隷属
翌朝―――
「おはよう!ツバキ。今日はまず川に行って剣術について教えて。」
「おはようございますご主人様。その前に聞きたいことがあります。ご主人様私に隠しているこてありますよね?」
創理とツバキのあいだにしばらくの沈黙が続いた。
「バレちゃたか、ごめんねまだツバキを信用かすることが出来なくて…」
「嘘です。たしかに私はご主人様と出会ってまもないですけど、これまでご主人様を見てきてそのような失態はおかさないと思います。本当に信用していないならわざわざ私と過ごしたり、一緒に同じ空間で寝ないし、わざわざ結界を使わなくても、もっといいスキルを使うことが出来るはずです。」
「それは…」
創理は困った様子を見せ、少し考え再び話し出した。
「俺さもとの世界でそれなりに充実した生活をしていたんだ。前に彼女がいたって話したろ…その目をやめてくれ怖い、ゴホン!よく友達と彼女と遊んでいて楽しかったんだよ、でもお金を払ったり、物を買ったり、いいように使われていて違和感を覚えてさ、ある日つけてみたんだ。そうすると彼女と友達が俺のことについてはなしていてさ。」
彼女
「あいつまじでいい金づるだは…ちょっと優しくしただけでなんでも聞いてくれるし」
友達
「お前ひでぇなまぁおかげで俺らもいい思いしてるけどよ」
創理
「おいそれどいうことだ」
彼女
「ちっ!あーあバレちゃったか」
そうするとその彼女が急に自分の顔を叩いて大声で叫んだんだ。周りの友達が騒ぎ初めて人が集まってきてさ俺は全力で無実を証明したんだけど、その場にいたのがさ彼女とあいつら(友達)しかいなくて俺の主張は弱くてさ、あの時のまわりの人が見るめ、まるで自分だけが世界から外されたような感覚あれがさ忘れられなくて…信じてくれた先生、妹、幼馴染、それでもあの感覚が忘れられなくて塞ぎ込んでしまって。
「ごめんねこんな話しをして、あのころの俺は人を信じていて、まぁ俺が悪いんだけど…それでも復讐したい気持ちが消えなくて、確かにツバキの言った通り俺が完全に嘘をつくならもっと上手くやれた」
心の中でツバキとは本当意味でお互いに理解し合えると思っていたのかもしれない。
「ご主人様私をスキルで縛ってください。信じられないのは分かっています。ご主人様がそのような方法で信用し合うことを望んでいないのは分かっています。それでも…私に嘘をつくことは嫌です。」
その時のツバキはまるであの時の俺のようだった。この世界にきて俺から見放されたらツバキは一人になってしまう。この世界から外される感覚
……「ご主人様まず一歩ずつ進みましょう」
「ごめんねツバキ俺はツバキのご主人様なのに、そしてまだ完全にツバキを信用することが出来ない」
スキル『隷属』
隷属された者は隷属した者の命令に従い傷つけることはできない。また、信用でなきないのはツバキを創った創造神も同じである。この力は創造神にもらったものだ、それでも世界には干渉できないはず、なぜなら俺を元の世界に俺を戻せなかったから。とりあえずこの力は上手く使わせてもらう。
「わかっていますご主人様それでもいつか私はご主人様を信じさせてみせます。」
これもヤンデレだからなのか彼女の本心なのか
俺がヤンデレが好きなのは俺のことを愛してくれるからだ。あの時(彼女)のせいだ。




