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転性夜魔と疾風の英雄  作者: マツキ ヒビノ
1章:幼少期編
30/37

登場人物紹介(1章終了時点)

1章が終了しましたので、簡潔にあらすじと人物相関をまとめるために書いてみました。

次話からプロットが組め次第、2章の投稿をしていきますので気長にお待ちいただけると幸いです。


PS.一万PV突破しました!拙いですがこれからも頑張って書いていきます!!

【ユーリ・ストックホルム】

 本作の主人公。女性になりたかった元男(木崎悠里)であるが転生してサキュバスとなることで、女に生まれ変わった。

 サキュバスではあるが普通の牧場で村娘として生まれたため、徐々に彼ら人間との種族差によるコンプレックスが大きくなっていく……。

 悪魔公爵の襲来による一連の事件によって、結果的にではあるが家族に悩みを打ち明け、受け入れられることに成功した。

 吹っ切れたユーリは、両想いとなったライナの隣に立つため冒険者になることを決意する……。


 肌は初雪のように白く、目の覚めるのような輝く銀髪に鮮血色の鮮やかな瞳を湛えたその容姿は見るだけで《魅了》が掛かる程の『魔貌』。

 魔力を完璧に制御できるようになった現在は無自覚に《魅了》をばら撒くことはもうなくなった。



【リリス】

 かつて夜魔の女王(サキュバスクイーン)として名を馳せた『古の大淫婦』。

 遥か過去に勇者によって殺されて以来、器に相応しい魂を求めて数千年彷徨った果てにユーリと出会った。

 情報統合スキル《図書館》を筆頭に、サキュバス特有のスキル《エナジードレイン》により、交わった男たちから8000を超えるスキルを身につけており、その全てが融合したユーリの魂へ受け継がれている。

 過去の詮索を嫌い、行動指針も概ねユーリの好きに任せていることから彼女の最終的な目的や深い部分の心の内は不明。


 貌、髪、肢体、そして声……彼女を構成するありとあらゆる物が男の情欲を滾らせる劇毒となる。

 その『完成された美』はユーリの生きる指標となり、目標となった。



【ライナ・エドワード】

 ユーリの幼馴染。かつて父親同士が冒険者としてタッグを組んでいた縁で、ゴルドーへ剣の師事を乞うため牧場へ通っている。

 捻くれ者の父を反面教師にしたのかは定かではないが、真っ直ぐな芯の強い好青年に育った。

 その純粋でひた向きな想いは、剣に乗って勇者アリスの心を打つまでに至っている。


 長らくサキュバスであるユーリと過ごしていたお陰で『ある状態異常』への非常に強い耐性があるのだが、それが明かされるのはもう少し後。


 赤い髪を短く切り揃え、鳶色の真っ直ぐな眼をしている。



【ゴルドー・ストックホルム】

 ユーリの父にして元金等級(ゴールド)冒険者。現在は妻の実家である牧場を経営している。

 怖いものは妻の鉄拳。

 現役を離れてからもちょくちょく難度の高い依頼を寄越されたり自らも鍛錬する日々を送っていたため、肉体的なブランクは殆どない。その上に、成り行きで悪魔公爵であるベリアルの血肉をその身に取り込んだ影響により、基礎ステイタスが大きく上昇している。


 人間離れしたユーリの美貌には薄々と何かを感じ取っていたが、あくまで彼女を『自分の娘』だと言って憚らない芯の強さを持っている。


 髪は茶、瞳は青く、鋭く野心的な目つきをしている。



【リリィ・ストックホルム】

 牧場経営者の一人娘だったが両親は既に他界しており、結婚したゴルドーと共に二人三脚でなんとか経営をやり繰りしている。

 長年冒険者の妻をやっている身として相当に肝が据わっており、ユーリの身の上を聞かされた際も全てを知った上で彼女を受け入れる懐の深さを見せた。

 どころか、『自分たちはその程度でどうにかなると思われるほど信用がなかったのか?』と逆に怒り出す始末。


 腰まで届く長い金髪、瞳はゴルドーと同じく青く、優しいが気の強い目つきをしている。

 ユーリの気に当てられているからなのかは定かではないが、二人の子を産んだとは思えないほど細く妖艶なスタイルを維持している。



【ユウナ・ストックホルム】

 ストックホルム家の次女であり、ユーリとは違う純然たる人間。

 そもそも両親が普通の人間なのだから此方の方が正常と言える。

 現時点では言葉も介せない0才児である。



 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



【アリスフィール・クライン】

 冒険者、またそれを目指す者の中で彼の事を知らぬ者はいない、冒険者の第一階位覇鋼級(オリハルコン)であり、人類最強の称号をほしいままにする《勇者》。

 規格外の魔力と神々の祝福を身に受けた彼は幼少期から常に死線に身を置くような日々を過ごしており、20歳という若さにも関わらず途方もない経験値(エクセリア)を積み上げている。


 数えきれないほどの魔物を葬ってきた化け物退治の専門家であるが、人間を逸脱した力を持つユーリのことを当初は脅威と判断していたにも関わらず最終的に見逃すなど、必ずしも冷酷な人間というわけではない。

 むしろ屈託のない明るい性格と、裏表のない芯の強さから仲間からも絶大な信頼を集めている。



【イゾルデ】

 勇者アリスフィールと行動を共にする聖女。

 彼女が名乗っているのは聖職者としての洗礼名であり、本名ではない。

 魔族……特に悪魔に列するものを強く憎んでおり、一度邪悪な者と判断すれば、一切の情け容赦なく葬り去るその姿は、同じ聖職者や善良な市民たちからさえも『氷の聖女』『冷たい手のイゾルデ』などと揶揄されていた。


 彼女の"心の氷"は、アリスとの出会い、そして彼とその仲間たちと過ごす日々によって少しずつ溶かされてゆくこととなる。



【リィル・リィル】

 アリスフィールに同行する魔法使い(マジックキャスター)

 森人(エルフ)よりも更に尊きハイエルフでありながら、その身体の成長は幼い少女のような外見で止まってしまった。

 ハイエルフであるが故に彼女を蔑む者は居なかったが、気を遣われることが逆にプライドを傷つけるという悪循環になってしまう。

 最終的に彼女は他人との接触を拒んで森の奥深くで独り魔法の深淵を探求することにした。


 いつしか《深翠の魔女》と呼ばれるようになった彼女の元をアリスが訪れたのは、彼女が引きこも……研究を始めてからおよそ200年が過ぎた頃であった。



【バルザック・フォン・メイルシュトルム】

 身長190cmを超える巨体を全身鎧(フルプレート)で覆った戦士。アリスフィールの旅に同行している。

 元々は小国の貴族の出身であり王国の近衛騎士団長として過ごしていたが、たまたま国を訪れて出会ったアリスをいたく気に入り、副団長に後任を任せて冒険者として一からやり直す決心をした。


 ゴツい見た目によらず菓子作りが趣味で、暇を見つけては焼き菓子などを作って仲間たちに振舞っている。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


【《鷹の眼(ホークアイ)》】

 戦闘職や斥候、魔法職などをバランスよく組み合わせる一般的な冒険者パーティとは一線を画し、全員が何らかの形で"索敵術の専門家(スペシャリスト)"という異色の編成で第5位である銀等級(シルバー)に上り詰めた6人組。

 リーダーのライト、視力に優れたウィロー、索敵魔法に長ける半森人(ハーフエルフ)のメーザ、嗅覚・聴覚に秀でたそれぞれ狼と兎の獣人(セリアンスロープ)であるミディとアウリス、そして極東の島国からやってきた"隠密(ニンジャ)"の飛燕(ヒエン)が所属している。



【エミリー・オルコット】

 ユーリたちが住む辺境の町の冒険者ギルドに所属する受付嬢。

 カタい仕事ではあるがそろそろ恋人の一人でも作りたいと日々悶々としているとかいないとか。



【アリアドネ】

 隣町にある教会で暮らしている聖職者見習いの少女。

 収穫祭の際に豊穣の演舞の踊り手としてユーリたちの町へやってきていた。

 将来は冒険者になると心に決めており、ユーリに話す際も非常に強い決心を滲ませていた。



 ?◇◆◇???◇◆?◆??????


【サタン/ルシフェル】

 最果ての地にて、強き者の到来を待ち続ける『魔王』。

 彼が何故そうするのか、その胸の内を知る者は未だいない。



【ベリアル】

 悪魔という存在は通常、一般的な世界から少し位相のズレた"霊界"と呼ばれる場所に居るが、何がしかの術式と生贄によって"この世"に受肉・現界することができる。

 下級の悪魔は只の『力の塊』のようなもので己の意思を持たないが、公爵以上の階位に到達した者たちは自我を持ち、己の心のままに行動するようになる。


 ベリアルもそのうちの1柱であったが、下等生物である人間の手で召喚されたことに激昂し、人間を滅ぼそうと行動を開始する。

 本来であれば神託ハングアウトをうけた勇者によって討伐されるはずだったが、たまたま近郊の町にいたユーリ(リリス)の手によって『捕食』された。










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