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静香に関するこれからの話

お待たせしました。

ひとまず更新しました。

「静香…」


「お兄ちゃん…和人さんと柚希ちゃんも…」


 柚希ちゃんや和人と一緒に俺の家に行き、先に帰って来た静香と対面する。

 彼女の様子は、明らかに辛いという事がわかる感じだった。 今にも泣きそうな表情だった。


「帰りに柚希ちゃんから事情を聞いた。 辛かったんだな」


「う、うわあぁぁぁぁん!!」


 俺が優しく声を掛けると、静香が泣きながら俺に抱き着いて来た。俺はそれを受け止め、しっかりと抱きしめる。

 傍に居た和人や柚希ちゃんも無言ながら背中を撫でたりして泣きじゃくる静香を慰めてくれた。


「真人…、やっぱり俺、静香ちゃんをこんな目に遭わせた奴を許さねぇよ…」


 泣き止まない静香を抱いている俺に、和人が怒りを露にしながらこう言ってきた。

 奇遇だな…。 俺も同じだよ。


「兄様はやはり静香ちゃんが7好きなのですね。 だから許さないんでしょう。 私も同じなのです」


「柚希ちゃん…」


 柚希ちゃんも友達としてか、やはり静香をこんなつらい目に遭わせた奴らを許さないようだ。


「親父に頼んで、教育委員会から圧力を掛けてもらおう。まずはそこからだな」


「そうか。 産休した前の担任と違って、今の担任は事なかれ主義だからな。 担任を交代させてもらう事も視野にか」


「ああ、だが奴がいる以上静香ちゃんを学校に行かせるわけにはいかないだろう」


「そうなのです。 事情が事情ですから」


「父さん達には俺からも事情を伝えるよ」


 和人はおじさんに頼んで教育委員会に圧力を掛けてもらうと言った。

 おそらく、今の担任を別の人に交代してもらうためだろう。 今の担任は事なかれ主義っぽいからな。

 静香に関して登校拒否も視野に入れる事を父さん達にも言わないといけない。 デリケートな問題もあるからな。


「私の方も轟さん姉妹の他に、同じ中学に居る何人かの護衛さん達にお願いしてみるのです」


「ああ、頼むぞ柚希ちゃん」


「はいなのです。 静香ちゃん、しばらくの間は学校をお休みするのです」


「うん…、ありがとう柚希ちゃん…。 それにお兄ちゃんも和人さんも」


「気にするな。 兄として支えないといけないからな」


「俺も静香ちゃんを辛い目に遭わせた奴を許さないからな。 ここは任せてくれ」


「はい…!」


 まだ涙目ながらもようやく笑顔が戻って来た静香。

 俺もそうだが、友達の柚希ちゃんも、静香の事が好きだと意識した和人もひとまず安堵した。

 とにかく、妹を何としても支え、守らないといけない。 俺はそう決意をして、両親の帰りを待つことにした。



よろしければ、評価(【★★★★★】のところ)か、ブックマークをお願いします。

モチベ維持につながるので…。


更新は現在不定期ですが、今後もよろしくお願いします。

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