君は今、体は女体化してるけど心は男だから不快感すごそう
わしと光は楕円形のゲート経由でわしの寝室へ戻ってきた。
「何か楽しかったことは楽しかったんじゃが、このままじゃ寝れんしもう一回風呂入るかのう」
「私も一緒に入る」
「そうじゃな」
まあさすがに今から別々に風呂は手間がのう。
風呂が沸いてわしと光が一緒に脱衣場へ向かった。
洗面所の鏡を光と一緒に見る。
「うへぇ……わしも光も、顔とか水着とか体とか白濁したリンス塗れでドロドロじゃなぁ……」
うーんアークはともかく、エルナとヴァネッサもこの件に触れてなかったし、客観的に見ると実はそんな大したこともないのか? まあでもエルナとヴァネッサはそもそもあんま参考にならんか……。
「ふふふ――君は今、体は女体化してるけど心は男だから不快感すごそう」
光がわしを自分が白濁したリンスで汚したという、満足感なのか恍惚とした表情でそう言った。
「まあ何とも言えない複雑な感じじゃなぁ……」
屈辱的な感じじゃけど女の子っていつもこういうことされてるんだなぁと思うと、お返しとはいえ白濁したリンスで汚した光に罪悪感を感じる。
「キスしよ」
「えぇ……この状態で?」
「この状態が良いの」
「もう光は本当ドスケベじゃなぁ……」
わしは光とキスした。




