらもその地を後にした、ボスから取った宝石を掲げると眩い光が当たりを照らした。

そして光が収まるとそこから少年たちはいなくなっていたそうだ


その5年後

少年たちは突然に戻ってきた、

元の世界へ帰れるのだと、だから本当のお別れを言いに来たと、

帰ってきた少年たちには仲間がいた、多くの世界を回ってできた仲間だという。

だからこそ少年たちは帰ることができなくなってしまったとわらいながらいったそうだ。

その後少年たちは数多くの世界の話をした、この世界の次に行った地下だけしかない世界のこと、火山が活発になって年中熱い世界のこと、そんな旅話を聞かせてくれたそうだ。

少年たちは仲間と共にこの地にいたいと言った。

王は快く受け入れ、人々も歓声をあげて少年たちを世界の一員として受け入れたのだった。


「この話はね私たちの町で語り継がれている話なんだよ、当時の冒険話はその時の少年たちによって本として売り出されたんだけど、今ではもう残っているものが少なくてね、君たちに見せることすらできないんだよ」

「いえ、こんな話してくれてありがとうございます、エネさん。俺たちも同じような感じです、ただ、前の世界には、全くと言って未練がないのもので、何年もこの世界にとどまるかもしれませんね。」

「そうかい、じゃあしばらくうちに泊まっていきな。」

スープを飲み終えた俺たちはエネさんにこの話をしてもらっていた。

「ありがとうございます、ただ、、いいんですか?」

「あぁ、いいよ。うちには部屋もいっぱいあるし、私のお父さんも快く受け入れてくれると思うよ。この言い伝えの通りなら、君たちもダンジョンに一応は挑むんだろう?」

「はい、ゆっくりですけど、挑んでみようとは思います。帰れるなら帰りたいので。」

「さぁ、片付けも終わったし、行こうか少年」

「はい!」

エネさんの言っていた言い伝えを書いてみました。この言い伝え通り二人は次の世界を目指すのでしょうか?乞うご期待です。

※誤字訂正、感想、評価、バンバンください、無言宣伝 可

どんな評価でもいいです、作者のモチベになるのでよろしくお願いします。

(Twitterもやっているのでそちらもよろしくお願いします→https://mobile.twitter.com/tPkQktx0qfi1Bqu)

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