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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

『向こう側の小宇宙』より。

コウフク

作者: 砥眞 芳矩

なあ、聴いてるか。

幸せ、てもんは、人それぞれにあるもんさ。


例えばだ、ある人物が幸せだとした事が

他人には到底理解し難い、なんて事はままある事。


他人の好き好きだし、共感しようが同感しようが嫌悪しようが、そんなもんは当人にとっちゃあ預かり知れぬ事だわな。


寧ろ、それを無理強要するのは実にナンセンスだ。


結局、本人次第。


生きている事がシアワセであるのか、

はたまた、

死に逝く事がシアワセなのか。


例えばだ、

男女が死を分かつまで、結ばれる。

これが果たして、シアワセか。


見方次第じゃあ

幸せであり、

死合わせなのさ。


結婚は墓場。

良い表現だと思わないかね。

良い意味とも悪い意味とも、何方にでも受け取れる。


いいかい。

君が今置かれている現状もまた

同じなのさ。


君とはどうやら意見が一致しそうには無さそうだが、

詰まる所、そういう事なのさ。


あぁ、そうそう。そう言う事さ。

解ろうが解るまいが関係ない。

そういうことなのさ。




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