表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

国一番の大悪女は、今から屋敷の外に出て沢山の人達に愛されにいきます

作者:海咲雪
私、マリーナ・サータディアはユーキス国の第一王女でありながら、身体が弱く引き篭もりがちだった。

齢10代も半ばの頃には大分良くなり、そろそろ学園にも通えると思っていた矢先……


ユーキス国で、流行病が猛威を振い始めた。


そんな時、私の前に突然若い青年が現れた。



「マリーナ。いっぱい嫌われて」



「え……?」



「君が嫌われた人数分だけ命を救ってあげる。というか、嫌われた人数にだけ免疫をあげるよ。あー、でも、この流行り病からユーキス国全てを救うためには国民全てに嫌われるくらいじゃないと無理かな?」



その青年は不思議な力を秘めていた。

だから、はっきりと答えた。


「分かりました。その言葉が聞けただけで十分ですわ」


そして、私は国一番の悪女になった。







この物語はここから始まる。








私が国一番の悪女と呼ばれるようになった日、その青年はもう一度現れた。




「じゃあ、好かれてきて」



「君の人柄で、努力で、どれだけ変わるのか俺に見せて」




そして、学園に通い始めたマリーナは隣国の公爵子息であるクラヴィス・イージェルと出会う。



「君が誰かに嫌な言葉を吐かれた時は……その分、私が君を甘やかそう」



「マリーナ、大丈夫だから。どうか私に君を守らせて」



「ただそばにいたいだけなんだ」



世界が変わり始めた音がする。


【登場人物】
マリーナ・サータディア・・・ユーキス国の第一王女。17歳。

クラヴィス・イージェル・・・隣国マリス国の公爵子息。実際は・・・?

クロル・サート・・・マリーナに仕えている護衛騎士。サート伯爵家の次男。

リーリル・カリナ・・・マリーナのメイド。共に信頼しあっている。

フリク・・・不思議な力を持ち、マリーナを振り回す青年。神秘的な力を持つ。

[この作品は他サイトにも掲載しています(野いちご・ベリーズカフェ・アルファポリス・エブリスタ)]
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ