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昼休みにて

いつも閲覧ありがとうございます。

 帰って来た両親にも静香の事情を話し、登校拒否という形で静香を家に居させる事に決まった。

 無理に登校させた所で、相手の性的ないじめがエスカレートしてくるからだ。

 そして、今日から静香は登校拒否をし始めた。 俺が学校に行っている間は派遣された護衛さんが静香を守ってくれるとのこと。

 そして、昼休み。

 屋上で和人と徳山姉弟と昼飯を食べながら、話をしていた。


「親父、じいちゃんにも力を貸してもらうつもりらしいぜ。 何でもじいちゃんの友人が教育委員会の教育長らしいから」


「とんでもない流れになったな。 まぁ、柚希ちゃんは楠家の娘で、静香はその友人だからなぁ」


 まさか、当時元母に捨てられた俺を救ってくれたじっちゃんにも協力を求めるとは…。

 和人から聞いたが、じっちゃんの友人が教育委員会の教育長らしいので、おじさんがじっちゃんを経由して圧力を掛けるつもりだろうな。


「教育委員会も一枚岩じゃないみたいだしね。 後、お嬢様の学校の隣のクラスにいる護衛から聞いた話だけど、静香ちゃんを性的ないじめをし始めた相手は、別のクラスに転校してきた男子で、お偉いさんの息子だそうで…」


 あの中学に転校してきた男子が静香をいじめている相手でしかもお偉いさんの息子なのかよ…。


「なんで、そのお偉いさんの息子が公立の中学校に?」


「カースト上位であることを示したいためよ。 ちなみにあの事なかれ主義の現在の担任もそいつに雇われた教員免許持ちで、その担任が現在の学校に赴任するようにお金で圧力をかけたみたいね」


 金で担任になった教員免許持ちとか質が悪すぎるだろ…。

 というか今の担任って、奴の手の者かよ。


「それでおじさんはじっちゃんに力を貸してもらう事にしたのか…」


「思った以上の強大な権力持ちらしいからね。 それから外れた静香ちゃんを社会的にも抹殺しようとしたみたいね」


「対抗するにゃより強大な権力で挑むしかないって事か」


 縁の話を聞いていたが、思った以上に相手が悪すぎるな…。

 これ、静香が無理やり登校させるような事態が起こったらと思うと気が気じゃないよな。

 だから、おじさんはじっちゃんに頼んでより強い圧力をかけるみたいだけど。


「問題はそこの校長だな。 そいつにも金で絡めとられたら柚希ちゃんも危ないんじゃ?」


「もう一つの切り札が、こっちにはあるらしいわよ。 まぁ、手早く切るかもしれないけど」


 静香や柚希ちゃんが通う中学の校長が、そいつの金で圧力を掛けて手籠めにされたら柚希ちゃんも危ないという懸念を言ったところ、縁はこっちにも切り札があると言った。


「早急に静香ちゃんを救うためだし、切れるものは切った方がいいだろうな」


 しかし、相手があのお偉いさんの息子とはいえ、こっちの…というより楠家の切り札って…どんなのだろうな…。



よろしければ、評価(【★★★★★】のところ)か、ブックマークをお願いします。

モチベ維持につながるので…。


更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。

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