異世界初捕縛!?
遅くなってスミマセン。しかも今回はほとんど進展はありません。簡単な内容は後書きに書いておくので読む必要はありません。というよりもそもそも後書きすら読む必要はないと思います。こんなものを読むくらいなら「なろう」小説ランキングから適当に選んで読んだほうが読者さんのためにもなるはずです。
2020/7/30 追記
最近続きというかなんというかを思いついたので、もう少しして時間ができたら更新したいと思いますが、相当ひどい(内容も文章も何もかも)と思うので、期待せずに待たないでください。
2020/8/13追記
読めば分かると思いますが(読む意味はないですが)異世界語はローマ字です。
この俺、前科一犯の城之内キリトはその後一夜明けてから女冒険家の持っていた地図に示された近くの小さな村へ移動する準備をしていた。と言ってもその女冒険家の持っていた革のリュックを中身そのまま背負っただけなんだが。
「ここでの初めての獲物が冒険家っぽい人だったのはラッキーだったな(笑)」
リュックの中には地図やらナイフやら水筒などの冒険には欠かせなさそうな物ばかり入っていて、学校帰りで教科書しか入っていないカバンしか持っていなかった俺にとってとてもありがたかった。使えないカバンは投げ捨て、俺は一度川に行き水筒に水を汲んだあと村に向って歩き出した。
「ま、まだ着かないのか!もう日が暮れちまうぞ…。」
どうせすぐに着くだろうと思っていたが村は一向に見えなかった。途中で迷ったのかと心配になって何度も地図を見直しているうちにどうやら地図上では近く見えても実際の距離はそこまで近くはなかったということが分かった。それでもそろそろ村が見えてきてもおかしくない距離を歩いたはずだが…。仕方ないので近くの木陰で眠る事にした。
「どうせここらの生き物はそれほど危険はないし、寝場所は…適当でいいか。じゃ、おやすみ〜」
道の端に移動し、そのまま雑草の上にごろんと寝転がり目を閉じて眠りに落ちるのを待っていると遠くから物音がすることに気がついた。体を起こし隠れながらそちらを確認する。
ガタガタゴトゴト…
「…dana. oi! sorosoro junbi wo siro. …AF¥ ha meisaikanpa wo itudemo tukaeru youni siteoke! sorekara……」
馬車に乗った何人かの人達が俺がさっきまで歩いていた道をゆっくりと通って行った。日が落ちていて暗かったのとフードを被っていたのとでどんな人達だったのかも何言ってんのかもさっぱり分からなかったが、多分俺が行こうとしていた村に向かっているに違いない。外が暗くなった時間に明かりもつけずに移動しているのと、地図を見るとこの近くには森とその小さな村しかないことから推察するに、すぐに村に着く距離なので多少遅くなったとしても行ってしまったほうが安全と判断したのだろう。
俺はせっかくなので馬車に乗った人達にこっそりとついていく事にした。だって場所分からねぇし、久々の俺以外の人間だし、でも実際に村に行くと決まったわけでもないからだ。もし村に行くならそれで良し、行かないようなら尾行はやめて休んでから自分で探せばいい。そんなふうに考えつつ俺は馬車にこっそりついて行った。少しして馬車から薄っすらと紫色の光が見えた。と思ったら
「(うわっ!急に村が現れたんですけどぉ!?さっきまで影も形もなかったってのによ!アイツらが何かしたのか??)」
「mu! dareda sokoni irunoha!」
やべっ!仲間の一人が俺の方を指差してなんか怒鳴ってるよ!こりゃバレたな。仕方ないから取り敢えず敵意が無いことを伝えよう…。
「……あーっと…その、悪かった!べ、別に悪気があってあんたらをつけてたわけじゃないよ!ホントだよ!もしかしたらあんたらがその村に行くんじゃないかって思ってさ。ほら、俺ここらに来たことないからさ、迷ったわけじゃないけど村が見つかんなかったからさ!」
俺は両手を上げてゆっくりと姿をだしながら向こうの人達の言語が言ってたことが全く理解できていないことにも気づかずにべらべら弁解をはじめた。正直ちょっとテンパってた。すると馬車の中からも人が出てきて向こうは4人組のグループだということが分かった、のはいいがそのうちの3人がナイフを構えて戦闘態勢をとりはじめた。残りの一人はそいつらの後ろで手を前に突き出し待機していたので多分後衛の魔法職なんだろうな、と思ってみたり。まぁこの世界に魔法みたいなものがあるのかは知らないけどさっき光ってたしモンスターはいるしきっとファンタジーっぽいこの世界にもあるのだろう。などと無駄なことを考えているとナイフを構えた奴の一人が喋りはじめた。
「oi! temee nanimon da? soreni sono kotoba……… orera no itteru koto wakatten noka? …AF¥! tuuyaku siro!」
「あっ!えっとスマン!俺お前らが何言ってんのか全然分かんねぇわ。てか俺の言ってる事も分かるわけねぇよな?でも俺は敵じゃねえぞ!?」
俺がこの状況をどうしたもんかと考えていると今度は3人の後ろにいた魔法職と思われるやつが話しかけてきた。
「omae ha nanimono da? ima ha watasi no honyaku mahou de tuuyaku site iru . kotira no kotoba ga rikai dekite iru hazu da.」
「?スマン、やっぱり何言われても分かんねぇよ?もうホントに全然何言ってんのか分かんねぇし逃げてもいいか?って誰に聞いてんだか。ハハ(汗)」
「!!! …BOSU! koitu"mananasi" da! tuuyaku dekite nai!」
「nanda mananasi ka. %B@, koitu wo toraete oke!」
「え?なんて言ったか聞こえなかったぞ。まぁ聞こえても聞こえなくても関係ないけどさ」
するとそのうちの一人がナイフを構えたままこちらに向かって走って来た。
「え!うおおお!お、俺は敵じゃねぇってば!ちょ、止めろぉ〜!!」
ヤバい殺される。そう思った俺は全速力で逃げ出した。結果としては別に殺されはせず、簡単に追いつかれて命乞いをしてる俺が縄でぐるぐる巻にされただけだったんだけど。その後俺は身動きが取れない状態で馬車に放り込まれた。多分そのまま4人組は村に行ったようで俺は長いこと一人で放置されていた。
「俺このあとどうなっちゃうんだろうな…。殺されなかったって事はどっかに奴隷として売られたりするのかな…(泣)。怖いなぁ…。」
俺のネガティブタイムはおよそ1時間ほど続いた。
内容は森から村に移動しようとした主人公がその途中で誰かに捕まっちゃったってだけですね。
次の話は(もし続くのであれば)もう少しタイトルに沿った話になる(のではないのかな)と思っています。
もちろん更新は期待しないで下さい。というよりもこんな駄文を読んでしまったことなど忘れて、もっと有意義に前に進んで下さい。