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ブラオと奴隷の首輪  作者: うさぎレーサー
第1章「犠牲編」
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第6話 任務と制限

「さて、それでは命令を与えていこう。

 まず、1年以内に魔王を倒して帰還せよ。そのために召喚したのだからな。

 それから、ここでの事と、魔王討伐の任務については、口外禁止とする。

 もちろん王国法に従え。反逆も禁止だ。それから……」


 身勝手国王がゴチャゴチャと命令を重ねていく。

 そこへ、国王を若くしたような顔つきの青年が現れた。


「あとは、この王子の命令に従え」


 身勝手国王の命令は、それで終わった。

 どうやら王子が魔王討伐の旅に同行するらしい。

 いや、逆か。

 命令された内容から察するに、公式には「王子に同行する異世界人おれ」という形なのだろう。

 悪い予感しかしない。

 危険なことは俺にやらせて、功績は王子がかすめ取るつもりか。

 とことん名前通りのクソ野郎だ。

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