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まさかの凶報

「ん……」


 朝日の眩しさに不意に目が覚める。

 そして、隣には昨日一緒に寝た柚希ちゃんの寝顔があった。

 昨日のクリスマスイブで、俺は柚希ちゃんの部屋で一緒に寝る事にしたので、別に驚く事ではない。

 だが、先に柚希ちゃんの寝顔を見れたのである意味役得だなぁと思った。


「んみゅ……」


「あ、起きたか。 柚希ちゃんおはよう」


「あ、真人お兄ちゃん、おはようなのです」


 寝顔だけでなく、柚希ちゃんの寝ぼけ眼も見れたのはこれも役得だよな。


「寝顔、可愛かったよ」


「もう。 でも、真人お兄ちゃんになら寝顔を見られてもいいのですよ」


「それは嬉しいな。 じゃあ顔を洗うか」


「はいなのです」


 仲良く起床したので、まずは洗面所で顔を洗って、歯を磨く。


「そろそろ朝ごはんが出来るころなのです。 静香ちゃんと兄様を起こしにいかないと」


「そうだな。 あっちもあっちでよろしくやっていた後だし、寝ているかもしれないしな」


 歯磨きと洗顔を終えた俺達は、静香が寝ているという和人の部屋に柚希ちゃんと向かう。


「あれ?」


「どうした、柚希ちゃん?」


「何か様子がおかしいのです。 静香ちゃんが泣きじゃくっている声と兄様の焦りと何故か美矢ちゃん達がいるみたいです」


 確かに和人の部屋の近くまで来ると、静香の泣きじゃくる声と和人の声、そして何故か轟姉妹の声が聞こえている。

 ただ、和人と静香はお互いアレな事をしてもいい関係なので、何か別の件が起こったのか?


「行って見ようか?」


「はい。 兄様が真人お兄ちゃんにも伝えるって聞こえたので」


「俺にも……?」


 和人が俺にも伝えるという発言を柚希ちゃんは聞こえたみたいだった。 本当に何があったんだ?

 そう思いながら、和人の部屋の前に着くと……。


「あっ、お兄さんにお嬢様! 丁度良かったです!! 大変な事が起こったんです!!」


「大変なことだって!?」


「美矢ちゃん、何があったのです?」


 慌てた様子の轟姉妹の片割れの美矢ちゃんと出くわし、大変な事が起こったと聞いて嫌な予感がした。

 柚希ちゃんは、冷静な様子で美矢ちゃんに尋ねていた。

 静香の泣きじゃくる声と和人の焦りからどうしても俺は冷静でいられなくなる。


「実は……、昨日の夜にお兄さんと静香ちゃんのお父さんが何者かに刺されたのです……」


「な、と、父さんが……!?」


 美矢ちゃんから聞かされた内容は、父さんが刺されたという凶報だった。

 それを聞いた俺はショックで立ちすくんだ。

 今日がクリスマスという時期に、まさかの事件が発生したのだった。



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モチベ維持につながるので…。


更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。

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