入国審査にて
竜神族とデニア族のハーフの少年で歳は210歳。
名前はレインで偽名はケイを使いながら国々を旅している。
争いを好まないがギャンブルがらみでけんかになる。(イカサマをしているから)
帝国が30億の懸賞金をかけている。(帝国の国家予算の100分の1)
危険度はSSランクで最高危険度。
このせいで、賞金稼ぎから狙われている。
門が開かれると第2の門があり、
第2の門の前に、先ほどの兵士と入国審査の役人がいた。
ずいぶんと太った入国審査の役人だった。
「名前は?」警戒されながら聞かれた。
「ああ、俺はケイだよ。」
俺は偽名をつかった。
賞金首だとばれたら面倒だし
「何歳だ? 何の目的でこの国にきた?」
210歳と言う訳にもいかないので、
「13歳だよ。後目的は観光で4日とまりたいね。」
「なぜその歳で旅をしている?」
俺はパターン1かそれともパターン2を使うか迷ったがパターン1を使った。
「父と旅していて、2年前に父が病気で死んで、それいらい1人で旅している。」
「そうか」役人は冷たく言った。
入国審査の役人の同情引こうとしたがだめだったか。
内心がっかりしたがまあしょうがないか・・・・・。
こんなにだまされやすかったら、入国審査なんて仕事できないか。
「武器は何か?」
「人は何人殺した?」
「金はいくらもっているか?」
「どの位国を回ったか?」
「種族は?」
ほとんどは、でたらめに答えた。
1時間質問攻めされ、夜中の2時ごろになったとき
やっとこのときがきた。
「終わりだ」
「ホント!」
「ああ、ただし入国するには300ゴールドをだすんだ」
ぼったくりだ。内心そう思いながら金を出した。
「確かに受け取った。これがパンフレットだ。とまるところも書いてある。」
「ありがとう」俺は皮肉をこめておれいした。
眠たそうにしていた兵士が第二の門を開いた。
国の中はきれいに整っていた。
夜中なので人はいないが大きな市場があった。
俺はとにかくパンフレットに書かれてる宿を探すことにした。
Aランク、Bランク、Cランクとあり、Cが一番安かった。
俺はCランクの宿を探した。安さが一番だから。
探し当てるとその宿は大きい個室がたくさんある宿だった。
「まあまあか・・・・・・」
とつぶやきながら宿に入った。
入り口は大きな宿にしては狭かった。
扉を開けるとカウンターの小人が起きて甲高い声で言った。
「お泊りですか?」
「ああ、いくらだ?」俺がたずねるとこびとは
「100ゴールドです」
いがいとやすいな。
「4日とまるから400ゴールドでいいか?」
俺が金貨を渡すと再び甲高いこえで
「はい!お客様は34号室でございます」
小人はキーをカウンターに出した。
俺はキーを無言でとると部屋をさがした。
しばらくすると見つけた。
鍵を差込ドアを開けると中は小さな部屋だった。窓は一つしかない。
鍵を閉めて、ベットで眠ることにした。
今日は疲れた。
疲れるものなんですね小説を書くとは・・・・・・。