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「インド料理の店・タージ」

作者: 葉月太一

ホットチャート50は、シニカレーより辛いのか?

 「インド料理の店・タージ」    

  

作  葉月太一


 

  かつて、長崎市の近郊には7町がありました。世界遺産の「軍艦島」

の外海町(端島)もその一つです。ところがそのうちの5町は、平成の

市町村大合併で、1市5町は長崎市に併合されました。合併しなかった2町

は、時津町と長与町です。時津町は商工業都市として、長与町は長崎の

べッドタウンとして、自立できるからだそうです。その時津町の中心街に、

インド料理の店があります。お店は繁盛していて、長崎市内の住吉地区

にもお店を出した程です。「時津まんじゅう店」の「甘さ」とは正反対に

「辛さ」が売りです。「インド料理の店・タージ」は、インド料理と言っ

てもほとんどがインドカレーのお店です。

 

 まずはメニューを紹介します。

 

 ナンとライスがありますが、ナンをおすすめします。

ここのプレーンナンは、ほのかな甘みがあり、そのままでも美味しく食べ

られます。プレーンナンだけのテイクアウトもOKです。


   ナン 

 

 プレーンナン・チーズナン・アーモンドナン・

 ムグライチンナン(これはスパイス・玉子・カシュナッツ入りです)・

 ピーナッツバターナン・ガーリックナン 


   カレーソース


 カレーソースは6種類ありますが、

   さらにそれぞれが6〜7種類できます。

 30種類のスパイスといろんな具を使っています。

 チキンカレーソース(7種類)・ラムカレーソース(6種類)・

 ポークカレーソース(6種類)・シーフードカレーソース(7種類)・

 ベジタブルカレーソース(6種類)・

 そしてタージ自慢の味スープカレーソース(7種類)です。


 それぞれのカレーソースに次のものが加わります。

 玉ねぎ・トマト・ミックス野菜・ほうれん草・茄子じゃが・きのこ・

 ココナツ・海老野菜・キーマ(これはひき肉カレーと卵です)・

 シシカバブ(これは野菜入りチキンミンチです)・バターチキン。


  お値段は、ナン      350円〜450円

       カレーソース  650円〜900円


 従って単品で頼むと、1000円〜1350円になります。

 セットオーダーがお得です。

  ウイークデーのランチタイムはセット700円からあります。

  子供セット600円もあります。


   Aセット           1100円


 カレーソース 1品

 ハーフナンまたはライス(小)

 チキンスープ

 サラダ

 ラッシー(これはヨーグルトと砂糖です・インドの代表的な飲み物です)

  

   Cセット           1300円


 カレーソース 2品

 ミニサラダ

 ナンまたはライス(大)

 ハーフナンとライス(小)

 お好みのカレーソース(ここから2品)

  チキン・ほうれん草     ミックス野菜

  ラム・ミックス野菜     スープカレー(チキン・ミックス野菜)

  ポーク           海老

        

   その他のメニュー


 サラダ類   350円〜450円

 カツカレー       900円

 インドピラフ 750円〜800円

 スープ    350円〜400円

 インドサンドウイッチ  600円

    シシカバブ・チーズ・野菜をナンで巻いたサンドウィッチ

 ソフトドリンク 250円〜300円

   チャイ(インドのミルクティー)   300円はお勧めです。


   アルコール類


 アサヒスーパードライ(中)          550円

 キングフィッシャー(インドの人気ビール)   550円

 ハーフボトルワイン(赤・白)        1500円


  

  私は、Aセットを頼みました。「辛さはどうされます?」と言われて

「ホットチャート」を指されました。1・普通、3・中辛、5・辛口、

20・激辛そして50も激辛。「食べていると、何もしないのに汗がたら

たらながれてくる辛さはどれ?」と尋ねると、インド人の店員さんは

きょとんとしていましたが、若い女の店員さんが「人によると思いますが、

私は、辛さ20でした」と答えました。「とすると辛さ50はすごいね。

食べる人いるの?」、すると「月に一人ぐらいいます」との事でした。

タージの「激辛50」はどんなもんなんでしょうか?


 以前、博多の天神ビルの地下に極辛のカレー店がありました。一番辛い

のは、「シニカレー」と言ってました。「シニカレーって何ですか?」と、

店員さんに尋ねると、「死ぬほど辛いという意味です」とまことしやかに

説明してくれました。お客さんがそのシニカレーを頼むと、店員は必ず

次のように言うように教育されているそうです。「お客さんお止めになっ

たらいかがでしょうか?」と。それでも頼む人にしか出さないのだそうです。

私の友人が挑戦するというので、案内したことがあります。止せばいいのに、

彼は迷うことなく頼みました。「そのために来たんだから」と言って。

最初は余裕でしたが、途中からおかしくなり、彼の顔からは、だらだら汗が

流れ出しました。彼は無言になりました。食後、事務所に戻るとすぐに、

「家に帰る」と言って早退しました。あとで聞くと、次の日の朝まで調子が

悪かったそうです。


 はたして、タージの「激辛50」はどんなもんでしょうか?

 どなたか挑戦してみませんか?

 

 セット料理の方は、最初にラッシーが来ました。デザートの飲み物かと

思っていましたので、私としては意外でした。ちょっと口をつけてみると、

「うん、甘いな。しかしくどくはないな」と思いました。次にサラダと

ナンが来ました。ナンが気になるので、つまんでみると、心地よい甘さが

ありました。「このままでも美味しい」と思いました。次の予定がなかっ

たら、帰りにテイクアウトしようかと思ったくらいです。

 最近、肉を食べる前にはサラダを食べてしまうのが良い、と何かで読み

ましたので、サラダを平らげました。次にスープが来ました。「あれっ」

と思ったら、案の定「香草」が入っていました。私は、東南アジアの独特の

香草は苦手です。しかし、ここのはにおいが軽かったです。ナンにカレー

ソースを付けて食べました。カレーソースの辛さ加減は、5番「辛口」

でしたが、少し物足りなかったです。今度は10番辛口をオーダーします。

次は20番、30番に挑戦します。

 ラッシーが残っていましたが、氷が溶けて水っぽくなっていました。

  ラッシーは、食後の方が良かったですね。

 

  インド料理のお店 タージ (タージは王冠の意味だそうです。)

 

   営業時間  11:00〜22:00(ご注文は21:30迄)

   定休日   不定休(?)

   電話番号  0120−927−226


                             葉月太一でした。


ホットチャート50もシニカレーも怖くて挑戦していません。

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