人間の寿命は何故に短くなったのか? カインとアベル達による話に登場する他の人間達とは?
なぜ、人間の寿命は時代を下るごとに短くなって言ったか。
聖書・創世記。
ギリシャ神話。
日本神話。
古代オリエント神話。
ホピ族の神話。
《1》 トバ・カタストロフ。 約73000年前。
◆ 神々による大戦争。
アダム・蛇サタン。
アース神族・ティターン神族。
イザナギ・カグツチ。
ニンギルス・ズー。
優しい人々・強欲な人々。 蜘蛛女コクヤングティ・大霊魂マサウウ。
◆ 女神。
イブ。
パンドラ。
イザナミ。
リリス。 リリトゥ。
蜘蛛女コクヤングティ
◆ 石かバナナか。
女神ニンフルサグとエンキの後裔たち。
エンキは、理想的な神ではなかった。
水の神にしてはビール好きであり、繁殖・豊穣の神にもかかわらず、近親相姦を行った。
伝説によれば、エンキは配偶者ニンフルサグとの間に、植物を司る女神ニンサルと言う娘があった。
だが、ニンフルサグの不在の間、ニンサルと関係を持った。
こうして、農耕・牧畜を司る、女神ニンクルラと言う娘をもうけた。
さらに、彼はそのニンクルラとも関係を持った。
こうして、機織り・もしくは蜘蛛を司る、女神ウットゥをもうけた。
そして、エンキは女神ウットゥと関係を持った。
しかし、エンキは、ニンサル・ニンクルラに対してしたのと同様にだが。
しばらくすると、ウットゥのもとを去ってしまう。
困惑した、女神ウットゥは、戻ってきた女神ニンフルサグにそのことを相談した。
ニンフルサグは、エンキの見境のない欲求に憤った。
そして、ウットゥに対して、水神エンキの勢力が及ばないよう、川の水辺から逃れるよう言った。
そして、ニンフルサグは、ウットゥの子宮からエンキの精を取り出して土に埋めた。
すると、そこから8種類の植物が芽を出し、みるみると成長した。
エンキは、僕である双面のイシムードとともに、それら植物を探し出すと。
その実を食べてしまった。
自らの精を取り込んでしまった彼は、あご・歯・口・喉・四肢・肋骨に腫れ物ができた。
エンキは途方にくれていたところ、ニンフルサグの聖なる狐がウットゥを連れ戻してきた。
ニンフルサグは心が和らぎ、エンキの体からアブ。
……水、または精を取り出し、ウットゥの体に戻した。
ウットゥからは8つの神
アブー。
ニントゥルラ。 ニントゥル。
ニンストゥ。
ニンカシ。
ナンシェ。
エンシャグ。 エンシャガグ。
ダジムア。
ニンティ。
~~が生まれ、エンキの体の各部にあった腫れ物は癒された。
このように、上記の神話物語は総じて。
土である女神ニンフルサグに対して、水であるエンキ神が加わる事により、生命が産み出されると。
また、生命が生み出され育った後も、例えば植物が果実を形成する時など。
再び水が必要とされるということを、象徴的に示している。
さて、8神の内シュメール語で、あばら骨を意味する、Ribから出た女神ニンティですが。
彼女は、ニンフルサグの称号である、生命《Life》の女神と、語感上の関連性がある。
ニンティが生命の女神である役割を、ニンフルサグから引き継いだことが考えられる。
ニンティ
イブの名前ですが、彼女は古い神話では様々な名前で呼ばれている女神だったとも。
例えば、ニンフルサグの娘ニンティ、シュメール語で、あばら骨から出た女神ですが。
これは、全ての生命の母として称えられるようになった。
それは、後世のフルリ人の女神ヘバ。
(ケバ、ヘバート、ケパート)、等も同様である。
また、旧約聖書の創世記において、アダムのあばら骨から作られたとされる、イヴ。
ヘブライ人の神話ではハッワー、アラム人の神話ではハウワーなど。
これ等に、ついても同じ呼び方であり、上記シュメール人の神話が転じたと考えられる
⭕️ シュメール神話の人類創造。
上記の話は、神々が神々を創造した話である。
以下は、シュメール神話で人間が創造された話である。
原初のアンとキがエンリルを生み出した。
エンリルは、後にシュメールで、パンテオンのリーダーとなった。
大気の女神ニンリルを妻にしようと彼女を犯したエンリルだが。
他の神々に咎められ、ディルムンから追放された。
ニンリルは月の神ナンナを設けた。
ナンナは、ニンガルとともに、戦争と豊穣を司どる神イナンナ、そして太陽の神ウトゥを儲けた。
増えた神々が食料を得るために、低位の神々は農作業などに追われるようになった。
しかし、やがて、農作業や労働を嫌がる神々が反乱を起こすようになったとか。
この為、知恵の神であるエンキが神々に代わり、労働する人間を作り出す方法を考え出した。
これにより、母神であるナンムが粘土から人間を創造し、その手伝いはニンマフが行った。
⭕️ 創世記、人間の創造。
この頃に、神・神々・天使などに作られた人間ですが。
最初に作られた女であるイブが、他神話では女神として語られています。
その為、赤土から作られた人間である、アダムも神々であった可能性があります。
どう言う事かと言うと。
神ヤハゥエが、直々に作った人間の夫妻である、アダム・イブ。
二人は、猿から進化してきた人間から見た場合、寿命が長く神に思えたのでしょう。
それらの人々は、天使やアダム・イブ夫妻も神々と考えて敬っていました。
当のアダム・イブに関してもですが。
赤土を捏ねて作られた、神の最高傑作アダム。
あばら骨から出た女神イブ。
~~と、通常の人間ではなく、神々である事が分かりますね。
ギリシャ神話でも、神々や巨人以外に人間が存在したとか。
エピメテウスを騙すために作られた、パンドラが始めて作られた人間の女だとか。
また、エジプト神話では、神様が様々な人間を作ったと有ります。
この中で、身体障害者を思わせる人間なども制作されたと有ります。
他方、中国の神話では神様から最初に生まれた人間は王族になったが。
後に作られた人間達は、いい加減に制作されたので、平民などになったとも。
とまあ、この頃は人間と言うか、人間を名乗る神々は寿命が長かった時代なんですね。
それが、後々の世で、こう呼ばれました。
創世記では、エデンの園。
ギリシャ神話では、黄金の時代。
~~等と。
⭕️ 何故、ユダヤ人は神々と名乗らなかったか。
アダム・イブ達も、上記の神話から神々に属する一族だったと推察されます。
しかし、堕天使エグリゴリ達&巨人ネフィリム達と違い、彼等は唯一神に対して謙虚でした。
また、遊牧民族であるため、唯一神のみを崇拝していたため、自身らは神々と名乗りませんでした。
《2》 ヤンガードリアス期の到来。 約13000年~~12000年前。
◆ 遊牧民族・農耕民族の大戦争
カインとアベル。
ハデス・ポセイドン。
ツクヨミ・スサノオ。
ネルガル・バアル。
心優しい人々・欲深い人々。
◆ 性的な儀式。
神による、カイン・アベルのどちらが花婿に相応しいか選別。
アテナ・ポセイドン達による、都市アテナイの統治と名称に関する勝負。
スサノオ・アマテラスによる誓約の儀式で子を作る儀式。
イシュタル・エレシュキガル姉妹女神による冥界を巡る争奪戦。
優しい人々は神様に祈りを捧げ、欲深い人々は儀式として性行に耽ったでしょう。
◆ 石かバナナか、遊牧民族と農耕民族。
この頃ですが、人類は二種類に別れました。
農耕により自然環境を破壊し、都市国家を樹立した農耕民族。
遊牧により自然環境を尊敬し、辺境地域で暮らす遊牧民族。
⭕️ カインとアベル。
カインが、神ヤハゥエへと言った、他の人間に殺されたり、何処へ行こうとも迫害されてしまう。
カインが言う他の人間とは何でしょうか。
1 カインとアベルたち以外に存在する、他の兄弟と子孫たち。
2 アダム・イブの一族以外に存在する人類。
ノア以前の人間は、寿命が大変に長かったと記述されている事からですが。
1に書いた通り、他の兄弟姉妹たち&彼らが作った子や孫により、迫害を受ける事を恐れている。
または、2に書いた通り、アダム・イブ以外にも人類が存在した事を、そのまま書いてある。
~~と、想像できますね。
まあ、今回は2の方で考察します。
アダム・イブは、神様や王族として古代に君臨していましたが。
彼等を、神々と崇める人々が、アベル殺害を知り、カインを迫害する可能性があると。
そう、カインは恐れたのでしょう。
神ヤハゥエは、カインが何処へ行こうとも農耕はできなくなるとも。
ノドと言う作物が実らない荒れ地へと、追放したとも聖書には有りますね。
これは、時期的にはヤンガードリアス期に起きた出来事である。
また、カインは北部など耕作に向かない寒冷化・もしくは砂漠化した場所に追放されたのかと。
カインは、クーン。
セトは、セツ。
~~等々と呼ばれる、バビロニア地域の王様でした。
二人とも、兄弟とされたのは、他神話では兄弟神同士が争ったからです。
また、古代オリエント世界では、イシュタル&エレシュキガルと言う女神主体の神話となってます。
しかし、ユダヤ教・キリスト教では、男性優位な価値観を保有していました。
これは、ユダヤ民族が遊牧民族であり、唯一神である天の男性神を崇拝したからです。
また、対する都市国家の農耕民族は、作物を豊富に育つ様を子作りに例えます。
さらに、人口が増えると困る遊牧民族は子作りを制限します。
一方、繁栄した都市国家は子作りにより、さらなる人口増加と作物生産量を増産する事を望みます。
こうして、農耕民族が築いた都市国家では、多産で淫猥な女神が崇拝され、性的に乱れていました。
この事から姉妹による、遊牧民族・農耕民族が争った戦いは、男性が行った事となってます。
これが、カインとアベルと言う原初の兄弟による殺人に繋がる訳です。
ユダヤ人の話では、女性に名前が付いてなかったりします。
これは、男性優位な民族だったからであり、有名な話は、ロトの妻ですね。
彼女の名前は、不明です。
しかし、エレシュキガルには、ネルガルが夫として登場します。
イシュタルは、アナトと同一視されており、その旦那はバアルです。
ギリシャ神話。 ハデス&ポセイドン。
日本神話。 ツクヨミ&スサノオ。
ホピ神話。 ソツクナング&マサウウ。
~~と、それぞれ兄弟神たちが、馬を使ったりして、対立・戦争します。
神様は、姉の旦那として、カインではなく、アベルを選びました。
しかし、それに対するカインは怒りの余り、アベルを殺害します。
悲しみに暮れる、アダムとイブ夫妻には、神様が新たな息子セトを与えます。
セトは、アベルの生まれ変わりとも。
まあ、この後も大洪水までは、人類に長い寿命が続きます。
しかし、同時代に存在した他の人間達と、ユダヤ民族=神々は後に混血します。
王族や貴族、神々は近親婚を繰り返しますが、神聖を失わないためであるとか。
近親婚は、神々だけに許された特権であると解釈されます。
だが、本当は近親婚や親戚同士で婚姻を繰り返したのは、寿命を縮ませないためであったかと。
神々…………ユダヤ教・キリスト教では、天使や創世記の初期人類とされてますが。
この神々が、短命な野生から発生した人類、或いは短命に作られた人類と結婚する。
そうなると、子孫は短命な寿命になる訳です。
半神半人ギルガメッシュ王も、父親ルガルバンダは人間ですが、母親ニンスンは女神です。
半神半人と言う設定は、後に活躍する英雄ヘラクレスなどに受け継がれたとされてます。
まあ、カインとセトが作った子孫たちは、ノアの時代以降、一気に寿命が縮む訳でした。
それは、次に語ります。
⭐️ ギルガメッシュ神。
シュメール版では、父親ルガルバンダも神であり、ギルガメッシュもまた神とされている。
《3》 アガシー氷河湖の大決壊。 8200年前。
◆ 神々を名乗る堕天使と、子である巨人たちの暴虐。
ヤムエル・神ヤハゥエ。
ヒュドラ・ヘラクレス。
ヤマタノオロチ・スサノオ。
ヤム・ナハール・バアル。
暴虐を働く人々・抵抗する人々。
このように、ノアが産まれた時代は戦争と飢餓に満ちていました。
堕天使エグリゴリ達が神を名乗り、その子である巨人ネフィリム等が暴れ回る。
そして、巨人ネフィリム達は、神々=堕天使エグリゴリ等に生け贄を捧げました。
また、自身らも戦争で殺害した人肉を食していたと言われてます。
古代オリエントでも、海神ヤム・ナハールに生け贄が提供されていました。
また、当時は都市国家同士が戦争を続けていました。
ギリシャ神話でも、ティタン神族や巨人ギガンテス等との戦いが描かれています。
その中には、龍神や海神である怪物と英雄が戦う話が複数存在します。
代表的なのは、龍神ヒュドラと英雄ヘラクレスでしょう。
日本神話では、龍神ヤマタノオロチと英雄神スサノオによる戦いが描かれています。
ホピ神話でも、空飛ぶ魔法の楯パツボタによる戦争が描かれています。
これらに共通するのは、神々=龍神が生け贄を求め、子孫である巨人は戦争をする。
ヤムエル。
ヤム・ナハール。
ヒュドラ。
ヤマタノオロチ。
戦争する人々。
みな、共通点があります。
戦争が起きた理由は、間氷期が到来して、飢餓が蔓延したからです。
その間、ノアやホピ族、オギュゴス王は生き残りました。
⭐️ オギュゴス王。
出自は、様々な言い伝えがあり、誰の子孫かは分かっておりません。
しかし、神々の子孫であり、巨人ギガンテスだったが、人間国を統治した王様だったと。
また、ノアが方舟を作る際に助けたと言います。
ノアは、彼が溺れているのを救助して、方舟に乗せたと言います。
巨人ネフィリム達などは、悪人でしたが、彼は巨人とは言え、善人だったから助かりました。
《4》 現代。 古代から全面核戦争一歩手前まで。
◆ 石か、バナナか……寿命は短縮された。
ノア以降、人類の寿命は神ヤハゥエにより、徐々に短縮された。
神々と人類の混血により英雄が生まれるも、彼等以降は寿命は短縮する。
ニニギノミコトによる、石長比売・木花之佐久夜毘売たちを嫁に選別する。
シュメール王名表を見ると、各王の寿命は段々短縮されている事が分かる。
寿命に関する事は、書かれていないが、人間が堕落する様子を各神話にて伝えている。
⭕️ シュメール王名表リスト。
■ 初期王朝時代1=大洪水以前。
エリドゥ王アルリム。 Alulim、在位28800年間。
アラルンガル。 Alalngar、在位36000年間。
バド・ティビラ王エン・メン・ル・アナ。En-men-lu-ana、在位43200年間。
バド・ティビラ王エン・メン・ガル・アナ。 En-men-gal-ana、在位28800年間。
バド・ティビラ王ドゥムジ=牧神/タンムーズ。 Dumuzid/Tammuz、在位36000年間。
ララク王エン・シパド・ジッド・アナ。 En-sipad-zid-ana、在位28800年間。
シッパル王エン・メン・ドゥル・アナ。 En-men-dur-ana、在位21000年間。
シュルッパク王ウバラ・ツツ。 Ubara-tutu、在位18600年間。
■ 初期王朝時代2。
キシュ第1王朝。
ジュシュール。 在位1200年間。
クルラッシーナ・ベル。 在位960年間。
ナンギシュリシュマ。 在位670年間。
エン・タラ・アナ。 在位420年間。
バブム。 在位300年間。
プアナム。 在位840年間。
カリバム。 在位960年間。
カルムム。 在位840年間。
ズカキップ。 在位900年間。
アタブ。 在位600年間。
マシュダ。 在位840年間。
アルウィウム。 在位720年間。
エタナ。 在位1500年間。 牧人、天に昇った者、国土を固めた者。
バリフ。 在位400年間。
エン・メ・ヌナ。 在位660年間。
メレム・キシュ。 在位900年間。
バーサル・ヌナ。 在位1200年間。
ザムグ。 在位140年間。
ティズカール。 在位305年間。
イルクウ。 在位900年間。
イルタサドゥム。 在位1200年間。
エンメバラゲシ。 在位900年間。 エラムを征服。
アッガ。 在位625年間。
ウルク第1王朝編集
メスキアッガシェル。 在位324年間。 太陽神ウトゥ=Utuの息子とされる。
エンメルカル。 在位420年間。 ウルクの創建者。
ルガルバンダ。 在位1200年間。 牧人。
ドゥムジ。 在位100年間) 漁師。 キシュ王エンメバラゲシを捕虜とした。
ギルガメシュ。 在位126年間。
ここではリラ=後の死霊リルー・息子とされる。
また、クラブ=クラバ=ウルクにある神域・エン祭司とされる。
ウル・ヌンガル。 在位300年間。 トゥンマル文書等の異本では、ウル・ルガル。
ウドゥル・カランマ。 在位15年間。
ラバシュム。 在位9年間。
エンヌンダランナ。 在位8年間。
メスヘデ。 在位36年間。
メラムアンナ。 在位6年間。
ルガルキドゥル。 在位36年間。
ウル第1王朝。
メスアンネパダ。 在位80年間。
メスキアグナンナル。 在位36年間。
エルル。 在位25年間。
バルル。 在位36年間。
■ 初期王朝時代3。
アワン王朝。
3代の王。 =名は不明が計356年間統治した。
キシュ第2王朝。
ススダ。 在位201年間。
ダダシグ。 在位81年間。
ママガルラ。 在位360年間。 船頭。
カルブム。 在位195年間。
トゥゲ。 在位360年間。
メンヌンナ。 在位180年間。
不明。 在位290年間。
ルガルング。 在位360年間。
ハマジ王朝。
ハダニシュ。 在位360年間。
ウルク第2王朝。
エンシャクシュアンナ。 在位60年間。 初めて国土の王と言う称号を使用した。
ルガル・ウレ。 または、ルガルキギンネドゥドゥ。 在位120年間。
アルガンデア。 在位7年間。
ウル第2王朝。
ナニ。 在位120年間。
メスキアグナンナ。 在位48年間。
不明。 在位2年間。
アダブ王朝。
ルガルアンネムンドゥ。 在位90年間。
マリ王朝。
アンブ。 在位30年間。
アンバ。 在位17年間。
バジ。 在位30年間。
ジジ。 在位20年間。
リメラ。 在位30年間。
シャルム・イテル。 在位9年間。
キシュ第3王朝。
ク・バウ。 クババとも、在位100年間。
アクシャク王朝。
ウンジ。 在位30年間。
ウンダルル。 在位6年間。
ウルル。 在位6年間。
プズル・サニラー。 在位20年間。
イシュ・イル。 在位24年間。
シュ・シン。 在位7年間。
キシュ第4王朝。
プズル・シン。 在位25年間。
ウル・ザババ。 在位400、=6?年間。
ジムダル。 在位30年間。
ウシ・ワタル。 在位7年間。
イシュタル・ムティ。 (在位11年間。
イシュメ・シャマシュ。 在位11年間。
シュ・イリシュ。 在位15年間。
ナンニア。 在位7年間。 宝石商。
ウルク第3王朝
ルガルザゲシ。 在位25年間。
■ アッカド王朝。
サルゴン。
リムシュ。
マニシュトゥシュ。
ナラム・シン。
シャル・カリ・シャッリ。
空位期:紀元前2083年〜~。
イギギ。
ナヌム。
イミ。
エルル。
ドゥドゥ。
シュ・ドゥルル。
ウルク第4王朝。
ウルニギン。 在位7年間。
ウル・ギギル。 在位6年間。
クダ。 在位6年間。
プズル・イリ。 在位5年間。
ウル・ウトゥ。 または、ルガル・メラム。 在位25年間。
グティ王朝。 19代グティ王朝。
ウルク第5王朝。
ウトゥ・ヘガル。 在位年数は、427年・26年・7年など諸説ある。 グティ人を放逐。
ウル第3王朝。 5代。
イシン王朝。
14代。 ネブカドネザルなど。
在位期間が不自然に長い王様などが、存在するが、実在したとされる人も居る。
それ故、不自然な長さの寿命を持つ王様も、創作物と切り捨てる事はできない。
なお、不自然に長い在位期間の多くは、12で割り切る事が可能である。
日本神話や、偽書とされる書物などでも、同様に長寿だった、神々や皇室の人間が存在する。
⭕️ 寿命が縮んだ人類。
アダム。 930歳。
セツ。 912歳。
エノシュ。 905歳。
ケナン。 910歳。
マハラルエル。 895歳。
イエレド。 962歳。
エノク。 365歳。
メトシェラ。 969歳。
レメク。 777歳。
ノア。 950際。
~~と、このように
ノアの息子のセムは600歳。
その息子アルパクシャデは438歳。
~~等とだんだん短くなっていく。
また、ノアから10代目に当たるアブラハムの寿命は175歳でした。
アルパクシャド。
創世記による記述では、父セムが100歳の時、すなわち大洪水より2年後に生まれた。
35歳で息子シェラが生まれた。
その後、他にも男子女子の子供をもうけ、シェラ誕生より後403年生きたという
シェラ。
創世記による記述では、セムから見て孫、すなわちアルパクシャドの息子である。
30歳で息子エベルをもうけ、その後403年生きたという
エベル。
アルパクシャドの孫で、シェラの息子。
妻の名前は記されていないが、ペレグとヨクタンと言う息子を、二人もうけたことが記されている。
ペレグという命名は、当時土地が分けられた(ペレグ、土地が分岐したことによる。
彼自身は、464歳まで生きた。
創世記、10章21節では、セムはエベルの全子孫から見て、先祖と記述されている。
ユダヤ人の別名、ヘブライ人=ヘブル人は、エベルの名に由来するとされている。
イスラム教では預言者とされており、クルアーンでは、フード=en:Hud (prophet)の名で登場する。
ペレグ。
エベルが、34歳のときに生まれたが。
その時代に土地が分けられた=パラグため、ペレグ"と名付けられた。
ヨクタンという名の兄弟=弟がいる。
30歳で息子レウを、その後さらに息子や娘をもうけて、239歳まで生きたとされる。
レウ。
創世記による記述では、32歳のときセルグを生んだ。
その後、息子や娘をもうけて、239歳まで生きたという。
セルグ。
創世記による記述では、30歳のときナホルを生んだ。
その後、息子や娘をもうけて、230歳まで生きたという。
初代=セルグの子は、系譜上しか存在しない。
セムの子孫であり、テラから見て父、アブラム=アブラハムらからすると祖父にあたる。
創世記による記述では、29歳の時、テラを生んだ。
その後、息子や娘をもうけて、148歳まで生きたと言う。
テラ。 205年。
アブラハムは175年と書かれています。
ただし、モーセ自身は、その平均を超え、神が新たな限界と定めた120歳まで生きました。
120年前後という数字については、科学的にもその年数が限界である事が解明されています。
人は、細胞分裂を繰り返しながら生きていくわけですが。
その際、染色体の端っこにですが。
遺伝情報が書き込まれず、細胞分裂のたびに1枚ずつ切り取られていく。
つまり、短くなっていく、テロメアという部分があります。
テロメアは、命の回数券と呼ばれており、人間は、約50枚ほど与えられています。
この回数券を使い切る年数を計算すると、約120年が限界だそうです。
つまり、これが人間のDNAに組み込まれた限界寿命と考えられています。
⭕️ 日本神話の石とバナナ。
木花之佐久夜毘売とともに天孫邇邇芸命の元に嫁ぐが。
石長比売は、醜かった事から父の元に送り返された。
大山津見神はそれを怒ります。
「石長比売を差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように、木花之佐久夜毘売を差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと誓約を立てたからである」
~~と言うことを教え、石長比売を送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げた。
日本書紀には、妊娠した木花開耶姫を石長比売が呪ったとも記される。
それが、人が短命な起源であるとしている。
また、古事記においてですが。
大山津見神の娘で、須佐之男命の子である八島士奴美神と結婚する、木花知流比売ですが。
彼女は、石長比売の別名であるとする説もある。
聖書では、ノアの方舟として語られる、古代オリエント神話に登場する人物ウトナピシュテム。
彼の元にも、半神半人である英雄王ギルガメッシュが訪れて、どうすれば不老不死になれるか。
ーーと、相談します。
ギルガメッシュ王は、先に話した通り、半神半人ですから永遠には生きられません。
相棒の野人エンキドゥが、亡くなってから死に怯えだし、不老不死を求めて、さ迷います。
そうして、蠍人間パピルサグの元を通り、ウトナピシュティムに会いました。
彼から永遠に生きられる草を貰った、ギルガメッシュ王ですが。
沐浴中に、蛇に永遠に生きられる草を食べられてしまい、結局はウルクに戻る事になりました。
最後は、そこで寿命を迎えました。
⭐️ 野人エンキドゥ。
実際には、野蛮人ではなく、遊牧民族の戦士でしょう。
⭐️ 蠍人間パピルサグ。
鎧を着た人間でしょう。
⭕️ ウトナピシュティム&ギルガメッシュ王。
つまり、ノアの方舟以降も、人類は寿命が縮んでいった事が伺えますね。
ホピ族では、文明が開化する度に人間が腐敗と堕落に陥り、戦争する様子が伝えられています。
その期間も段々と短くなり、現代まで含めて今まで4つも世界が存在したと語ってます。
4世界=4つの時代とも言えます。
聖書の創世記。
1 エデンの園から、アダムとイブ達を追放。
2 カインとアベル兄弟の殺人事件。
3 大洪水、ノアの方舟。
4 アブラハム、バビロンの聖塔。
ギリシャ神話。
1 黄金時代。
2 白銀の時代。
3 青銅時代+英雄の時代
4 鉄の時代。 =古代から現代まで。
日本神話。
1 天地開闢。
2 誓契&天の岩戸。
3 八俣遠呂智を退治。
4 天孫降臨。
古代オリエント。
1 天空神アヌと大地の女神キ。
2 イシュタルとエレシュキガル達の冥界争奪戦。
3 ヤム・ナハールとバアルの戦い。
4 ギルガメッシュ王から、バビロンの聖塔建設~~現代まで。
⭕️ この中で、第三世界以降、つまり第四世界。
第四時代と言っても、良いですが。
聖書と日本神話では、同じく、この時期に神々や人類は寿命が短くなっていますね。
これは、結婚する相手を間違えた事から寿命が縮まったと日本神話では語られてますね。
木花之佐久夜毘売は、人間の血が濃い。
石長比売は、神々の血が濃い。
~~と、それぞれ、バナナ型神話に当たる話ですが。
こう考えると、後の人類が短命になったと言う理由が成り立ちますね。
また、聖書では神様が人の寿命を120年と定めたと有りますが。
超自然的な神の力か、それとも科学的な力か。
それは分かりませんが、ユダヤ人も時代を下る事に、混血を繰り返して寿命が縮んだのでしょう。
また、ユダヤ人や神々に巨人とされた、長寿を誇る人々ですが。
三度の戦争と大災害により、既に数を減らしています。
また、単なる人間でしかない、美しい女性を妻に迎える事で、寿命は減っていきました。
結果、バナナか石か…………で、人類はバナナを選び続けた事により、現代では短命となったと。