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気持ちが良すぎて意識が飛びそうになる

「魔王?」

「あ、ああ! すまん! すまん! ちょっと妄想にふけっておったわい!」

 今はゲームのプレイ中じゃったイカンイカン!

「鳥が来るよ!」

「ああっ!」


 このマップには火耐性がある溶岩鳥が敵として飛んどるんじゃが『アチチ』の入り口で、グダグダしとったわしらに狙いを定めたようじゃ。


 じゃがな、火系のモンスターは水系の魔法に弱い!


 鈍色の鎌を振りスキルを使う。


「水系魔法 泡爆弾バブルボム!」


 わしの鎌から大量に出たシャボン玉に、溶岩鳥の群れが次々囲まれ、破裂し、レベルが爆上がりする。


 魔法の杖から鎌にかわっただけで、スタイリッシュさが全然違う!

 以前と違い、無振りのステータスを鎌や鎧が補っているし力がみなぎっている。

 これが力の開放。

 何もかもが今までとは全然違い、気持ちが良すぎて意識が飛びそうになる。


「私も負けてられないな!」

 光が『ゼロ』で買ったのか、魔法のスクロールを取り出した。

「魔剣 冬虫夏草に水属性をエンチャント!」

「おおっ!」


 なるほどっ! 光は魔法と物理攻撃をミックスして戦闘をすることにしたのか、確かに勇者は色々専門職には敵わない部分があるが、これならうまく戦えそうじゃな。

 アイテムとして存在しておっても、消耗品の魔法のスクロールを使うという発想は、かなりゲームをやっているものにしか思いつかんもんじゃが、こやつやりおるわ。


 わしが感心しておるうちに次々に光が溶岩鳥を斬り伏せていく。

 水属性をエンチャントしているだけあって、一太刀浴びただけで溶岩鳥がぜる。

 しかし、冬虫夏草に水をまとっているとまるで大剣についている顔のうごめきが溺れているようで地獄じゃな。

 まさに魔剣としか言いようがない。

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