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掌編小説集2 (51話~100話)

未来へ

作者: 蹴沢缶九郎

タイムマシンを発明した博士は遥か未来へとやってきた。様々な未来の技術を手土産に現代に戻ろうとした博士の元へ、一人の男が現れ言った。


「どうもこんにちは、タイムワープ税を徴収しにやって参りました。」


「タイムワープ税だと。」


「はい、あなた様がいらした時代からですと、往復分で納税額はこれほどになります。」


提示された額に博士は驚愕する。


「ふざけるな!! そんな額払えるわけないだろう!!」


博士は抗議するが相手は退かない。


「困りましたね。ではこの時代に残って納めて頂く事になります。それまでタイムマシンは我々の方で預かっておきます。」


とんでもない事になった。私は提示された膨大な納税額を生きてる間に納める事が出来るのだろうか…。私の一番の過ちは、来る時代を間違えたとか、タイムマシンを発明した事などではなく、不老長寿薬を発明しなかった事の様な気がする。

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