表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不思議なカフェ  作者: 紙絵
第二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

12/21

思考それぞれ

放課後、モモの質問攻めをなんとか回避したソラは、1人自販機の前にいた。

甲斐が飲んでいたジュースを見つけた。それにした。

落ち着こう私。恋愛なんていうモノ、私とはかけ離れた世界の話だ。自分に好きな人ができる想像なんてつかない。

でも、甲斐さんの笑顔は好きだ。

それはあれ、子猫がかわいいと似た気持ちだ!そうだ!

1人悶々と考えていると、後ろから声がした。

「すみません、買いたいんですけど…」

「あ!ごめんなさい」

人が来ている事に全く気付いていなかった。

もう、考えるのはやめよう!

ソラは考えない事にした。


甲斐は大学生である。

授業が終わると話しかけられた。

「橘君、この後予定ある?」

香水がきつめの女2人組が声をかけてきた。

「最近できた猫カフェ行かない?」

「橘君あの辺近所でしょ?案内してほしいなーなんて」

上目遣いで見てくる。

「ごめん、この後バイトなんだ。」

「橘君てお金持ちなんでしょ?バイトする必要ないんじゃない?」

「バイトどこでしてるのー?」

絡まれるのは甲斐の日常である。この容姿と『橘』の名前に釣られる人は多い。

「さあ?どこだろうね?あと、猫カフェ行くなら香水はつけない方がいいと思うよ。」

匂いで迷惑になるだろう。まあ、本当は興味無いんだろうけど。

甲斐はさっさと立ち去る。

「相変わらず冷たいなー」

男が話しかけてきた。幼なじみで大学も同級生の武尊タケルだ。

「食堂行かね?小腹空いちゃってさあ」

武尊がお腹を抑えている。

「いいけど、俺すぐ出るぞ?バイトの時間だし」

「バイトってお前の店だろ?別に急がなくてもよくない?」

「いや、バイトの子が来ちゃうからさ」

甲斐はソラを思い出す。

あの寝てた時も面白かったな。

いつだかバイトに行ったら、ソラが机に突っ伏して寝ていた。頬に跡が付いていた顔を思い出すと顔がニヤける。

「ふーん、何?機嫌良いじゃん?」

武尊は甲斐の表情を読むのが上手い。

「うん、まあね。」

甲斐は食堂へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ