柚希ちゃんと楠家の室内プール
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テストが終わり、猛暑の中で学校は夏休みに入った。
なお、俺や和人がいるクラスは、半分が赤点をとってしまい、夏休みの前半を補習で費やす羽目になったようだ。
俺や和人は、赤点を回避。 当然ながら、徳山姉弟はトップと2位に君臨していた。 あの二人は別格だろうな…。 ちなみに俺は中の上で、和人は俺よりは成績が上だった。
しかし、俺のクラスは俺以上に成績が悪い奴らが多すぎるだろ…。 クラスで一番平均点が悪いのがある意味納得してしまう。
そんなこんなで、夏休みに入ってからも時が過ぎ、今日は楠家の門の前にいた。 柚希ちゃんと楠家の中にある室内プールで一緒に泳ぐ約束をしたからだ。
インターホンを鳴らし、自分の名を名乗った後、出迎えが来るのを待っていると…。
「いらっしゃいなのです! 真人お兄ちゃん♪」
「やあ、よく来たね真人君」
ワンピース姿の柚希ちゃんと、おじさんが迎えてくれた。
特に、柚希ちゃんのワンピース姿は、俺の目線からはさらに可愛いかったと思う。
「早速だが、室内プールだね。 今回はCルームの方を案内しよう。 柚希も君と泳ぐのを心待ちにしていたのだからね」
「そうなんですか」
「えへへ…♪」
おじさんから柚希ちゃんが、一緒に泳ぐのを心待ちにしていたと聞いた俺は不意に笑みを浮かべていた。 柚希ちゃんも笑顔で俺に抱きついていた。
「さあ、早く入りなさい。 プールの後には飲み物も用意しておくよ」
「すみません。 お言葉に甘えます」
「それじゃあ、一緒に行くのです♪」
そう言いながら、俺はおじさんの後をついていく。 柚希ちゃんはその間は笑顔で俺の腕を組んでいた。
なお、楠家の室内プールは三つあり、俺が和人と遊んでいた時はAかBルームだったので、Cルームを使うのは初めてだ。
「さぁ、ここがCルームだ。 柚希と真人君の貸し切り状態にしてあるから、楽しんでおくといい」
「分かりました。 楽しんできます」
Cルームに入ると、そこにはいつも泳ぐ全長25メートルのプールに、流れるプールやウォータースライダーがある。 いわゆる遊園地風味の室内プールなわけだ。
そのため、他のルームと比べて広い感じだ。 これを俺と柚希ちゃんの貸し切りになるとは…。
「早速水着に着替えるのです。 更衣室はあそこなのです」
「ちゃんと男女別なんだな。 よし、早速着替えようか」
俺と柚希ちゃんが水着を持って、それぞれの更衣室に入った。 彼女の水着はどんなのだろうか? 少し楽しみでしょうがない。
そう考えながら、俺は一足先に水着に着替えて彼女が来るのを待った。
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