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深夜コンビニ行ったら鬱になった

作者: 寝癖太郎
掲載日:2021/01/08

「僕の人生クソだ」


1人真冬の深夜、夜食を買いに行く僕は独り言を言った。

深夜だからなのか、すごく頭の中が鬱だ、過去の色々、これからの色々、色んな色々で頭がおかしくなってる。


「どうしようもなくクソだよな、本当に……」


「あ、そう言えば」


この前youtubeで鬱状態の時はなぜ自分が鬱になってるのか、考えた方が効く的な動画を見たのを思い出した。


「やってみるかな、コンビニまで暇だしイヤフォン忘れたし」


僕はコンビニ行く道のり15分でなぜ僕の人生がクソなのか考えてみた。


25歳 男 彼女無し 会社員

特に金にも困っていない、まぁ稼いでるかって言われたら平均以下の月給、趣味は漫画読んだり動画見たり、1年前くらいまで彼女と2年間同棲していたが別れた。友達はそこそこいる、たまに飲みに行ったり。まあそこそこ楽しい人生だと思う。


じゃあなんで僕の人生はクソなんだ?金?女?趣味?僕は頭の中でごちゃごちゃ考えた、余計鬱になっただけだった。でも閃いた。ピカっと


「生きてるだけ…」


いや、まだ言葉に出来てない 閃いたけどまだ具現化出来てない いや 出来てるか


「死にたいんだ……」


僕は小さい声でそう呟いた。人間本当に驚いた時って大声出さないんだな……


今までよく死にたいと思ったことは何度もある、自殺のことで頭がいっぱいになったこともある。でもその時は望んで自殺がしたいなんて考えてなかった。自殺しか選択肢がないから自殺したかっただけ


でも今みたいに色んな選択肢がある中、死を選んでる自分にとても驚いた……


このまま生きていてもそこそこな人生を歩めるだろう、友達だっているし、お金もある、多分彼女も出来るだろう、全てがそこそこだけど別に不満は感じてない。それでいいだろうと思ってる自分もいる。


でも多分それでも僕は死を選びたい。


なんで死にたいんだろ……まぁ理由なんてなんでもいいか、死にたいから死ぬんだ。それでいい


なぜ僕が鬱状態になっていたのか、理解して少しほっとした。いつ死のうか、死因はどうしようか。色々と考えてたらコンビニに着いた。


(さっさと買って帰って色々と調べよう)


僕はビールとおつまみを買ってレジに向かった。


「すいませーん会計お願いします」


「はーい!」


裏から出て来た人にハッとした。


めっちゃタイプな子が出て来た。


(あ、めっちゃ好き)


コンビニから出来てき心臓の高鳴りを抑えながら、帰り道、僕は独り言を言った。


「OKGoogleコンビニのバイトの子と付き合う方法」




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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後の主人公の変わりようがめっちゃ面白かったです。
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