柚希ちゃんとハロウィン その2
お待たせしました。
「ん~~♪ このクッキー美味しいのです~」
魔女っ子衣装の柚希ちゃんが、差し出したクッキーを笑顔でもきゅもきゅと食べている。
ちょこんと正座をしてクッキーを食べる様子はまるで小動物みたいで可愛い。
「ハロウィンに向けて時間を掛けて作ったからな。 じっくり味わってくれ」
「はわわっ!? このクッキー、真人お兄ちゃんが作ったのですか!?」
「まぁね」
「すごいのです! 尊敬しちゃうのです!」
柚希ちゃんが食べているクッキーは俺が作った事を教えると、目を輝かせて尊敬した眼差しでそう言ってきた。
なんだかんだで、褒めてもらえるってこんなに嬉しいものなんだなぁ。
「持ち帰り用のクッキーもあるからな。 持って帰って味わってくれよ」
「はいです! 残りのクッキーもいただくのです」
そう言いながら柚希ちゃんは再びもきゅもきゅとクッキーを食べる。
本当に美味しそうに食べるなぁ。 作った甲斐があったってもんだ。
「ごちそうさまなのです。 美味しかったのです♪」
「そう言ってくれて嬉しいよ。 思い切って作った甲斐があったよ」
「えへへ……♪」
俺が柚希ちゃんの頭を撫でると、嬉しそうな笑顔を向ける。
相変わらずの可愛さに、癒されるし微笑ましい。
「じゃあ次は『いたずら』ですね?」
「ああ、柚希ちゃんがやりたいことをしていいよ」
「はいなのです♪ じゃあまずは……」
そう言いながら柚希ちゃんは、俺に抱き着いて来た。
「んみゅ~~♪ やはり真人お兄ちゃんの温もりは最高なのです~~」
柚希ちゃんは笑顔で頬ずりする。
いつものイチャイチャする時のパターンだが、きっとこれは序の口だろうな。
「これが終わったら次はどうしたい?」
「一緒にお風呂に入りたいのです」
「なるほど、一緒に風呂か……」
やはりこっちが本命だった。
いつぞやのお泊りの時に不意打ちで入浴中に乱入してきて理性がなかなか保てなかった記憶があるが、今回はハロウィンだしいたずらという事で大目に見よう。
「分かった。 じゃあ一足先に入るからその少し後に入ってくれ」
「分かったのです♪」
俺が先に風呂に入ったその数分後に、柚希ちゃんもいつぞやのお泊りの時の状態で入って来た。
あの時とは違って、俺の方は柚希ちゃんの裸を見る余裕があったのでじっくり堪能させてもらった。
柚希ちゃんの方も俺に見られても構わないスタンスなので、十分な目の保養になったのは言うまでもないだろう。
(静香と和人は、向こうで楽しんでいるだろうかねぇ)
俺は、楠家のほうで楽しんでいるとされる静香と和人の事を考えながら、柚希ちゃんとのハロウィンの時間は過ぎていった。
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更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。




