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吐露

吐露

作者: 三千


ごめんなさい、胸の内を少しだけ。


書いていて良かったと思う瞬間。


そんなの永遠に来ないと思ってて。


けれど、ほんの少しだけでもほめられたりすると、


ほっとしたり、良かったなって思うのは、


思い切って自分を出してみて良かった、


に、つながるんだなって、わかった。


歩くなら。


みなさんは……直しながら、迷いながら、歩いているのでしょうか。


私は。


歩いているうちに、


良かったと思うたびに心から落っこちる、小石のようなものを、


そんな小石を拾い上げては、


この胸の中へと押し込めている。


少しずつ少しずつ、そうやって、


歩く道をつくっているのだと思う。


とにかく、ありがとう。


あなたの時間をくださって。










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