表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方記録媒体  作者: 犬走山城
5/6

東方記録媒体 第五話 「大宴会」

犬城「さて!第5話です!」


お衣「宴会です!」


犬城「今回は半分ぐらい戦闘です。」


お衣「あら、まともな戦闘は初めてね。」


犬城「まともかなぁ?」


お衣「あんたが疑問を持ってどうするの…。」


犬城「まあ、まともかはともかく第5話です!」


お衣「それでは…」


犬城・お衣「「どうぞ!」」

東方記録媒体 第5話 「大宴会」


~白side~


Good morning troops!

I have an impossible announcement.

…なんてね。


「『The skies belong to everyone!

Now, let us take back our "Shattered skies"!』…ですかね?」


間はかなり抜けているけどね。


「さすがに長いですから。」


いいね、これ楽だわ。


「相手がネタをわかってくれるからですか?」


それになにも言わなくていいからね。ネタも幻想郷だとわかる人いないし。


「まあ仕方ないでしょう。」


デスヨネー


「で、あの部屋の端に飾ってあるのはなんですか?」


ああ、あれ?飛行機の模型。んー、アリスで言う人形のようなものかな。


「え、動くんですか!?」


うん。動くし飛ぶよ。ミサイル出るよ。


「すごい!見てみたいです!」


すごい食い付きだね。うーん、じゃあ、今日の宴会でね。


「ああ、今回の異変の宴会ですか。わかりました。そこまで我慢します…。」


…スーパーXシリーズも見せてあげるから元気だして!


「ああ、はい。楽しみにしてます。」


ガチャッ


「さあ、今日も白の寝顔を…あ。」


「…パチェ…。」


「うふふふふ…。白の寝顔を見に…あ。」

シャンハーイ


「アリスもか…。」


「末期ですね。諦めましょう。」


「そうするよ…。」


「「なんか諦められた!?」」


めんどい。よし!霊夢さんの依頼の品を作ってしまうか!


「依頼って針でしたっけ?どうやって作るんですか?」


魔力を結晶化して針にする。この針は霊力の通りが良くて霊夢さんに好評なのよ。


「へぇ…。見せてもらってもいいですか?」


いいよー。


「やりました。」


…過程?知らない子ですね。



つまりカットです。






さて夕方だ!


「飛んだ気がする?気のせいです。」




「んじゃ、早速宴会へ行くぞー!」


「わーい」


「パチェはレミリアたちと、アリスは魔理沙と行くらしいし、俺らは俺らで行こうか。」


「ですね。」


「それではレッツゴー!」


………………………………………

少年少女移動中

………………………………………


階段…長い…。


「飛べばいいじゃないですか。」


飛ぶとだるい。


「なら歩いてください。」


あと三…二…一…着いたぁぁぁぁ!


「うるさい!」

ポコッ


いたい。


「あら白。来たのね。ほらほら飲んでいきなさい。」


「おう。ゆっくりしていくよ。」


「ゆっくりしていってね!」


「さとり…ほんとどうしたのよ?白に会ってから変よ?」


「気のせいですよ。」


「そうかしら?うーん…。」




少ししたら大体の人は集まった。みんな楽しそうだ。


「うん、結構集まったわね。んじゃあ、宴会を始めるわよー。んじゃ最初にさとりから一言どうぞー。」


「え、わたしですか?そうですねぇ…。


えー、えー。今回、私の所のペットがご迷惑を御掛けして本当に申し訳ございませんでした。本日から地底と地上での取り決めが少し緩和され、交流しやすくなったので、この宴会を期に地上と地底での交流を深めて行けたらいいなと思います!


それでは、乾杯!」


「「「「かんぱぁぁぁい!!!」」」」


「おつかれー。」


「疲れました。やはり人前は苦手です。」


「ま、従者の行動の結果だ。諦めて受け入れな。」


「わかってますよ。」


「というわけで、はい。」


「これは?」


「『梵』っていう日本酒さ。特にこれは『梵 超吟』っていう最高級品。」


「おお、すごいですね。では早速いただきます。


…ふむ。美味しいですね。これは良いものです。」


「気に入ってもらえて何よりだ。」


よかったよかった。


「そういえば、あの飛行機の飛ぶ姿は見せてくれないのですか?」


「ああ、それならもうすぐ見せれると思うよ。」


「?どういうことでs「白!今回も勝負を挑むぜ!」うるさいですね!」


来た来た。毎回魔理沙さんは戦闘を挑んでくるからな。


「おお?すまんすまん。ちっこくて見えなかったぜ。」


「貴女とそこまで身長は変わりませんよ!」


「あっはっは!そうかっかするなよ。」


「むぅ…。」


「んでだ!勝負を受けるのか?受けないのか?どっちなのぜ?」


「んー?受ける受ける。」


「よし!じゃあ早速やろうじゃないか!」


「わかったわかった。ちょいとまて。」


「なんでだぜ?いつもはすぐ始めるのに。」


「今回は準備がいるのさ。さて。」


ヘッドセット装着!これがなきゃね。


「よし!いいぞ!」


「よっしゃあ!いくぜ!」


そう言って魔理沙さんは空へ昇る。


「さて。《メビウス中隊、こちらウルフアイ。全機状況を報告せよ。》」

《こちらメビウス2。スタンバイ。》

《メビウス3からメビウス7、スタンバイ。》

《メビウス8、スタンバイ。》

《メビウス9からメビウス20スタンバイ!》

《メビウス1、スタンバイ。》

「《攻撃準備完了。攻撃を開始する。全機、メビウス1に続け!》」


夜空に、20機の戦闘機が線を描く。

これが部屋に飾ってある飛行機もとい『メビウス中隊』だ。

ちなみに中には妖精さんが乗っているので俺が操作するわけではない。


「おお!?なんだなんだ!?」


《メビウス1、交戦!》


《全機行くぞ!》


《メビウス1、fox2!》

バシュゥゥゥ


先頭の一機、『メビウス1』がミサイルを一発撃つ。


「うおっ、ホーミング弾か!」

「《ミス!》」


残念ながらそれは外れる。だがそれに続いて他の機も攻撃を始める。


《fox2!》

バシュゥゥゥ


ピーピーピー

《ロックしたぞ!》


「撃たれっぱなしは性に合わないぜ!いくぞ!『ノンディレクショナルレーザー』!」


《来たぞ!ブレイク!》


魔理沙さんもやられっぱなしではなく、攻撃をメビウス中隊へ仕掛ける。


「《レーザーの予想照射範囲をHADに表示する。お前たちなら避けれる!》」


《発射!発射!》

バシュゥゥゥ


「おらおらぁ!」


《ちくしょう!こちらメビウス15!機体に穴が開いた!》


《レーザーがこっちに来た!はずれてくれ!》


《メビウス8、イジェークト》


おや、一機やられたようだ。


《ちくしょう!またあいつベイルアウトしやがった!しかもF-22で!》


「《おちつけメビウス7。どうせすぐ戻ってくる。落ち着いて避けろ。》」


《だがウルフアイ!F-22は高いんだぞ!金の管理をする俺の身にもなってくれ!》


「《わかったわかった!まずはこの戦いを生き抜け!》」


《当たり前だ!》


「ああもうじれったいな!『実りやすいマスタースパーク』!」


《レーザーが減った!よし、攻撃を行う!》


《メビウス1、fox3。》

ババババシュゥゥゥ

F-22の下部から四本のミサイルが一斉に発射される。


「うわっ!いてぇ!」


「《目標命中!》」


「おらおらぁ!」


《くそっ!あいつレーザーを振り回してやがる!援軍は、あいつらはまだなのか!?》


「《待て…。援軍の到着まであと二分!》」


《了解!やってやる!ミサイルを喰らいやがれ!fox3!》

ババババシュゥゥゥ


《こちらメビウス2!全機4AAMを放て!》


「うおぉ!?くそっ数が多すぎる!ここにいちゃまずいか!『スターダストレヴァリエ』!」

ドカァァァン


《敵機の速度が増した!しかも上昇していく!追い付けない!》


《一機行った!誰だ!?》


《ありゃメビウス1だ!あいつF-22の翼下にブースター付けてやがる!》


《はぁ!?》


ゴォォォォ

《メビウス1、fox2。》

バシュゥゥゥ


「ぬおわぁ!?」


「《命中!命中!》」


「くそ!なんだってんだ!?私のスピードに着いてきたってのか!?」


ザザー

《メビウス8、エンゲージ。》


《は?メビウス8、どこにいるんだ?》


《上さ。mobius8、ready、Bombs away。》

ヒュゥゥゥゥ


「へっ?」


ドカァァァン


「《…め、命中!命中!》」


《あいつ対空爆撃しやがった!》


《しかもあれA-10だぞ!あほかあいつは!この作戦は対空作戦だぞ!?》


「うがぁぁぁ!なんだってんだもう!」


《スーパーXは!》


「《今着いた!》」


《待たせたな。こちらスーパーX3。攻撃を開始する。》


《スーパーX3、カドミウム弾発射。》

ドドドドォォォン

《スーパーX、カドミウム弾、発射!》

バシュバシュバシュゥゥゥ


スーパーXとスーパーX3がミサイルを撃つ。


「ぬおぉぉぉぉ!?弾早すぎる!」


「《行けるか?》」


《ありったけのミサイルと、バルカン砲でなんとか。》

ガガガガガガバシュバシュバシュゥゥゥ


さらに追い討ちにスーパーX2がバルカン砲とミサイルを放つ。


「ぬおぉぉぉぉぉぉ!当たってやるかよぉぉぉぉ!」


「《いいぞ、その調子だ。》」


「くそっ!やってやる!『ファイナルスパーク』!!」


「《ファイアミラー展開。》」


《ファイアミラーセットオン。》

ウィィィィン


スーパーX2の前部が開き、ファイアミラーが展開される。


そして、


キィィィィン!


なんとファイナルスパークが反射される。


「おいおい、そりゃないぜ…。」


魔理沙さんは光へと飲み込まれていった。


「《よし、目標撃墜!作戦成功だ!よくやった!》」


《さて、メビウス8、もどったら説教だからな!》


《勘弁してくれ。》


《はははははは!》


「《作戦終了。全機帰投せよ。》」


《了解ウルフアイ。全機帰投する。》


ふうっと息を吐きつつヘッドセットをはずす。


「おいおい。反射は流石にずるいのぜ」


「そういうものなんだからしかたない。それに馬鹿正直にビームしか撃たないお前も悪い。」


「つったってさー、あいつらに当たりそうなのがレーザーしかねぇんだからしかたないぜ。」


「ならまともな魔法を覚えろ。アリスが困ってたぞ。魔理沙が魔法使いじゃないって。」


「なに!?アリスが!?なら覚えるしかないな!よし、パチュリー!私に魔法を教えてくれぇぇぇ!」

ハ?ナニイッテンノ!?

マホウダマホウ!

アリスニデモタノメ!

タノムゼパチュリー!


「面白いやつだ。」


とててててて。


ん?


「すごいです!さっきの飛行機!」


「おう、ありがとな。」


《サンキュー嬢ちゃん!》


「それに白もなんか司令官みたいでかっこよかったわ。」


「あっはっは!ありがとう!」


「こんど私にもやらせてください!」


「いいよー。またそのうち家に遊びに来なー。」


「はい!」



まだまだ宴会は続く…。


~パチュリーside~


さあ宴会よ。魔理沙が急にきたりしたけど、なんとかなったわ。ここは酔ったふりをして白に近付いて、上手く白と私の関係を周りに示してやりましょう。


まずはお酒を飲みましょう。多少は酔ってないとやってらんないわ。


「おお、良い飲みっぷりねパチェ。」


「あらレミィ。楽しんでるかしら?」


「もちろん。貴女は?」


「これからよこれから。」


「そう。んじゃ飲みましょ!


「え、いやちょっと…」


「ほらほら!秘蔵のワインよ!」


「…いただくわ。」


「どうかしら?隠し通したこのワインは!」


「美味しい!」


「あらよかった。ほらほら。飲みなさい!まだまだあるから。」


「ええ!いただくわ。」




この後完全に酔い潰れて作戦は行えなかったそうな。

犬城「はい!という訳で魔理沙戦でした!」


お衣「エスコンだったわね。」


犬城「そして恒例のオチュリー。」


お衣「メインヒロインってなんでしたっけ?」


犬城「一応皆勤賞なのよ?パチェさん。」


お衣「ま、良いでしょ。これが犬走山城よ。」


犬城「んじゃ次回予告ー。」


お衣「宴会でわちゃわちゃー。」


犬城「…よし!」


お衣「良いのかしらこれで…。」


犬城「ま、いいのよ。んじゃネタ解説ー。」


お衣「『Good morning troops(以下略』、ゲーム『ACE COMBAT 04』のmission18の演説。」


犬城「『やりました。』、『艦隊これくしょん』のキャラ、『加賀』の台詞。ヤりましたとか殺りましたとかの派生がある。」


お衣「『知らない子ですね。』、『艦隊これくしょん』のキャラ、『赤城』の『烈風?いえ、知らない子ですね。』という台詞の派生。」


犬城「『梵』、まじである日本酒。」


お衣「『メビウス中隊』、ゲーム『ACE COMBAT 04』の主人公、『メビウス1』の所属する中隊。なおゲーム中では基本AWACSのスカイアイとメビウス1のみで、まともに中隊になるのはラストのmission18のみ。ちなみにラストでは20機の中隊である。」


犬城「『レーザーのHAD表示』、ゲーム『ACE COMBAT ZERO』でのエクスキャリバー戦が元。なぜわかるのかは不明。」


お衣「『メビウス8』、ゲーム『ACE COMBAT 04』に登場するNPC。ラストの前まではオメガ11。別名ベイウアウター。一回の作戦で2回ベイウアウトしていたりする強者。じつはオメガ隊は陸戦最強だとかといろいろとまことしやかにささやかれている。」


犬城「『スーパーX2』、映画『ゴジラvsビオランテ』にて登場。スーパーXシリーズ唯一の完全な対ゴジラ兵器である。遠隔操作ができ、また深度1000mまで潜航可能。そして何より、スーパーX2の前面にあるファイアミラーは光を1万倍にして反射反射できる。」


お衣「『スーパーX3』、映画『ゴジラvsデストロイア』で登場した。これは原発事故や核攻撃を想定して作られた戦闘機である。兵装はほぼすべてが冷却兵器。」


犬城「多い…。」


お衣「まあ、そうなるな。」


犬城「ま、次回へ行きましょう!」


お衣「それでは!」


犬城・お衣「「また次回!」」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ