エピローグ
坂道をモデルにした小説です。
あの素晴らしいアイドルの感動や苦難を少しでも文字で表せたらいいと思います。
⚠︎この物語はフィクションです
真っ暗闇の中、大勢の観客の声援が飛んでいる。
もうすぐこの大勢の中に出てライブをするのかという緊張と高揚感を胸に会場脇に待機している。
そう、ここは日本最大級のライブ東京ドーム。
これまでにない緊張はギシギシと体の中から響いてくる。
胸が熱い、足が震える、目が眩む。
そんな症状が出る中深呼吸をして目を瞑る。
やっとここまで来たんだ。そう思い、これまでの努力、仲間との協力、そしてこれからの未来を想像し始めた。
その時、円陣をしようというキャプテンの声が聞こえた。
緊張しているメンバーは震えた足をよろよろと動かして集まる。
円の形になり。そこでキャプテンはみんなに語りかけた。
「緊張してる?」
みんなは首を縦に振った。
「そう、私もそうだよ。 やっぱりみんな一緒。みんな一緒なんだよ。みんなこれまで一緒のことをやって一緒に楽しんで、一緒に悔やんで、一緒に努力して来た、今日もいつも通りみんなで最高の演技をしよう」
そう言って大声で掛け声を言った。
みんなの震えは止まっている。
みんな日本一の舞台にいくよーー。
ーーーーーーーーーーー
そう。この物語は人気のないアイドルが日本一のアイドルになるまでの物語である。
感想やブックマークお願いします!!