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異世界初おっさん!?

だいぶ前回から時間がかかってしまいました。ですか今回も例に漏れず、本小説は読む価値がありませんので、なろうのランキングから適当に選んで読んでみるほうが読者様のためにもなるはずです。

また読む価値がないため、今回の内容も後書きに要約したいと思います。

 「……んん?いててて、一体何が起こったんだ??……そうだ、あのおっさんは!?」


 意識が覚醒し飛び起きた俺、城之内キリトはおっさんにアイロンされた頭を撫でつつ、そのおっさんを探す。あの凶暴な迷子のおっさんはどこだよ!!と周囲を見渡すと、少し離れた所で倒れた丸太に腰掛けるおっさんを見つけたので急いで駆け寄る。


 「おい!おっさん!出会い頭にあんなことするなんて酷いじゃねぇか!頭が焼けるかと思ったんだけど!一人で心細かったのは分かるけどさ!ひどいじゃねぇか!」

 「ぷ、ふはは!面白いなお前。ふぅ……まあいいか、喉乾いてたんだろ?飲めよ。」


 そう言っておっさんは俺に水筒を投げてきた。一瞬、おっさんと間接キスか…。なんで考えがよぎったが、喉の乾きに耐えられるわけもなく仕方なくその水を飲んだ。思ったよりも冷たくて美味かった。


 「サンキューおっさん!助かったぜ!てか、おっさんはこんなところで何したんだ?もしかして、ここってあんたの家なのか??」

 「いいや、違う。やっぱりイカれてんな、お前。いや、城之内キリト君。」

 「なにっ!?どうして俺の名前が!?どっかに書いてあったっけか!?」

 自分の制服のタグの部分に油性ペンで名前でも書いてたかな?と確認してみたが、名前は書かれていなかった。

 「さっきお前の頭の中を見させてもらったよ。だからお前が異世界人で、犯罪者って事も知ってるし、昨日盗賊ギルドの奴らに捕まってボコされた事も知ってる。」

 「俺の頭の中を見ただと!?……あの頭上アイロンって頭の中を見る魔法だったのか!?」

 「あ〜、違うぞ?お前はこの世界について全く知識がないみたいだから色々と教えてやるよ。その代わり俺の仕事の手伝いをしろ。お前にピッタリの仕事がある。」

 「え〜、おっさんの手伝い?……うーん、ここのことについては教えて欲しいけどおっさんの仕事ってなんだ?それに俺、おっさんのこと全然知らねぇし、おっさんも転生者なのか?」

 「俺は初めから世界の住人だ。因みにお前に拒否権はねぇぞ?断ったらここで殺すからな。」

 「それは嫌だわ。……よし!よく分からないけど、それしかねぇならしょうがねぇ!俺やるわ。その代わりこの世界の説明と俺の衣食住はよろしくな!」

 「ふっ。まあ、それでいい。早速色々と、この世界について簡単に教えてやるよ。」




 「それじゃあ、分かりやすいようにまずはお前がこの世界に来てからの出来事を順に説明してやるよ。」

 「はい、よろしく。」

 「…まずはお前が一番はじめにいた森、そこを含めたここ一帯は魔の森と呼ばれる魔界と人間界との間にある森の一部だ。どちらかといえば魔界に近いが、魔族の多く住む街とは離れた場所にある。お前も出会っただろうが、ここのモンスターは普通の奴らには手に負えないほどレベルが高い。だから普通はこんな場所に人も魔族も来ないはずなんだがなぁ。 因みにお前がここで死ななかったのは、お前がマナ無しだったおかげだと思うぞ?」

 「あっ!マナ無し!俺、それをよくわからんババアに言われた後にそのままボコされたんだよ!」

 「ああ、マナ無しっつうのは簡単に言うと体内のマナが殆ど無い連中の事だ。で、マナっつうのは魔法を使うために消費するエネルギーみたいなもんで……。とにかく、大抵はそのマナを体内で生成出来ねぇ連中がマナ無しになる。この世界の殆どは魔法で出来てる。だから魔法が使えねぇマナ無しはバカにされるし、当たり前に差別されてる。だが、お前はマナ無しといえばマナ無しだが、他の連中とは違うぞ。それについては後で教えてやる。」

 「ふーん。それで俺を捕まえてボコってきた連中は何なんだよ!」

 「あいつらは盗賊ギルドの連中だ。盗賊ギルドつっても色々あるんだが、その中でも裏ギルドだとか闇ギルドだとか呼ばれてる特に危険なギルドの奴らだろうな。お前が見てた地図は裏ギルドの場所も記してあったから、裏ギルド内部にしか出回っていないような特殊な地図だったんだはずだから間違いないだろう。お前が殺した女もそういったギルドに繋がりがあるような奴だったんだろうな。だから、あの地図を持っていた。」

 「ふーん。」

 「……。お前は裏ギルドを村だか町だかと間違えて、近づいて、バレて、捕まえられて、調べられて、ボコされて、捨てられたってわけだ。でもまあ、お前運が良かったな。お前が殺されなかったのは、お前がマナ無しの貴族の息子に勘違いされてたのと、お前が持ってたリュックが盗品だってバレたおかげだな。お前には殺す価値がないから腹いせにボコられただけで済んだって訳だな。殺しても貴族ならその後に蘇生されて情報をバラされても面倒だしな、近づかれないように痛めつけとく程度で済んで良かったんじゃねえか?知らねぇけど。」

 「蘇生……?」

 「あ?ああ、教会で高え金払えば蘇生魔法を受けられる。まぁ、相当な金持ちか、余程の事がない限り大金払ってまでそんなことしないがな。」

 「何で俺がこうなったのかは大体分かった。何で異世界転移したのかはわかんねーけどな。」

 「よし。一通り話し終わったし、そろそろ移動するか。」

 「移動って、どこに行くんだ?今度こそおっさんの家か?」

 「いや?俺の師匠の所だ。お前のことの紹介と、俺の仕事について教えてやる。」

 「え〜もう移動かよ〜……。っておい!おっさん!早ぇよ!置いてくなー!」


 俺こうして俺は何をするのか知らないけれど、おっさんの仕事の手伝いをするため移動することになった。

クソみたいな文章を読ませてしまい、大変申し訳ありませんでした。

今回は前回出会ったおっさんのお手伝いさんとして仲間になるという展開の話ですね。次はおっさんの職場?ですが、なんとかして普通のなろうっぽい展開に持って行きたいと思います。

次回も期待せず、待たないで下さい。

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