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ブラオと奴隷の首輪  作者: うさぎレーサー
第1章「犠牲編」
8/43

第8話 出発

「では行くがよい」


 それだけだった。

 身勝手国王に召喚という名の誘拐をされて、奴隷の首輪をはめられて、木の棒と100Gを渡されて、そのまま送り出された。訓練するのに必要だからステータスを開示しろとかいう話は何だったのか。せっかく召喚したのに死んでも構わない的な扱いなのか? 意味がわからない。コスパ悪いだろうに。さすがポンコツ国王だ。

 ちなみに王子とその警護役の騎士団は、俺の後ろを馬車でのんびりついてくるようだ。一応戦線に加わって「戦ったポーズ」ぐらいするのかと思ったが、そんな事もないらしい。旅行気分で後ろをついてきて、功績だけ取っていくつもりのようだ。こっちもこっちでポンコツである。魔王討伐の名声だけ得ても実力がゴミだったら、そんな名声など何の役にも立つまいに。

 イライラしすぎて頭がどうにかなりそうだ。





















 えっ? これだけ?

 と思うじゃん?


 そうだよ。これだけだよ。

 イライラしすぎて今日はもうダメだ。

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