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暁の魔瞳  作者: 白羽矢
第1章
3/3

第2話 必然の流れ

これは必然の流れなのです

強引!ではなく必然!!


ほんと難しいですね

色々と

(たちばな)の案内で今向かっている所は特別クラスだ。クラスが並んでいる中、目的の場所はその一番奥...の更に扉を挟んだ奥にある。これではほんとに隔離してるようだ。


「…まぁ、こっちは教室が離れてるだけで本当の意味での隔離ってわけじゃねぇが」


そんな一人言のような呟きに橘が反応する。


「教室がどうかしました?」

「いや、やけに遠いなと思っただけだ」

「確かに。…急に作ることになったものですからね。ここにしか場所がなかったらしいですよ」


そうは言うが隔離目的があるのは確かだった。いい気はしない。かつての"あの場所"を彷彿(ほうふつ)とさせるから。だが、今の状態では暁でもどうしようもない。だから、それに興味はないんだと示す。


「まあ、どうでもいいけどな。それで?ここがそうなのか?」


暁は前にある教室を見ながら言う。クラスの名が記された標識には特別クラスとあるから間違いではないだろう。が、何事も念のため、というやつだ。中からは生徒と思しき声が聞こえる。何を言っているかよくわからないがどうも騒がしい。今日から暁が来る事を聞いているだろうしその事だろうか。暁としてもどんな生徒なのか気にならないと言えば嘘になる。それと一緒だ。


「その通りです。では、行きましょうか」

「ああ」


扉を開いて中に入っていった橘に続くようにして暁も教室に入る。途端、先程まで騒がしかった生徒が嘘の様に静まりかえった。その生徒の視線は全て、暁に向いている。先生が入って来たから静かになった...というわけではなさそうだ。それは再びざわつき始めた生徒が口々にした言葉で証明された。


「お、おい。見ろよあの目」

「...赤いな、まるであいつのようじゃないか」

「嘘...新しい担任てあの人じゃないよね?」

「でも、ここに来たってことはそういうこと...だろ…?」

「私はあんなやつごめんよ…」


生徒が口を揃えて言うのは"赤い目"。それに続く批判の言葉が、視線が暁に、そして、目に集まる。

いや、生徒たちとて暁をその"本人"と思ってるわけではない。それでも忌避(きひ)してしまう。それほどその目にいい思い出が無かった。暁がして来たことを思えば仕方ないとも言えるが…。予想はしてたが実際にここまで言われると暁とて軽くへこむ。


そんな暁を見かねてか橘が言葉を挟んだ。


「みなさん静かにして下さい。この人が今日から貴方達の担任になる先生です。言う事ちゃんと聞くようにお願いします。では、暁さん」


そこまで言って暁に振る。自己紹介をしろ、ということだろう。はぁ、とため息をついた暁は仕方なくと言った感じでそれに続く。


「お前らの担任をすることになった暁慈蓮だ。適度に教えていくからそのつもりで。気になる事があればその都度聞きに来い。とは言え、教えるかどうかはその時の気分にもよるがな。そんなとこだ」


なんとも投げやり。やる気の無さが滲み出ていた。当然、そんな暁に批判の声は更に上がるわけで。


その中でも殊更(ことさら)大きな声が教室に響いた。


「待ってくださいまし!あの時も申し上げましたが(わたくし)たちに担任は不要ですわ!」


そう声を上げたのはこの学園の制服を身に付けたもちろんここの生徒だった。


「ましてや、その様な男が担任など私は絶対に認めませんわ!!この私、"レオノーラ・アインツヴェルン"がいる限り!断固として!!」


それを聞いていた暁が「ああー」と何かに納得したような顔で声を出す。


「こう言うやつ一人はいるよな。聞いてもいないのに名乗りでるやつ。てか、お前金髪ドリルじゃないのな」

「なんの話ですの!!!?」

「…それはあれだ、その口調でその言葉だとその容姿が頭に浮かんだもんでつい。たまにこういことがあるんだ気にするな」

「病気なんじゃありませんの!?ここにくる前に病院に行った方がいいですわよ!!?」


そのやりとりを聞きレオノーラと名乗った生徒、その隣に座っている少女が呆れた様に、慣れた口調で口を挟んだ。こういことが度々あるのだろう。


「ノーラ。そこまでにして。どうせこの男もあいつみたいにすぐいなくなるんだから一々突っかかっても仕方ないわ。そんなやつ放っておきなさい」

東雲(しののめ)さん…ですが…」


レオノーラをノーラと愛称で呼びレオノーラに東雲と呼ばれた少女―――東雲 乃亜(のあ)はもう興味を無くしたとばかりに手にしていた本に視線を戻す。


乃亜にそう言われ仕方なく自分の席に座る...ことはなかった。それでも、レオノーラは止まらない。これも日常茶飯事なのか。1番の問題児はこいつかもしれなかった。


「ですが…ですが…やっぱり納得がいきませんわ!暁慈蓮!私と勝負ですわ!!」

「…唐突過ぎるだろ。何故、そうなるんだ。今は東雲とかいうやつの言う通り大人しくしとけよ」

「貴方がこのクラスに相応しいか学園ランク5位であるこの私が!直々に!確かめて差し上げますわ!!」


ビシッと暁に指を指す。それを聞いた暁は疲れたような呆れたような。


「まるで聞いちゃいない…あのな、頼んでないしこの上なくめんどくさい」

「ここは素直に応じる流れでしてよ!?」

「なんの流れだそれは…おい、橘。こいつどうにかしてくれ」


助けを求めてそう振るが何故か楽しそうな橘。


「いいのではないでしょうか。丁度この後の予定はありませんし、生徒の実力を知るというのも教師としての勤めかと。それに、僕も少し興味があります」

「えぇ…」


どうしてこうなった...と暁は(なげ)く。そんな暁を尻目にそそくさと移動を開始する生徒と教師。先程までの嫌な空気はどこへ行ったんだと。興味範囲、怖いもの見たさみたいなものだろうか。若干数、嫌そうにしていたが程なく連行されていった。ぽつんと一人教室に取り残される暁。


「いや、ほんとどうしてこうなった…」


そんな声が再び。今度はやけに大きく、そして、虚しく教室に響いた。


〜〜〜〜〜〜〜


「…で?俺はどうすればいい?」


後から訓練ブロックにやってきた暁は開口一番、それはもう心底嫌そうにしながらレオノーラに言う。


「勝負はこの学園。そのランク戦ルールに従って行うことにしますわ。その中でとなると…そうですわね、フラッグ戦でいきましょう。ルールは…知るわけありませんわよね。今から説明して差し上げますわ」


"フラッグ戦"。専用のスタジアムで行われるランク戦ルールの一つだ。暁達がやってきた目の前にあるのがそのスタジアムだろう。相手の陣地と自分の陣地二つに分かれている様だ。分かりやすく青と赤で区別されたその奥それは双方にあるものだがそれぞれ青と赤のフラッグが刺さっている。その横には小さな(くぼ)みが空いていてフラッグを差し込むのに丁度いい大きさだ。


要は相手のフラッグを奪い自分の陣地の窪みに差し込むか、1セット30分と制限時間が(もう)けられていてどちらか片方がフラッグを奪った状態で時間を迎えれば一本。


引き分けは存在しない。両者ともフラッグを所持していない状態、又は所持している状態で制限時間を迎えた場合、無制限となり同じように奪ったフラッグを自分陣地に差し込むか相手が所持している奪われたフラッグを奪い返す事に成功すればそれで一本だ。


そしてこれは稀にだが同時にフラッグが差し込まれるという場合があるその時はフラッグを所持したまま無制限からの仕切り直しで決着がつくまで行われる。それを繰り返し、三本先取でその者の勝利となる。


「審判が戦闘不能と判断もしくは相手が降参しても試合終了ですわ。審判は…橘先生。お願いしてもいいですわよね?」

「ええ、もちろんです」


橘に了解を得たレオノーラは再び暁に向き直ると、二度は説明しないですわよ。と、そういう風な態度で暁に問う。


「大体こんな感じですわ、問題ありませんわね?」

「ああ、大丈夫だ。ルールは把握した」


つまり、奪われたからと言って負けではない。奪い返すでもいいし、邪魔をした上で相手のフラッグを取り先に自分の陣地に差し込むというのもいいだろう。逆に無制限になってからが勝負だ!と考える奴もいるかもしれない。短時間で決着がつく場合もあれば長時間に渡っての戦いとなる場合もあるそんな試合のようだ。


「因みに武器は何でもアリですわ。自分の得意な武器を選んで下さいまし。もちろん、レプリカですけれど」

「生憎、俺には得意とする武器はない。素手でいい」


それを聞いたレオノーラが少し眉をひそめた。


「それはハンデのつもりですの?後悔しますわよ?」

「そんなつもりはない。ほんとに無いんだから仕方ないだろ」


暁があからさまに肩を(すく)めてそう言うとまだ納得していないようだったがそんな時間はないと思ったのだろう流すように話を進めると、教室にいるときには無かった肩に掛けている純白のシーツみたいな物から何やら取り出した。


「…まあ、貴方がそれで構わないと言うのならそれでいいですわ。では、私は遠慮なくこれを使わせて貰いますわ!」


そう言ってレオノーラが取り出したのはレイピアだ。使い慣れているのだろう。確かにその構えた姿は様になっている。


「私、こう見えて結構強いんですのよ?少なくとも前の担任よりは」


それはこのレオノーラが強いのかそれともその教師が弱いだけなのか。

え?もしかしてここの教師のレベル低い...?と暁が胡乱な視線を橘に送るが苦笑いを浮かべるだけだ。まぁ、言いたいことはなんとなくわかる。一緒にしないで欲しい、だ。


それでも、レオノーラが強いことに変わりはないだろう。学園5位は伊達ではないということだ。


「なんでもいいけど早く始めて早く終わらせよう」

「その余裕いつまで持つか見ものですわね、暁慈蓮。いざ、尋常に勝負ですわ!」

「御託はいいからどっからでも掛かってこい」


気怠(けだる)そうな暁の言葉の後、試合開始の為、橘が声を上げる。


「暁慈蓮、対、レオノーラ・アインツヴェルンの

フラッグ戦を()り行います。それでは…始めっ!!!」


その声と重なるように試合開始のブザーが鳴った。


先に動いたのは...


「先ずは一本っ!確実に頂きますわっ!!」


――――レオノーラだ。


試合開始と同時に速攻で目の前にやってきたレオノーラ。レイピアの間合い入るやいなやそれを暁に向けて突く。


シュ!!!


そんな音が暁の耳の辺りを通り過ぎた。


「っぶね!!殺す気かよっ!」


辛うじてそれを避けた暁が悪態をつく。

今のは一歩でもズレていれば死にはしないにしても怪我では済まない。そんな悪態もどこ吹く風。レオノーラに気にした素振りはない。


「大袈裟ですわよ?そんなんじゃ、死にませんわ。それに、当てる気はありませんでしたもの。脅しですわ」

「嘘付けこら!」

「うるさいですわね。


…とういうか、


――――喋ってる暇が―――


貴方にありまして―――――?」


瞬間、レオノーラの姿が目の前から消えた。


そう見える。そう錯覚してしまう程。


声を置き去りにして暁の横を通り過ぎる。

ゼロからのトップスピード。初動から最速に至るまでが極端に短い、いや、無いに等しいそれはレオノーラの強みだった。並みの人間には追いつく事など叶わない。開始早々、フラッグを奪われてしまった。


「とりあえず、取りましたけれど、この試合。私が勝つのも時間の問題ですわね」

「まだ取っただけだがな」

「それも…そうですわねっ!!」


再びトップスピード。


「ったく!!」


反応出来ない。止まらない。止められない。


やっている事は先程と同じ。超スピードで暁に迫り、レイピアを突く。そして、その横を通り過ぎるそれだけだ。悪く言えば単調。だが、暁は避けるので精一杯だ。それだけ、その動作に無駄が無かった。一連の流れが綺麗過ぎて物凄く簡単に見えてしまう。が、いざやろうとしても出来る人は少ないだろう。それがレオノーラの今まで(つちか)ってきたフラッグ戦での必勝スタイルだった。


「これで一本。楽勝ですわね」

「まだ一本だっていうのに随分と強気だな」

「もちろんですわ、私の勝ちは決まっていますもの」


レオノーラが胸を張ってそう言うと暁は大きく肩を落とした。もう疲れた、と身体で表現するかのように。


「…さいですか。そいつはよかった」

「まず貴方。そこから余り動いてないようですけれど、フラッグ取りに行かなくていいんですの?」


オーバーリアクションな暁を見てもレオノーラに気にした様子はない。暁は体勢を元に戻すとレオノーラからフラッグに視線を移す。


「じゃあ、それ、取りに行かせてくれんの?」

「させるわけありませんわ」

「だよな、知ってた」


通り抜けられた瞬間、取りに行くことは可能かもしれない。だが、そんな隙をレオノーラが見せるとは到底思えなかった。


そのままスルリと暁の横を通り過ぎてゆく。

やはり、レオノーラを止められない。


「っち!!毎回同じ手をっ!」

「あら、知りませんの?この国には素晴らしい言葉があるんですのよ?勝てればそれでいい…ですわっ!」

「くそっ!それは同感だけどよっ!」


そして、又もや一本取られてしまった暁。


「これで後が無くなりましてよ?暁慈蓮」

「そう見たいだな。いや、まだ余裕だが?」

滑稽(こっけい)ですわね。何も出来ていないのに」

「これからすんだよ」

「それなら言葉だけでなく行動で示して下さいまし!!」


...だが、何も出来ない。


弱過ぎる。そうレオノーラは思った。何故、この男がここの教師になれたのかと疑問だった。だから、この試合の最中に見極めようとした。だが、その必要はもう無い。見限る。いつもそうしてきたように。だから...


「これで終わりですわっ」


自分の陣地にフラッグを差し込んで、それで終わり。




...そのはずだった。


「なぁ?フラッグを持ちもしないで急に自分の陣地に戻るとかどうした?あ、もしかして試合放棄?ラッキー、俺の勝ち?」



「…え?」


今まさにフラッグを差し込もうとしたその右手。そこには何も無かった。バッと後ろに振り返る。その暁の手には本来レオノーラが持っていなければおかしい"それ"があった。


「あ、すまん。俺が持ってたわ」

「…何をしましたの?」

「何をしたも何もルール通り奪い返しただけだが」

「そう言う意味ではありませんわ!どうやって取ったのかって聞いていますのよ!」

「あ?こう、ひょいっと?…あー、そうだな。俺、手先が器用なのが取り柄なんだ」


暁がフラッグを指の間でくるくると、さながらペン回しのようにしつつ言うとレオノーラはぷるぷると震えながら声を上げた。


「それではなんの説明にもなっていませんわっ!!」


またあの教師もなす術なく終わるのかと、当たり前の成り行きをただ見ていた生徒達が騒つき始めた。今の見えたか?いいや、全く見えなかった。そんな感じの話し声が聞こえてくる。


ここで初めてレオノーラの余裕が揺らいだ。

何をされたのか全く分からなかった。取られた事を気付くことも出来なかったのだ。


「ま、まだ奪われただけですわ」


そう、奪われただけだ。第一今戦っている男は相手のフラッグに触れてすらいない。なにより、素人目にも分かるほど動きが凡人以下だった。

たまたま、奪われただけ男の手癖が想像以上に悪かっただけ。まだ自分の勝ちに揺らぎはない。

それなら、することは一つ。奪うのが得意というのならその動きを封じればいい。


「…次は当てますわよ?」

「最初に言ったろ?どっからでも掛かってこいって」


余裕な笑み。いつもなら軽く受け流せたであろうそんな挑発が今は物凄く(しゃく)(さわ)った。

だったら、それを悔しそうな顔に変えてやるまで...ですわ!!、と


「さっきから思ってましたけど!隙だらけっ、でしてよっ!!」


"戦闘不能狙い"。どっちが上かはっきりさせよう。そう言いたげだった。


だが、それを見ても暁は微動だにしない。

あまりの早さに反応できなかったのかそれとも...


「貰いましたわっ!!!」


レオノーラは次こそ勝ったと確信した。それはあまりにも無防備で、それこそあまりにも隙だらけだったから。


―――だが、その時。



ニィ...


暁が笑った気がした――――


「っ!?」


レオノーラは息を飲んだ。このまま行けば負ける。何故かそう思った。得体の知れない何かが(まと)わり付いているような。依然として目の前にいる男は隙だらけだ。にも関わらず、勝てる未来が見えない。だからこそ、それがやたらと不気味だった。先程までとはまるで雰囲気が違う。しかし、レオノーラに止まる気配はない。否、止まれなかった。何かにつき動かされてるようで自分の思い通りにならなかったのだ。


「はあああああっ!!!」


レオノーラはそれを振り解こうと声を上げ身体に力を入れる。その勢いのまま暁にレイピアを振るった。


そして...



ドガッ!!


「ぐはっ!」




...暁に直撃した。




「…???ふぇ…??」


レオノーラから変な声が漏れる。

理解が追い付かない。自分でも何が起こったのかわからない。それなのに、元凶であるはずの男は衝撃でふらつきながらも不敵な笑みを浮かべているのだ。ほんとに意味がわらかった。


「見事…だ…」


その直後、先程より大きくふらついたかと思うと何故か満足そうな言葉とともにドサッと仰向けでぶっ倒れた。暫し辺りは静寂に包まれ...


「そ、そこまで!暁慈蓮の戦闘不能により、勝者!レオノーラ・アインツヴェルン!!」


同じく(ほう)けていた橘が我を取り戻して試合終了を告げた。それから一拍。


「ど、どういうことですのおおおおおおお!!!!」


レオノーラの叫びがスタジアム内にコダマしたのだった。釈然としませんわー!!!という叫びが響いたのを最後に暁の視界はブラックアウトした。

ルール色々な可能性あって書いた後にやってしまったなと


戦闘と呼べるかわかりませんが単調過ぎていまいち状況が掴みづらい。

その描写をどうやって凄い風にするかを考えた結果、無理矢理感の方が凄くなってしまいました。

上手くなりたいです。


とりあえず、生徒との初顔合わせという事でこういう生徒1人はいなきゃ!みたいな感じで登場させましたがありきたりかなぁ...でも好きなんだよなぁ...


では、また!

誤字脱字報告待ってます!!!


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