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熊と狩猟乙女  作者: 魔王の善意
熊編
22/41

デイビー=ダビットソン㉒

「ううむ・・・」


エッフェル騎士団長に手合わせをお願いしに行ってから数日。

僕は悩んでいた。

大騎士になるために体を鍛えなおし、狩りに行って戦いの勘を取り戻しつつあるのだが・・・

何かが足りない。


そんな空虚な穴がぽっかりと開いてしまったのか。

僕の心には冷たい隙間風が吹いている。

それを埋めようと努力を重ねるも、決して拭い去ることのできない不安が押し寄せて来る。

この不安が何なのか僕にはわからない。


「隊長。そろそろ休憩しましょう。」

「もう無理。」

「相変わらず、化け物だぜ・・・」


無理を言って訓練に突き合わせてしまった部下たちが愚痴を零しながら地面に倒れこむ。

一日に数時間。仕事の合間を縫って訓練に混ざって手合わせをしているのだが、どうも僕の部下たちでは訓練にならない。

別に部下たちが弱いわけではない。

緑の騎士団の最強部隊と呼ばれる僕の部下達の実力は緑の騎士団内で上位に位置している。

ただ、彼らを訓練しここまで育てたのは僕なのだ。


彼らの癖や得意戦術を知り尽くす僕にとって彼らとの訓練では、不測の事態に対する対処というものが起こり得ない。

大騎士になるための大会での戦いや、戦場では相手の戦術をすべて知ったうえで戦うことなどまずありえない。

だからこそ、僕はエッフェル団長に手合わせをお願いしに行ったのだが、それは叶わなかった。


大会にはエッフェル団長だけでなく、あのチャール君も出場するそうだ。

噂では、他にも何人か名の知れた使い手が出場を決めていたりしており、貴族の人達がその人たちの中から自分達が推薦する人を選んでいるそうだ。


我が国の大騎士を選ぶ国王御前試合の出場者は全部で16人。

そのうち、予選を突破して御前試合に参加する人数は僅かに4人だけなのだ。

残りの大多数である12人は、一定以上の地位を持つ貴族の方たちが推薦人という形をとり、推薦された人たちは予選を行うことなく御前試合に出場できる。


僕は今回、リードザッハ家の推薦を受けて参戦するので予選には参加しない。

他にも、四大貴族の方々が選んだマヴィルス家の推薦する男を倒すための戦士たちが続々参加予定だ。

そのため、他の貴族たちも実力のある人たちを探しているようだ。


御前試合に優勝し、大騎士を推薦した貴族には当然の如く旨みがある。

そもそも、推薦枠を獲得するだけでも、現在の国家内での権力の大きさを世間に知らしめることになるのだ。

なにせ12人の推薦枠の内、長年固定されているのは国王枠と四大貴族枠(4つ)の5つのみ。

残りの7枠はその時代で権力を手にしてきた人たちが奪い合ってきているそうだ。

子供の頃はそんなこと考えてなかったけど、今になって考えると大騎士を決める御前試合って貴族間のドロドロとした思惑が入り混じってるんだな。


いや、今回は前大騎士枠もあるから確定していないのは6枠だけなのかな?

大騎士を入れ替える場合、前大騎士が死亡している場合は通常は存在しない枠なのだけれど、今回は病気による引退なので前大騎士であるヨルダンさんが一つ推薦枠を持つことになる。

おそらくここはチャール君で決まりだろう。

同じ『青の騎士団』だし、彼の実力は我が国最強部隊、『青の騎士団』内でも頭一つ飛び抜けているはずだ。


他には誰が出るんだろうか。

エッフェル団長もおそらく推薦枠で出てくるだろう。

他には、我が国で有名なのは『肥沃なる豚』『紅蓮の獅子』『新緑の大鷲』『辺境のアリクイ公』なんて二つ名もよく聞くな。

全員と面識はある。チャール君とエッフェル団長は出場すると言っていたし、赤の騎士団団長の『紅蓮の獅子』も出てくるのかな。

『辺境のアリクイ公』は実力はあるけど辺境の地を治める方なので中央に駐在することになる大騎士にはなりたがらないかもしれない。

年齢も四十を超えているし、辺境と中央での仕事をこなすのは大変だろう。


他にも、最近有名なのは『冷酷なハリネズミ』『白いフクロウ』『お茶目な虎』とかかな・・・

名前はよく聞くけど、会ったことないからどんな人たちかは不明だ。

というか動物で例えるのが多いな。


こんなの一体だれが考えてるんだろうか。


「いや、そういえば一人。心当たりがあるな。」


多分、彼なら御前試合には出ないだろう。

実力的にも申し分ない。


僕は時間があるときに彼を訪ねることにした。


「というわけで、会いに来たよ。」


「? なにがどういう訳なんだい?」


僕の突然の訪問に、彼は小首をかしげながら返答してきた。


「君なら御前試合に出ないと思ってさ。手合わせをお願いに来たんだ。」


「断る。」


僕のお願いを即答で断る彼の名はヴィオ=フォン・エルトゥーン。

エルトゥーン侯爵家の次男坊で、諜報部所属の情報調査員だ。

彼は出世頭なので、すでに任務で諜報活動はしておらず、その情報をもとに軍や政治の上層部にまとめた情報を報告する係についている。

僕の同期で騎士学校では主席卒業を果たしている。秀才だ。


「諜報部の人は顔が世間に広まると困るって聞いたんだ。だから君は御前試合に出ないだろう?」


「ああ、そうだな。」


「じゃあ手合わせを・・・」


「断る。」


僕の言葉をまるっきり無視して、彼は目の前の書類とにらめっこをしている。

僕は書類の中身に間違っても目を通さないようにしながら、彼に何とかお願いしてみる。


「断る。」


書類の内容が間違っても外に漏れると大変だから、僕はできるだけ書類を見ないようにしてお願いする。


「断る。」


なんでだろう。

すでに三回以上お願いしているのに全く反応に変化がない。

というか、少しは僕の話を聞いてくれてもいいんじゃないだろうか。

こうなると、何か少し別の方法で攻めるしかないのではないだろうか。

よし、彼のために何か甘いものでも買ってこよう。


「はい。これ。」


「ん?」


僕が決意を新たにお土産を買いに出ようとしたところでふいに差し出される一枚の用紙。

何が書いてあるのかを見れば、そこにはとある商会と衛兵隊隊長との癒着の証拠が書かれている。

なんでも、この商会は取引先に渡すはずの商品をすでに別ルートで売却しているという架空の販売取引を行って金銭を巻き上げているらしい。

そして、その証拠を衛兵隊の隊長が隠蔽しているとか!


「こんなことが許されるはずがない!!」


商人の息子としてこんな違法行為を野放しにしておくわけにはいかない。

僕はさっそくここにある資料を精査して、必要な書類だけを集めると「行ってくる!」と一言だけ残して部屋を後にした。


「がんばって~。」


後ろからやる気なさげな彼の声援が聞こえる。

任せてくれ!

こんなひどいことをする連中は僕がすぐにでもお縄にしてくれる!


僕は自分の部隊に戻ると早速、先ほど預かった資料を副官のみんなに見せる。

王国内のしかも、王都で起きた詐欺事件。おまけに、その詐欺に王国衛兵隊隊長が絡んでいるとあっては見逃すことはできない。

こういった不正の摘発は騎士団の仕事ではないが、こういった事案の解決を図る衛兵隊が買収されている以上、僕たちが動くしかない。


「・・・隊長。仕事を増やさないでください。」


「というか、何しに行ってきたんですか?」


ミーファちゃんが眉間に皺を寄せながら抗議をし、ガレット君が呆れたように僕を見て来る。

そ、そんなことは今は別にいいじゃないか。

重要なのはこの案件が王国の秩序を揺るがすものだということであってだね。


「でもこれ。諜報部の人から手に入れてきた資料でしょう? 俺たちが動かなくてもそのうち解決する案件なんじゃないですかい?」


僕の弁論をミゲルさんが一刀両断してしまう。

確かに、諜報部の人達はこれを上司や関係各所に連絡して、後日、適切な処罰などを行うだろう。

なのに、僕がこの資料を持ってきてしまったせいで上司への報告が遅れれば大問題になる。

ど、どどどどうしよう!!

なんだか余計なことをしてしまった気がするよ!!


「というか。この資料の持ち出しってしてよかったんですか? 一応、諜報部の機密事項ですよね?」


焦りのあまり変な汗が噴き出している僕にガレット君が追撃をかけて来る。

や、やめてくれ。それ以上は聞きたくない。


「と、とりあえず返してこようかな。」


今ならまだ間に合う気がする。

僕の反応に副官達3人はため息をつきつつも、うんうんと頷いている。

やはり、そうして方がいいということなのだろう。


「隊長。諜報部から手紙が届いてます。」


僕が部屋から出ようとした所で、関係各所に連絡を入れる伝令係の隊員がやってきた。

僕は手紙を受け取ると彼を笑顔で見送った。


(なんだろう。こんな忙しい時に、僕は早くこの資料をヴィオ君に返しに行かないといけないのに・・・)


自業自得の事態であるが、心の中で文句を言いながら手紙を開く。

どうやら差出人はヴィオ君のようだ。


(なんだろう。さっきの資料を返せとかいうことかな?

言われなくても今から持っていくよ!もう、君がこんな資料見せなきゃ持っていかなかったのに・・・)


僕はまた心の中で悪態をついて手紙を読み進める何々・・・


『デイビーへ

先ほどの資料の件。

「デイビーの奴が今日中に星を上げると言っていました。」と上司に報告しておいた。

なので、後は頼む。

上司も「忙しいから助かる」と言っていたよ。

緑の騎士団の団長には私のほうから捜査協力を依頼したことにしておくからあとは任せた。』


な、なんということだ。

先手を打たれている。

というか、今日中ってさすがに無理じゃないかな?

いくら商会と衛兵隊隊長の癒着の証拠があっても背後関係や他にもかかわっている人を捜したりしないといけないんだよ?

僕はやれやれと首を振りながら彼からの手紙を読み進める。

そして、最後の一行で僕の動きはぴたりと止まった。


『PS、今の僕の上司はダグラス卿だよ。』


な、なんだってー!!

やばいやばい。

これはさすがにまずい。

たとえ僕が言っていないにしても間接的にでもダグラスさんに「今日中」なんて言ってしまったら本気にされかねない。


「全軍を集めろ。今日中に背後関係を洗い出して捕縛する。」


僕の冷ややかな声に3人の副官達は即座に行動を起こした。

ミーファちゃんは手紙を持って騎士団長のところに事情を説明に向かい、ミゲルさんは部下達を集めに向かい、ガレット君は僕が持ってきた資料を精査しだした。


は、早い。

3人の優秀な副官達は巧みに部下を使いこなし、瞬く間に証拠を揃えて日が沈む頃には大半の人間を検挙してしまった。

僕が口をはさむ隙間なんて全くなかった。

いけない。

このままでは隊長としての威厳が保てない。

何とかしなければ・・・


「隊長お願いがあります。」


「ミーファちゃん! な、なんだい? 僕でよければ力になるよ?!」


困っている僕を救うために女神のように現れたミーファちゃん。

もうどんなお願いだって聞いちゃうから僕にも捜査を手伝わせておくれ。


「では。これで素振りしてきてください。」


そう言って差し出されたのは巨大な木製の棍棒だった。

ちなみに、差し出したと言っても巨大な台車の上に乗った状態でだ。

台車自体も部下2人がかりで引いてきたようだ。

いや、こんなの差し出されても困るのですが・・・

というか、全く捜査に関係ないよね? もしかして、新手のいじめですか?


「できるだけ、素振りの音が響くようにお願いします。あと、牧場から今日始末する予定の動物を引き取ってくるように手配しておきましたので、始末もお願いします。経費で落としましたので、ミンチにしてしまって構いません。」


ますます訳の分からないお願いに僕は頭を悩ませる。

なぜそんなことを僕にさせるのだろうか?

ちょっとなんでか聞いてもいいのかな?


「隊長、例のポイントに移動をお願いします。」


僕が質問を始める前にガレット君が移動を促してきた。

仕方なく僕は部下達を信じて棍棒を手に持って移動を開始した。

木製にしてはやけに思い棍棒だが、大きいからしょうがないのかもしれない。



~ミゲル視点・尋問~


俺達は今、隊長のうっかりに巻き込まれてある事件の捜査を行っている。

その事件の星を今日中にすべて上げなければならないのだが、まだ数名。名前の挙がっていない奴らがいると思われる。

だから、最後に捕まえた奴らから関係者を自供させようとしているのだが、これがまた難儀でな。

なかなか口を割らないんだ。


だから、俺達は最終兵器を投入することにした。

本当はこの手段は使いたくないのだが、この方法で今までに何人もの人間の口を割ってきている。

背に腹は代えられない。


「もう一度聞くぞ? この件にかかわっている奴らの名前を吐け。 そうすれば減刑を打診してやるぞ?」


「へ。 その手には乗らねぇ~ぜ。 どうせ詐欺罪だなんて懲役数年か、詐欺で得たお金を上乗せして被害者に返せばチャラになる。 法律ぐらいは知ってるさ。」


ううむ。

やはり厄介だ。

こいつ、無駄に我が国の法律に詳しい。

確かに、男の言った通りこの国での詐欺を行った場合の対処はそんなものだ。

被害者も取られたお金を上乗せして返してもらえば、うるさくは言ってこない。

だが、それではだめだ。

いや、法律的には問題なのだが、現状の俺達の立場上。それではダメなのだ。

隊長とリードザッハ家の縁談を快く進めるためにも、この件は完璧に終わらせなければならない。


(できなかったらミーファの奴がうるさい・・・)


隊長は別に気にしないだろう。

リードザッハ家も特に気にしない可能性が高い。

だいたい、捜査を開始した日のうちに解決するだなんて不可能に近い。

いくら情報がある程度あると言っても裏付けやらなんやらで時間がかかる。

まぁ、それをやれてしまうあたり。俺達は天才だな。と思うが、やはり手の届かない部分は出てくる。

なので、最後には我が軍の最終兵器投入することにした。


ブオン ブオン


窓の外から盛大な音が聞こえてくる。

その音を聞きながら俺は視線を窓の外に向けた。

容疑者の男も俺の視線につられて窓の外を見た。

そこには、巨大な木製の棍棒を振り回す我らが隊長の姿があった。


「部下に尋問を任せて素振りか。あんた達の上司はやけに暇そうだな?」


男はニヤニヤと笑みを浮かべて俺に話しかけてきた。

どうやら、こちらが手詰まりになっていることを察したらしい。

まぁ、そういう状況でもなければ隊の長が素振りなんてしないだろうしな。


男は仲間が逃げ切ったことに満足したのかほくそ笑んでいる。

今回の詐欺事件、数件の被害者がいたがその被害者全員がこの男から詐欺を受けたわけではない。

詐欺事件は人を変え名を変え行われている。

要するに複数人の犯人がいるのだ。

なので、全員を捉えなければ詐欺事件を完全に解決したことにはならない。

そして、俺達が捕まえていない犯人がいることは被害者と加害者の人数差によって判明している。


このままでは全員を捕まえることはできない。

そうなれば、こいつらは仲間を守った功績で出所後に大金を得ることができる算段だ。

数年の刑罰など彼らが得るであろう大金の前では無意味なのだ。

こいつらは詐欺被害者に金を返すような真似はしないだろう。

そんなことをすればせっかくの大金がパーになる。

そして、金は既に別の仲間が隠しているようで、こいつらの手元にはなかった。


(まぁ、お前たちの笑みもすぐに消えることになるがな。)


俺は窓の外を眺めながら心の中でほくそ笑んで犯人の男に話しかけた。


「うちの隊長がそんな優しい人に見えるか? 悪いことは言わん。 このままじゃ死ぬことになるんだ。さっさと白状しちまいな。」


「ハ! 脅しのつもりか?! 詐欺罪で死罪になるはずないだろうが! 下手な脅しをするんじゃね~よ!」


俺の言葉に男は臆することなく悪態をつく。

だが、俺の言葉は真実だ。

このままいけばこの男は間違いなく死ぬ。

なぜならば、俺達は衛兵隊でなく騎士団だからだ。

こいつらは衛兵隊の隊長と組んで詐欺自体を闇に葬ろうとしてようだが、その考えは甘い。

騎士団が動けば、衛兵隊が行う法規的措置以上の罰があることをこいつらは知らない。


「残念ながら俺の言ってることは真実だ。騎士団には緊急時の犯罪取り締まり法がある。そして、その法律に照らし合わせるならばお前たちは間違いなく懲罰刑にあう。これは列記として事実でこれはその証拠だ。」


俺はそう言って騎士団の超法規的措置に関する資料を男に提示した。

そこには騎士団の治安維持における犯罪抑止のための懲罰刑が記されている。

詐欺罪の場合、懲罰という名目で一発だけ背中を殴打されることになっている。

これは、戦時中などに犯罪を抑止するために行われる超法規的な措置なのだが、今回の事件は衛兵隊が動いていないので騎士団の刑罰が採用される。

可能性がある。


そう、これはあくまでも可能性の話だ。

だが、もし懲罰を食らえば一撃で死ぬ可能性は十分にある。

なにせ俺達の上司はあの『鮮血狂乱熊』だ。

あの一撃を受けて生きていられる人間がこの世に何人いることか。


「へ! たかだが、懲罰棒での一撃位わけないさ!」


男は本当にそう思っているのか。

「屁でもない」とでも言いたげに笑った。

なので俺は部下に指示を出して例のショーを行ってもらった。


そして、俺と男は窓の外を眺めること数分。

どこかから引きつられてきた牛を我らが隊長が一撃で地に沈めていた。

巨大とはいえ木製の棍棒で牛の息の根を止めたのだ。

これには、男も開いた口が塞がらない。

その後も、隊長は牛に何かうらみでもあるのか。

何発も殴打を繰り返し、牛の原型を破壊しつくした。


「そうそう。言い忘れていたが、懲罰棒って木製の棒であり片手で扱える物って以外は規則がないんだ。」


俺はそう言って懲罰棒についての説明を男に行った。

男は真っ青な顔でこちらを見ると、隊長と俺を交互に見やった後。

涙を流しながら「懲罰だけは勘弁してくれ」と泣いて頼んできた。

俺は「俺の質問に素直に答えるならそうする」と約束して男の自供を促した。


いや~。あんなバカでかい棍棒を片手で扱えるのは我が国でも隊長ぐらいの者でしょうな。


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