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時は経ち、卒業へ……

 さて、高校三年生になった俺だが、高校二年生の時とは違い、生徒会の仕事で忙しい以外は平穏そのものだった。

 夏祭りには相変わらず行けなかったが、その分も柚希ちゃんとたっぷり遊んだので、問題はない。

 秋以降になると、受験勉強をしないといけないので、リモートで柚希ちゃんと話をしたり、月一回はデートしたりで何とか過ごした。


 ちなみに俺と和人と裕也と縁は一緒に同じ近場の大学に進学する。

 楠家が抱える会社はそうではないのだが、未だに学歴を重要視する会社もあり、学歴マウントを取られないようにするためだ。

 何人かの先輩達が、その学歴マウントを取られた事で社内いじめが起きて、耐えられず退職せざるおえなくなった人もいる。

 また、近場の大学なら柚希ちゃんと一緒にいれる時間が作りやすくなるからな。

 和人も静香と一緒にいる時間が欲しいから、近場の大学を選んだようだ。


 そして、受験が終わり、近場の大学に無事に合格した。

 一方の柚希ちゃんと静香も俺や和人がいる高校に合格した。

 ちなみに轟姉妹も一緒に合格した。

 無事に合格をした事で、みんなで合格祝いのパーティーをして、受験勉強の疲れを吹き飛ばした。

 柚希ちゃんもここぞとばかりに俺にくっついてくれるので、パーティー中でも存分にイチャイチャした。

 和人も静香と存分にイチャイチャしていたし、問題はないよな。


 そして、卒業の日。

 卒業証書を手に校門を出ると、柚希ちゃんと静香が迎えに来てくれた。


「真人お兄ちゃん、兄様、裕也お兄ちゃんに縁お姉ちゃん。 卒業おめでとうなのです♪︎」


「和人さん、縁さん、裕也さん、お兄ちゃん、卒業おめでとう」


「ああ、柚希ちゃんと静香も卒業おめでとう。 美矢ちゃん達は?」


「車の中で待機しているのです」


「ああ、あの黒塗りの高級車か」


「相変わらず親父は黒が好きだよなぁ」


 お互いの卒業の挨拶を交わした所で、車に乗る。

 ワゴンっぽい見た目だが、これも黒塗りの高級車らしい。

 おじさんのセンスが少し分からなくなってきたな……。

 あと、轟姉妹は車の中で待機しているらしいし、二人にも卒業の挨拶をしないとな。


「あ、お兄さん達、ご卒業おめでとうございます」


「ああ、ありがとう美矢ちゃん達」


 車の中で挨拶を交わした俺達を乗せた車はすぐに走り出す。

 まずは俺と静香の家だ。

 俺の隣には柚希ちゃんが座っており、対面には和人と静香が座っている。 柚希ちゃんと和人の隣にはそれぞれの護衛一家が座っている。


「そういえば真人お兄ちゃんは、兄様や縁お姉ちゃん達と一緒の大学なのですね」


「ああ、楠家を起点として徒歩15分くらいの近場の大学だよ」


「じゃあ、休日とかに私と一緒にいる機会はあるのですね」


「そうだ。 そのために近場の大学を選んだんだから」


「えへへ、嬉しいのです。 離れ離れにならなくてよかったのです♪」


 抱き着いてくる柚希ちゃん。

 この温もりが今でも俺を安心させてくれるので、俺としても離れ離れにはなりたくはなかった。

 だから、大学卒業後も彼女と一緒に居れるように近場の職を探す予定だ。

 これはまだ4年先のビジョンなんだけどね。


「あ、静香ちゃんと兄様がキスをしてるのです!」


「俺達もしておこうか?」


「はいです♪」


 真っ先に静香と和人がキスをしている様子を見たようなので、俺と柚希ちゃんも負けずに口づけを交わす。


「えへへ、これからもよろしくなのです。 高校を卒業したら真人お兄ちゃんのお嫁さんになるのです」


「ああ、その時はよろしくな。 指輪を用意しておくから」


 こうして車内で柚希ちゃんと婚約も交わした。

 これからも俺と柚希ちゃんの絆は紡がれていくと確信した瞬間でもあった。



次回の更新で本編は終わります。

駆け足気味なのですがご了承ください。


作者のモチベーションの維持に繋がりますので、よろしければ、広告の下の評価(【☆☆☆☆☆】のところ)に星を付けるか、ブックマークをお願いします。


更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします

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