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134.0話 千穂の事:決心した理由

 


「じゃあね。それじゃ帰るよ。お大事に」


「あの……本当にいいんですか? 憂って……その……」


 ……中身、男の子なんですよ?


「……何を今更。何度か一緒に寝てるでしょーに。もし、憂が襲いかかってもさ。同じ虚弱でも、この子には負けないでしょ?」


 虚弱……。傷付いた……。あ! 笑った! ひっどい!


「……もしかして、逆に襲うの?」


「なっ!! 何を言ってるんですかっ!!」


「愛さん? 興奮させてはダメですよ?」


「はーい! ごめんなさい! 脱兎!」


 あ……。行っちゃう! お礼言わないと!


「お姉ちゃん!」


 これが1番だよね……。恥ずかしいけど。


「千穂!? なに!?」


「ありがと!!」


「ゆーあーうぇるかむ!!」


「あ。送ってくるね」


 ……そうですね。ちょっと抜けてるのかな? 恵さんって。


「……………………」


 ……えっと。何を話せばいいんだろうね……。いざ2人になると分からなくなって……。




「――千穂?」


「ん? なに?」


「だいじょうぶ――?」


 憂……。また涙溜めて……。いっぱい心配掛けちゃったね。


「大丈夫。ただの……生理……だよ?」


 あらら。首傾げちゃった。難しかったかな?


 あ。メッセージ。


【秘密を知り得た者たち】と……。


 あ。またいっぱい増えてる。新しいのは……恵さん。


【邪魔しちゃ悪いからこのままナースステーションにいるね。お風呂も使って大丈夫だよ。血はお風呂上がりに希望あれば綺麗にしてあげるからね。入る時には連絡してね】恵


【あ。気にしたらダメだよ。これが私の仕事なんだから】恵


 ……恵さんも優しいなぁ……。


 もう1人、見とかないと……。


【憂の事頼むよ。お風呂含めて。こう言わないと入らないっぽいw 清潔にしないとダメだからね。いっぱい話するといいよ。おやすみ】愛


 …………。


 ……敵わないなぁ。憂を入れてあげなきゃ……だね。


「せいり――こわい――」


 ……えっと……。


「無いと……困るんだ……よ?」


 小首を傾げてみる。憂も傾げた。あはは。

 ……笑い事じゃないかな? 怖い物って思わせたら大変なのかも……。


「こまる――?」


「うん。こどもの……準備……なんだよ?」


「――――じゅんび?」


 ……なんで保健の先生になってるんだろ?


「うん。お母さんに……なる……準備……」


「あ――!」


 ……思い出して頂いて何よりです。なんでこんな常識が抜けてるんだろう……?


 えっと……ナースコール? これかな? ポチッと……。


 きんこー……早っ! 止まった。「失礼しまーす!」って、パタパタと駆け足。広くて大変ですね……。


「どしたかな?」


「はい。あの……お風呂入ろうと思いまして……」


「言い淀んだらダメっ! 堂々として欲しいんだよ?」


 ……でも……なぁ……。


「じゃ、準備してくるね。すぐに貯まるから」


「ありがとうございます……」


 お礼を言うと苦笑い。ごめんなさい。堂々とって……無理です……。


 恵さんはトイレの隣のドアに消えていった……と思ったら、すぐに出てきて今度はドレッサーに移動。あぁ。そんな事まで……。


「ごめんね。終わったらコレ当てて、こっち履いててね。バスタオルは汚れても大丈夫だよ」


 ……渡されたのはナプキン……じゃない、失禁用……のかな? それとパンツ型の紙パンツ。これは……せつない。拒否してもいいんだろうけど……。


「――ぁ」


「あはは! 憂さんも……履いて……たね!」


「……そうなんだ……」


「ほんのちょっとだけだったけどね。目が醒めて少しの間、尿意が無かった…………」


 尻すぼみで最後のほうは消えていっちゃった。目が泳いじゃってますよ?


「大丈夫です。機能回復の事は知ってますから」


「……そうだったね。良かったー。憂ちゃん、すぐに尿意も便意も回復したんだよー。よっぽど恥ずかしかったのかな? 伊藤さんが担当の日も出てくるし……」


 ……伊藤さん。それは恥ずかしい。恥ずかしすぎて死んじゃえるレベルだ……。


「……3人だけだったからね。ここの担当は……。1人1日の3人でローテーション。大変だったけど、充実してたよー! あ。そろそろ貯まったと思う。凄い水量なんだよー! 見てくるね!」


 3人でこの部屋を空にしない形って事は24時間の仕事? それが3日に1度。1日平均8時間……。労働基準なんとか違反してないのかな? やっぱり専属の皆さん凄い……。


「いいよー! 何かあったらすぐにコールしてね!」


「はーい! さ……いこっか」


 何度目かなぁ……? 一緒にお風呂……。


「どこ――に――?」


 ……冗談だよね? 時々、こうやって鈍い時があったり、意外と……。意外とは余計。妙に鋭い時とか……。まだまだ不安定なのかなぁ……?


「行こ……?」


 左手を出すと条件反射みたいに、右手で手を取ってくれた。今までどれだけの時間、繋いだんだろうね? 優の時の何百倍……かな?


 あれ……? なんか嬉しそう?


「千穂の――て――」


 ……急に恥ずかしくなったんですけど。そっか。朝は違ったんだろうからね。


 あ。ダメ。私まで嬉しくなってきちゃった。


「いこ――?」


「……そうだね」





「あの……なんて言うか……。ご馳走様です?」


 恵さん……。

 ……全部、見られてたから……。


「憂さん? 気を付けて……」


「――おふろ――」


 疑問形じゃないんだ。ちょっと予想外。動揺するかな……って思ってたけど……。


「――うん」


 えっ!? この予想外は、ちょっとどころじゃないよ!?


 ……私が動揺してどうするの……。


「千穂――」


 あ。凛々しい顔してる。これ羨ましい。可愛いから綺麗に変わっちゃうんだよね。


「――あれ?」


 ……忘れないで欲しいな。


「まかせて――!」


 ……………………。


 あっ……。


 ……感動なのかな? 見惚れちゃったのかな? ……わかんないけど、なんか、じわっときた……。


「お願いね」


 あっ! 恵さん、あっち向いてるし……。





 変です。憂がカッコいいです。困ります。

 男らしくセーラー服を脱ぎ捨てて、「千穂も――」って。男らしく……? まぁ、気にせず……。


 うー!! これって何で!? すっごく恥ずかしい!!


「千穂――」


 こんなに小さい女の子の姿なのに、優なんだって、はっきり解って……。


「千穂――!」


「……はい」


 くるんと一回転。制服のまま寝ちゃってたから、ちょっと皺になっちゃったな……。とか、意識を別に向けようとしてみたけどダメ! 顔が熱い! たぶんこれ、耳まで赤いよ?


 ……憂がお世話してくれようって、張り切ってるんだ! 脱ぐ! ……脱ぐ……よ?


「――千穂――?」


 はい! 脱ぎますっ!! 脱ぎました!! 勢い大事! 制服脱いでスカート脱いで! ブラ取って!


 あぁ……紙パンツだしぃぃ……。


 紙の擦れる音がして……。なんでこんな……! しゅうちぷれいに!?


 ……結構、血……出てる……。紙パンツを閉じて、ゴミ箱のフタを開けてポイ。ちゃんとビニール袋、付いてたし。用意いいなぁ……。


「いく――よ?」


「……はーい」


 憂に手を引かれる。久しぶり……かな? 嬉しい……かも。


「――よい――っしょ」


 ほとんど音も無く、横開きのドアを開けくれると予想と違う広さ。ホントに凄いね。このVIPルームって……。


「千穂――ごめん――」


 憂は正面を向いたまま。私に気を使ってくれてるんだね。


「ん? なに?」


「これ――むすんで?」


 あ。髪の毛ね。


 ……お世話してくれる気、満々なんだ。


 ゴムを受け取って、憂の栗色の柔らかい髪の毛をひと纏めにしてあげる。憂の制服のスカートにいつも入ってるゴム。たぶん、初めて結んであげた時の。いつの間にかプレゼントしたみたいになっちゃった。


 ……大切にしてくれてて嬉しかったり。


「はい。いいよ」


「ありがと――。じぶんで――むすべ――なくて――」


 私に華奢な背中を向けたまましょんぼり。片手不器用だと難しいよね。


「いいよ? いつでも……」


「――うん」


 そのままちょっとだけ移動。「よいしょ――」って顔を背けながら椅子を持ってきた。


「――すわって?」


「はーい」


 背中を向けて座ると、しゃあああってシャワーの音。


 ………………。


 待ってみる。


「かける――よ?」


「うん」


 あー。あったかい。足元から掛けてくれるんだね。自分がそうして貰ってるからかな?


 気持ちいいー!


「はい――。ごめん――。うまく――できない――から――」


「ありがと」


 差し出してくれたのは、見たことないパッケージのシャンプー……? うん。シャンプーだ。大丈夫だよー。それくらい自分で出来るよ?


「かける――よ?」


「うん」


 ひゃああ! ちょっと勢いあるね! あ。緩まった。




 ……そんな感じでコンディショナー渡してくれたり、シャワー掛けてくれたり、出来る範囲でフォローしてくれる。そんな気持ちが嬉しい。


 さっぱりしたよ。変な汗、いっぱい掻いてたから。


 現在、背中を向けたまま待機中。たぶん、今、タオルを泡立ててくれてる……はず。


 ………………。


 …………。


 わっ!


 そうだった。右肩、つかむんだったね。すぐに背中をごしごししてくれる。前の……愛さんと一緒した時より、力強いね。少しは筋肉付いたんだ。

 ……もう少し強くして欲しいけど、それは贅沢かな?



 ごしごし。



 ごしごし。



 ……ごしごし。



 …………ごしごしごし。



 ………………長いよ?



「憂? もう……いいよ?」


「ふぅ――はぁ――」


 ……疲れてるし。止めないとダメなんだね。知らなかった……ごめん。


 椅子に座ったまま、くるんと半回転。


「わっ――! 千穂――!!」


 ギュッと目を瞑っちゃった。

 ……全然、成長してない。いつ見ても変わってない……ね。じゃなくて。


「貸して? 背中……お返し……」


「はい――!」


 ……なんで『はい』なのかな? 憂も半回転。うん。バランス崩さなかった。


 …………。


「憂? タオル……」


「はっ――! はい!」


 分かっちゃった。私の背中を流して、そこで任務完了なんだね。体には触れにくいだろうから。それで緊張感解けちゃったんだ。それで今度は別の緊張……。可愛いなぁ……。私もいつの間にか変な緊張解けちゃったし。


 後手で渡してくれたタオルでごしごし。ごしごし。お返しにいっぱいごしごし。体が強張ってて面白い。


 ……お尻。


「ひゃあ!」


 あはは! ついでに、ごしごししてみたら逃げちゃった!


 ……なんか時々、いじめたくなっちゃうんだよね。私のほうを向けないし、今日は文句言えないし……。拗ねちゃったかな?


「ごめんね」


「――う、うん」


 憂はもう一枚のタオルを取って、知らない銘柄のボディーソープを泡立てて、自分の体をごしごし。私もごしごし。


 それが終わると憂は広い浴槽に。「一緒に……」って、背中向けたまま誘われたけど……ちょっと……ね。私は、シャワーずっとかけてました。

 憂の体は全く成長していません。たぶん、成長したくないから止まってる。憂が自分の意思で止めてる……。想いに脳が反応するって事は、きっとそうなんだろうな……って。


 きっと、本当の意味で女の子になれた時に成長を始めるんだと思う。




 お風呂上がり。用意されてたバスタオルは3枚。恵さんって気が効きすぎなんじゃないかな? いいお嫁さんになるよね。絶対。


 紙パンツは……最近、出てきた紙パンツ型の生理用品だと割り切って履きました。でっかい尿失禁用の……も、割り切って当てました。開き直らないときついです。


 家から愛さんが持ってきてくれた白いパジャマを着たら「いいよー!」って、憂を呼んだ。出てきたら「うぅ――ずるい――」って。転んだら大変だし、仕方ないでしょ……。






 憂がギュッと右手を握ってくれた。あはは。目もギュって閉じてるし。憂が刺されるワケじゃないでしょ? 昼のルートは右手。不便だったよ。邪魔になるから。


「はい。チクッとするよー」


 うー! この針が刺さる瞬間って怖い!!


「はい。ルート取れたよー。夜も出血多かったら、こっそり何か入れるからね」


 ……凄い。ほとんど痛くなかった……。お昼の時は裕香さん。裕香さんも上手だったし……。精鋭……なのかな? ところで、何かってなに?


「あの……。専属の基準って……」


「もちろん、腕よー!」


 ほとんど出来ない左腕の力こぶを、右手でぽんぽんと叩いて見せてくれた。やっぱりそうだよね。


「そうそう。明日の検査で蔵迫先生から伝言貰ったよ。『あの時は、無理にとか言ったけど、恥ずかしい検査はしません。安心してくださいね』って。本当に大事な事だから考えておいてね。お姉さんとしては受けておいて欲しいな」


「検査……かぁ……」


 怖い。お母さんの事とか、乱れてたりとか、量が多すぎたりとか……。検査が怖いんじゃなくて……。


「――けんさ?」


 ……そうなんだよ。もしかしたらお母さんになれなくなる結果が待ってる検査……。


「憂さん。説得……任せますね」


「――せっとく?」


「それじゃあ、ステーションに居るからね。いつでも呼んで? あと、1時間おきに覗くけど、それはご了承下さい」


「はい」


「パンツの中も見させて頂きますよ?」


「ぅ……はい……」


 にっこりスマイルで満足そうに「言質は頂きました。それでは失礼致します」って丁寧なお辞儀。

 ……やられた! ……って思いながら、一礼して歩いていく恵さんの背中を見てたら「けんさ――いや――?」って。




 それからは憂に生理がおかしい事。それが元の貧血で倒れちゃった事を説明しながら個別チャットの返信。時間はたっぷり。憂は赤くなりながら、きちんと聞いてくれた。


「いやなら――いやで――いいよ――?」


 心配そうな顔で見上げてる。私の意思を尊重してくれてるのかな……? 憂は説得任されたんだけどね……。子どもが出来ないって結果が出たら……。



 ……あれ?



 子どもが……?



 もし、そうだったら……?



 それって……?



 子どもを諦めたら……?



 ……憂と一緒に居てもよくなるんだ。



『仕方ない』って言い訳に出来るんだ……。



 私……やっぱり、今でも憂の事……。



 だから「ううん。受けるね」って。



 憂は不思議そうに「そう?」って、小首を傾げた。





 お父さんと愛さんに最初に伝えた。憂との会話のながらで、憂にもお父さんたちにも申し訳なかったけど……。仕方ないよね……?


【良かった。千穂が貧血で死んじゃったりしないか不安だったんだ】千穂の父


「バスケ――プロ――?」


「うん。プロの……リーグ……」


 千穂【貧血じゃあ、なかなか死なないんじゃないかな?】


「ホントに――!?」


「うん。今年……から……」


 日本でもついにプロリーグ。やっぱり知らなかったんだね。私も観た事ないけど……。あんなに好きだったのになー。


【良かったー! 受ける気になってくれた理由を聞きたいけど、やめとくねw】愛


 個別のチャットの掛け持ちって、切り替え大変。誤爆しちゃいそう……。


「いいな――」


 しょんぼり。()だったら……って考えると、いつかは日本中のバスケファンを沸かせてたかも……だしね。言わないほうが良かったかな……。


 あ。お父さんから。


【貧血をバカにしたらダメ! ……って、そろそろこれやめておくね。明日の夜にでもゆっくり話そう?】千穂の父


 千穂【はーい。おやすみなさい】


「拓真――! バスケ! やらせる――!」


【おやすみ。ゆっくりね】千穂の父


「……憂? 無理強い……ダメだよ……?」


「むりじい――?」


 あ……。愛さんから……。ちょっと忙しいなぁ……。あはは……。


【ごめん! 要らん事言った! 謝ります! 私も落ちるね。おやすみなさい】愛


 あ……。そっか。一緒に居るんだった……。


 千穂【はい。おやすみなさい】


 ペチン。送信が終わった瞬間に手を叩かれた。唇出てる……。


「ごめん。折角の……2人きり……だもんね」


 ガバって押し倒してみた。


「千穂――!?」


 あはは! 抵抗できないね! 私、点滴のルート入ってるし!


 あれ……? 大人しくなっちゃった……。


「千穂――」


 う。えっと……その……。


「なに……かな……?」


 あ。目、逸した。まつ毛長い……。憂の目ってホントにキレイ……。


「なんでも――ない――」


 ……そのまま襲えるはずも無く……。その内に、憂は寝ちゃいました。








【そっか。それもそうだね】千晶


 千穂【うん。結果……。出てから考えるのもありかな……って】


【良い結果が出ますように……。祈っておくね】佳穂


【あんたの場合、結果が最悪で千穂の夢が潰えて、憂ちゃんと一緒になるのが嫌なんでしょ?】千晶


【そんな事ないぞっ!】佳穂


【とにかく千穂がやっと本心を明かしてくれた事が嬉しいよ】千晶


【うん。それはあたしもだ!】佳穂





 ……卑怯だな。私。


 憂は、あどけない顔で……何も知らずに寝てるのに……。


 裏ではこんな風に……。夢を捨てきれなくて……。


 夢が途絶えた時の保険みたいに憂の事を……。



 ……ごめんね。



 憂が好き。大好き。



 ……これは本当なんだよ?



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