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世界フカシ話  作者: シブ
4/6

【三匹の子オーク】

今日は三船敏郎の命日。クリスマスイブ?何それ、美味しいの?

 昔々ある所に、三匹の兄弟オークがいました。醜い事が特徴である豚顔の種族ですが、子供時代は豚同様に可愛い顔立ちをしています。

 長男はのんびり屋、次男はちゃっかりさん、三男は何を考えているか分からない、不思議な行動を取るという、それぞれ全く違った個性を持っていました。

 ある時、のんびり屋の長男が人間の作った罠に掛かり、両足に大怪我を負いました。それを見た次男は、「計画通り」というような顔で、黒い笑みを浮かべていました。この時ばかりは、大人オーク顔負けの醜い顔だったそうです。

 またある時、三男が狩りの途中で足を踏み外し、崖から転落してしまいました。・・・次男が「あそこに何かあるぞ」、と誘導した結果ですが。

 元々オークは生命力が高く、大事には至りませんでしたが、貴重な労働力の一つです。大怪我をさせた責任と、次男は二人が完治するまでの間、一族の食糧採取を一人で担う事となりました。この時ばかりは、大声で鳴いたそうです(誤字にあらず)。

 三人は仲良しです。何処で覚えたのか、次男は時折黒いノートを取り出し、恨みを書き残していますが。長男の所には、「街から来たハンターに斬られて死亡」、三男は「意味不明な事を地面に書き、高所から転落」と書き綴られていました。

次作は未定。多分年明けかな?

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