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Doom  作者: おふね
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月夜の街1

人の運命は生まれたときから決まっている

そんな言葉なんて俺は端から信じていない。

決めるのは神、そして俺の行動次第だ。

きっとそうだ。


「おはよう」

母に言われる。俺は母さんが嫌いだ。

「うるさい、ご飯いらない、夜もね。」

そういって俺は家を出る。

俺はこんな親不孝ものな自分にもうなんとも思わなくなってしまった。

俺は一応高校生だから学校に行かないといけない。

通学路なんてもう何回通ったかわからない道を毎日歩くのはもう飽きた。

いつものように学校につき、靴をしまう。

神に願う。今日こそはいい日にしてください。

朝礼ではもう見たくもない先生の顔を見ているふりをする。

「みんなテストまであと1週間だぞ。気を抜くなよ」

先生がいつものように俺たちにテストの存在を知らしめてくる。

俺はいつもと同じように席に座りながら黒板に書いてある文字をノートにならべ、授業が終わると家に帰りベッドに寝転んだ。

「この世は運命なんかで動いてない。」

俺はベッドに寝転びながら小さくつぶやく。



また朝だ。

今日も憂鬱な学校だ。

もともと集団になじめなくて頭が悪すぎる俺には学校なんて向いていない。

俺は神にまで見捨てられたのかというくらいのごみ人間だ。

窓側の前から二番目。そこが俺の席だ。

前の席の秋斗くん?だっけ、今日も周りの奴から人気だ。

俺は別に一人でいたくて一人でいるんだ。これはさだめなんかじゃあない。

なんて言い訳みたいなことばっかいって。俺は普通にあいつがうらやましいんだ。

俺だってあいつみたいに自分の人生を楽しーく送りたいだけなんだよな。

そんなことおもいながら寝落ちしてしまったみたいだ。

トントントン、肩がたたかれた。

「玲央くん起きて、この授業せんせー怖いんよ。寝てると殺されるよ笑」

秋斗君が起こしてくれた。やっぱ世の中コミュ力も大事だが顔も大事だと痛感する。

黒髪に、口に空いたピアスがよく似合う。

「ありがとう。俺なんて起こさなくたっていいのに」

「怒られるとき、俺まで巻き込まれたらいやだしね、前の席なら起こせよーってね笑」

秋斗は笑いながらそう言ったあと、手をけだるそうに上げ先生におなかが痛いと言って保健室に消えていった。

「保健室行くなら起こさなくていいだろ」

俺はつぶやいた。


家に帰っても嫌いな母さんがいるしバイトもしてない。

結局毎日こんな生活かよ。

ベッドが軽くきしむ。

いつ俺の人生は変わってくれるんだよ。

運命なんてないって言ってたじゃんかよ、母さん、、、!

「そんなん自分で変えようとしなきゃ始まんないわね」

どこからか声が聞こえる。

「は?!」

俺はびっくりしてあたりを見渡した。

真っ暗な部屋の中で、パソコンが急に起動し始める。

「なんなんだよ!だれなんだ」

「あなたの部屋に行こうとしたんだけどいい方法がなくてね。パソコンを借りることにしたのよ。ふふふ、まあそんなに怖がらないでちょうだいよ、かなしいじゃあないの、今私はあなたをスカウトしにきたのよ。ちなみに拒否権はないわ。」

俺は困惑を隠せずをにいた。

「まあ、私がここに来たのもあなたを選んだのもすべて運命。定めね。あなたはこれから私の部下よ。

秘密結社「月夜」で働いてもらうわ。」

「どういうことだよ、まずなんで俺なんだ、運命なんてそんなもんありえないだろ」

「驚くのも無理ないけど、とにかく明日19時、月が出てからね。月夜街神社に来なさい。約束よ?ふふふ。まってるわね~」

そういって謎の女はパソコンの奥に消えていった。

「ま、まてよ!」

呼び止めても無駄だった。

「待ってるって、、、とにかくなんなんだよいきなり現れて明日来いって。行くわけねえだろそんな怪しいところ」

そう思い窓の外を見るともう朝だった。

「あ、あの女のせいで夜もまともに寝れなかったのかよ。ふざけんな。あんなの夢だ。そうだ。夢だな。」

そんなことを言いながら俺は今日も学校にいく支度を済ませた。




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