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異世界初飯!

グルメ小説にはしないつもりです


5/6追記:そのうち大幅修正します。期待せず待たないでください。


2020/8/13追記:何度も何度もすみませんが、やっぱりこのままの路線で行きたいと思いますので、大幅修正は無しでお願いします。それでは期待せず、待たないで下さい。

「は〜やっちまったなあ…ま、しょうがないよね(笑)」

この俺、普通の男子高校生こと城之内(じょうのうち) キリトは3日ほど前に突然異世界に飛ばされた。学校の帰りにちょっとコンビニに寄っただけなのに。結局そのコンビニでは何も買わず、店を出たらあら不思議、知らない森に来ちゃってました。


 俺は突然居場所が森の中に変わったことに驚いたが、ここが異世界だと気づくのにさほど時間かからなかった。なぜなら俺の目の前にスライム君がぬっちゃぬっちゃとゆっくりと姿を現したからだ。

 周りの植物をゆっくり溶かしながら移動する姿はもとの世界では想像が出来ない。今に至るまでそのスライム君以外にも奇妙な生き物を見つけたが襲われることはなかった。初めはこの奇妙な生き物の住む森に身の危険を感じビクビクしながら彷徨(さまよ)っていたが、どうやらここの生き物達は俺に対する敵意がないらしく、俺の目の前を悠々(ゆうゆう)と通り過ぎたりしている。ここが安全だと分かるには2日ほど時間を要したが、それが分かると今度は自分がとてつもなく腹が空いていることが分かった。

しかし、ここにいる生物はとても食べられそうになかったり、俺では仕留める術を持たない強そうな生物だらけで、そこらへんの雑草は不味くてとても食べられたものではなかった。

 なので先程川で喉の潤した後にたまたま探検家のような恰好をした20歳くらいの女性を見つけて、この世界に来て初めての人に出会えた喜びよりも、久々の話し相手ができるかもしれない期待よりも、食欲が勝ってしまい、近場にあった大きめな石で殴りつけて殺し、初めての獲物を仕留めた達成感と食糧問題が一時的とはいえ解決した安心感が心を満たしてしまっても仕方がないことなのだ。

 何も聞かずに殺してしまったのは申し訳ない気もするが、やってしまったものは仕方ないので、切り替えてありがたくその肉を頂戴するとしよう(笑)。


まずはこの3日間拠点としていたこの森の中で比較的開けた場所に移動する。そして、この女性が背負っていた大きな茶色い革のリュックサックの中に入っていた大型のサバイバルナイフで肉を解体する。

「硬いな…」

なんとか骨をへし折ったり、肉をねじ切ったりしながら腕の部分を2つ切り分ける。とりあえず解体はこれくらいにして今度は調理だ。

生では食べたくないので火が欲しいところだ。幸いこのリュックサックには不思議なライターが入っていた。最初見たときは15cmくらいの単なる金属の棒かと思ったが何やら丸いボタンが付いていてそれを押してみたところ、その先から火が付いたのだ。この女性(といってもそれはさっきまでの話で、今は単なる肉の塊となってしまったが)の持ち物には便利なものばかりはいっている。ちなみにこの時火が出る方を握っていて火傷しそうになったのは秘密だ。

俺は落ち葉をかき集めて火を付け肉を焼いていく。

俺は空腹を必死に我慢しながら今か今かと肉が焼けるのを待った。



「あ〜いい臭いだ〜」

... ...。

「よし、もう大丈夫かな?」

肉を火から取り出し確認してみる。どうやら少しばかり焼きすぎてしまったようだ。しかし、まだまだ全然大丈夫だ。

俺は我慢できずすぐに肉に齧り付いた!

「熱っ!アチチッ、フーフー……もぐもぐ.....」



「うーんまあまあだったな。」

腹が減っていたのですぐに2つの肉はなくなってしまったが、調味料がないため正直飽きる。まだまだ他の部分の肉が余っているが持ち運ぶのには大きすぎるので仕方がないので、ここに捨てておく。

折角手に入れた食料をすぐに廃棄してしまっていいのか!?と思うかもしれないが心配御無用!なぜなら俺は火をつける棒の他に地図を見つけたからだ。そしてここの近くに人のいる小さな村があることが分かったのだ。

俺はこれから地図を頼りにこの村へ向かう事にした。

続きが楽しみですね!

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