早速愚痴を言いました
「あーーーっ、クソ疲れたぁ」
「お疲れ様なのです、真人お兄ちゃん。 膝枕してあげるのです」
「ごめん、お言葉に甘えさせてもらうよ」
生徒会に入ることになった翌日、早速生徒会の仕事が回って来た……のだが、どうも踝グループの御曹司がさぼってた書類の片づけをやらされることに。
早速奴らの尻拭いをさせられる羽目になったので、俺は今日は柚希ちゃんの部屋にお邪魔する事になった。
幸い、明日は休みなので寝泊まりしてもいいと両親は言ってくれたのだが。
そんな俺を労ってくれる柚希ちゃんに膝枕をお願いすることになり、俺はそれを堪能する。
「私の膝枕、どうですか?」
「ああ、いいよ。 眠ってしまいそうなくらいに」
「まだ寝ないでくださいね? 今日も私と添い寝するのですから」
「あはは、分かってるよ」
柚希ちゃんに頭を撫でてもらいながらそんな話をする。
いや、本当に柚希ちゃんのこの天使具合はたまらんなぁ。
「それにしても、聞いた話ですが前の生徒会の酷さがよく分かるのです」
「そうなんだよ。 書類すらろくに整理しておらず、他の生徒の要望すら耳にしていなかったからな」
「それで縁お姉ちゃんはどう対処したのです?」
「改めて要望箱を設置して、今まで放置されていた要望を改めてくみ取って先生たちにこれがあったという事を伝えようとしているな」
「今までそれでよく他の生徒たちが我慢できたのです」
「諦めていたという方が強いのかもな。 どうも奴ら、自分達を肯定する者以外の意見はシャットアウトらしいから」
「それは確かにいけないのです」
所々に愚痴を言う俺に、嫌な顔一つもせずに柚希ちゃんはしっかりと聞いてくれている。
頭を撫でられながら、安心感を与えてくれるから、愚痴も溜め込まずに言えるのだろうな。
「でも、今はこれを乗り切る事が大事なのです。 急がずじっくりとこなしていくべきなのです」
「確かにな。 まだ書類整理も押し寄せてくるだろうし、来年の学校行事もあるから踏ん張らないとな」
「それでも辛かったら、今日みたいに私にお話ししてスッキリするのです」
「ありがとう、柚希ちゃん」
「いえいえ、どういたしましてなのです♪」
愚痴も言えてスッキリし、膝枕を堪能した俺は、柚希ちゃんの部屋でそのまま一緒に寝る事になった。
天使の寝顔を堪能しながら朝までぐっすり眠れたのだった。
ただ、柚希ちゃんの寝間着はネグリジェで透けていたので、下着が見えていた状態だったのはここだけの話にしておこうと思う。
ま、目の保養にはなったし、眠れたけどね。
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