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テストが終わって…

いつも閲覧ありがとうございます。

本日も二度目の更新です。

「あー、やっとテストが終わった…」


「真人さん、坊ちゃんお疲れ様です」


「あぁ…。 ってか学校の時はその呼び名はやめてくれ」


「すみません、いつもの癖で…」


「やれやれ…」


 1学期の期末テストがようやく終わり、俺は和人と徳山姉弟と一緒に教室を出た。

 テスト期間の感触としては、まぁ、良好だと思う。 徳山姉弟が教えてくれたおかげで赤点はないだろうと確信している。


「ま、これで真人もようやく柚希と会えるし、一緒に遊べるよな」


「そういえば柚希ちゃんて成績はいい方なのか?」


「あいつはすごいぜ。 何せお前の妹の静香ちゃんと一、二を争う成績らしいからな」


「静香もすごかったのか…!」


「今知ったのですか!? 妹さんなのに!?」


 気になっていた柚希ちゃんの成績はかなりいい方で、静香と一、二を争う程なのだとか。 静香が天才なの知らなかったぞ…。


「下手に傷つけたくなかったんじゃないかな? 俺達もぼっちゃ…ゲフンゲフン、和人から聞いてたから知ってるけどな」


 なるほど…。 静香も今の母さんも俺のいきさつを父さんから聞いたからだろうな。 だから、成績の事は敢えて言わなかったのだろう。

 でも、あの忌むべき姉と産みの母と違って、平等に接してくれるし静香も色々気にかけてくれるから今の生活に満足しているけどな。


「あ、いたのです! 兄様ー! 真人お兄ちゃーん!!」


 校門前で柚希ちゃんが手を振っているのが見えた。 隣には静香もいる。

 少し間が空いただけで、すごく久しぶりに見えるのは、やはり柚希ちゃん成分が枯渇していたのだろうか…。

 そう考えていると、柚希ちゃんがこっちに来て、すぐにギュっと抱きついてきた。


「えへへ~、真人お兄ちゃん成分を補充するのです~」


「おおっ、人がたくさんいるのに大胆だなぁ」


 柚希ちゃんが抱きついたまま、頬ずりする様子を見て思わず、笑みがこぼれる。 俺自身も彼女の温もりで癒されてきてるしね。


「和人さん、すみません…。 柚希ちゃん、テストが終わったから、うちの兄と久しぶりに会えるって喜んでて」


「ああ、構わないよ。 君も知ってるだろ? 柚希がいるおかげで真人が落ち着いてきたことに」


「それはそうですけど…」


「ああ、周囲の嫉妬の目線か…。 確かにこれはいかんなぁ」


 そうなのだ。 相変わらず俺と柚希ちゃんがイチャイチャしているのを見て、多くの男子生徒が嫉妬の目線を向けている。 その視線がかなり痛いのだが、柚希ちゃんはお構いなし。

 可愛いからいいけどね。


「あのー、お嬢様。 そろそろ自重しないと…」


「あ、ごめんなさいなのです…」


 縁がここで柚希ちゃんの窘める。

 イチャイチャの続きは家に帰ってからすればいいしな。 何せテスト期間なので、午前中に終わったのだから。


「じゃあ、一週間ぶりに真人お兄ちゃんのお家に行くのです! 久しぶりにゲームをしたいのです」


「ははは、分かりましたよお姫様」


 そんな俺と柚希ちゃんのやり取りを見て、静香や和人、そして徳山姉弟は若干苦笑いしつつも、微笑ましそうに見ていた。

 俺と柚希ちゃんが手を繋いで、お話をしながら一緒に俺の家へと向かった。



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