柚希ちゃんとデート その2
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柚希ちゃんと一緒に駅前のショッピングセンターに入った所、まずは本屋に向かった。
どうも、欲しいライトノベルがあるかを見たいという事らしい。 俺も欲しい本とかないかを探すつもりだったので丁度良かったが。
「本屋は確か六階だったな」
「エレベーターで行くのです?」
「いや、エスカレーターで行こう」
「はいです!」
エレベーターで行くのも悪くはないが、ここはエスカレーターで行った方が下手なトラブルに巻き込まれずに済む。
エスカレーターの方は、下から柚希ちゃんのスカートの中を覗く輩がいないとは限らないが、比較的安心感はある。
「よし、六階に着いた」
「早速本屋に向かうのです」
俺達は早速、本屋に向かう。
このショッピングセンターの本屋は比較的規模が大きく、色んな種類の本が多数取り揃えているのだ。
「えーと、目的のライトノベルは…っと」
本屋に着いて、早速ノベル売り場に寄った柚希ちゃんは、目的のライトノベルを探すために色々と見て回る。 俺も一緒に探してあげる事にした。
「あ、あったのです! これなのです!」
「どれどれ…、おおぅ」
一通り見て探した後で、柚希ちゃんがもう一度見始めた棚で目的のノベルが置いてあったのを見つけたようだ。
彼女がどんな内容の本がお望みなのか見てみたら、ある意味すごいジャンルの本だった。
簡単にいえば、異世界クラス転移ものかつ、無能扱いされての追放ものかつ、主人公最強かつざまぁものとこれでもかという要素を組み込んだライトノベルであった。
(すごい内容の本だけど、柚希ちゃんがこれを欲しているのなら…)
俺的には、あまりお目に掛かりたくはない内容のものだが、読まず嫌いは良くないので、俺も同様の奴を買う事にした。 丁度二冊分あるしね。
「あ、真人お兄ちゃんもそれを買うのですか?」
「まぁね、柚希ちゃんが推しているノベルなら、読んでみたいしね」
「えへへ、じゃあ今後はこの作品のお話で盛り上がれるのですね」
俺が柚希ちゃんと同じ本を買う事に驚いたが、理由を言うと嬉しそうにしていた。
やはり、その手の話題ができる人がいると話が盛り上がるのだろう。 柚希ちゃんのために買って良かったと思う。
「ありがとうございました~」
店員さんにお金を払って、本屋を出る。
値段は二冊で約1400円。 手ごろな方のノベルだったので助かった。
「真人お兄ちゃん、次はあの場所に行くのです」
「あの場所に…?」
柚希ちゃんが先導して、エスカレーターを下っていく。 そして、向かった先は…?
「ま、マジかよ…!?」
なんと柚希ちゃんに連れてこられた先は、女性下着を売っている…いわばランジェリー売り場だった…。
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