~序口~
「ふぅー、今日も寒ぃなー。」誰もいない改札を通りながら小声で独り言をいう。
今日の授業はクソだった。しかも眠たかった。なんの夢見たかなーなどと数分前の塾の授業のことを振り返ってはイヤホンを取り出し耳にかけ、スマホを取り出した。
「最近の日本は平和だなぁー」とニュースの記事をみて、中年のおじさんのような感想を持った。俺もおじさんになってきたのかな。1人でニヤリと笑う。傍から見ると変人なのだ。
今の季節は冬。中三はいわゆる受験生。そこそこ頭がいいと心の中で信じている俺は、そんなにガリ勉になって勉強している訳では無い。みんなと同じように頑張ればそこそこいい高校には入れる。模試の結果、過去問の難易度、全て込で考えた結果出した結論だった。
彼女はいない。まずその前に女子と会話すらしない。いや出来ない。それが男子校のセオリーだ。だが、男子校に入ったことを後悔することは無い。
俺は女子からの応援やただ女子に見てもらうだけで色々なパフォーマンスが向上するのは小学生の時に気付いている。なのに自分は男子校を選んだ。何故なら女子がいなくても強くなりたかったからだ。単純な理由で、男子校を選んだ自分だったが男子校は自分の思ったより楽しいところなのだ。どんな所が良いってか?自分で行って試してくれよ。
その訳もあってか、殆どの女子がストライクゾーンになってしまっている。小学生の時からストライクゾーンが変わっていないのだ。
聴く音楽を探していると、キィーー!と音を立てて、特急電車が到着した。俺がいつも乗るのは最後尾の車両だ。ただ単に最寄りの駅の改札が1番近いってだけの理由だ。いつも通り乗ると、「うわぁーっ、またあの人いるー。」心の中で言った言葉が口から出てきそうでネックウォーマーで口元を隠した。1番後ろの席の端に座っているのは、無表情の顔をした不気味なおじさんだ。大柄で身長は185cmくらい?一言で言うと、とにかくごっつい。毎週日曜日はいつもその定位置に顔色ひとつ変えず、座っている。おれはそのおじさんが座っている対角線上の長椅子の端に座った。前には部活帰り?のJKだ。普通に可愛い。ストレート真ん中ストライクだ。時々見かける。いつも寝てるなーという印象だった。案の定いつも通り眠っていた。
電車は動き出し、次の駅へと向かって行った・・・。
何か起きねーかなー。いつも頭の中はそんなことばかり考えている。何も起こるはずがないのに。「何かの出来事は待っているだけでは始まらない。自分から行かなければ!」などとテレビの評論家が言ってたなーと自分が何かを思えばそれを否定する自分もししゃり出てくる。
電車が発車してから3分くらい経った今。不気味なおじさんが急に立ち出した。俺は見ないようにしていたがやはり初めて動く不気味なおじさんには興味津々だった。動き方は普通に見えたが、気になることがあった。立つ瞬間、首の後ろの先の骨の部分がボコッと上がってその後頭がついてきて、立っていたのだ。まるでロボットが故障したように。
まぁそんなことはねぇーと思い、スマホを触ってゲームを再開した。だがやはり少しは気になる。ゲームをしながら横目で見た。するとその不気味なおじさんは車内を往復していた。「こっちくんなー!ウォー怖ぇーー」っと少し夜のテンションになっていて、スリルを楽しむ自分がいた。
だが、次の瞬間「楽しんでいた気持ち」は一瞬で「恐怖」へと変わったのであった。
不気味なおじさんは、本を読んでいるお爺さんの顔をを急に右手で「グチャ!」と殴り飛ばした。
お爺さんは頭を窓ガラスで打ち、「ゴンッ!」と鈍い音を立ててドサッと倒れた。
何が起きてるのか分からず、一瞬にして頭はパニックに陥った・・・。
初めての掲載です!文の構成は上手くないと思います!読みづらかったりとか・・・。
これからも一生懸命書いていくのでよろしくお願いします!
どんどん面白くなっていく予定です。