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コピー魔法使いのローファンタジー  作者: 春花
水鏡天見を探せ
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平和の象徴の本家

 チーム戦も好きですが、それぞれの個人戦も大好きなんですよ。せっかくキャラもいるので、やってもらいましょう。

 サタナ大聖堂で、妖精と猫を引き連れた崑崙から同じように事件を聞いた燕、シャロン、セリアの三人は、


「この犯人は水鏡さんじゃありませ~ん!」


「でしょうね」


「間違いないです」


 ファイナと同じ結論を出していた。


 断言するほどの確信に、崑崙の頭上に疑問符が浮かぶ。


「どうしてそこまで自信を持って言えるね?」


 すると、燕が人差し指を一本立てる。


「いいですか? 今の水鏡さんは私の監視の目から逃れて、著作権法から解き放たれた状態なんですよ~! その状態の水鏡さんが新たな魔法を見て、それを使わないわけがありませ~ん!」


 燕の言葉に同意して、残りの二人も頷く。ある意味すごい信頼度だなっと、崑崙は頭に大きな汗をかいた。


「でも、困りましたね。この犯人が水鏡さんでないとするなら、彼への手掛かりが全くなくなってしまいました」


「天見さん……」


 セリアは心配で顔を曇らせ、名前を呟いた。


 崑崙は重くなった雰囲気から一歩離れ、長椅子の上にいるモドリスとミヤの隣に座って小声で話しかける。


「二人は天見とベリメスがどこにいるのか分からないのね?」


 モドリスは無言で取り合わなかったが、ミヤは、


「この町には〈柱〉という大きな存在が近くにあるため、個々の〈粒子〉反応を追うことは無理です。もしキベリアメスティ様が本来の姿に戻られたら、さすがに感知できますけど」


 答えに嘆息して、崑崙はジロッとモドリスに視線をやる。


「で、用意した『双爆輪唱』で何を企んでいるのね?」


「私は神よ。飢えたバカ犬に施しを与えるのも仕事なの」


「……ホント、悪い神様ね」


 モドリスに天見達の味方の自覚があるのか疑問だ。実際に今、天見は濡れ衣を着せられている。崑崙は彼女から詳細が聞けるとは全く思っていないので、


「教えないということは、俺が何をしても構わないってことね?」


 モドリスは「ご勝手に」と気だるそうに言い、ゴロンッとミヤの背に寝転んだ。


 崑崙は椅子から立ち上がり、三人の元に行く。


「天見がどこにいるかは分からないけど、天見じゃないと決めてかかれば、事件の方は案外簡単ね」


 三人の視線が崑崙に向いてから、


「事件に使われている『双爆輪唱』はかなり火の〈粒子〉を消費する魔法ね。たとえチップを手に入れても、そんじょそこらの奴が扱えるものじゃないね」


「つまり~、それ相応の火の実力者ってことですね~」


「水鏡さんが関わっていないのなら、ベリメスさんも関わっていませんね。でしたら、件数的にも事件の短い間隔からしても、複数人の犯行でしょう」


「『双爆輪唱』を使って事件を起こす動機は何でしょうか?」


「動機ですか~」


 自分の発言が注目され、セリアは俯いて前髪で顔を隠す。


「それはやっぱり著作者であるグリューテイルさんを――」


「それは違うだろね。疑われているのは天見で、事件の数件はグリューテイルのアリバイが確認されているらしいね。つまり、動機はおそらく、天見を犯人に仕立て上げるつもりね」


「それはそれで放っておけません」


 セリアはそう言うが、シャロンの方は思案気に頬に手を当て、


「でも、ここは学園ではありませんし、そういったことは本職の著作権委員に任せるしかありません」


「その本職の著作権委員ならここにいますよ~」


 と、燕が崑崙の腕を掴んで主張するが、彼はすぐにその手を引きはがす。


「ちょっと待つね。まだ本決まりじゃないね」


「仮でも決まっているならいいじゃないですか~。私、著作権法を破る人には我慢できないんですよね~。ということで、今から一応私達の責任者は崑崙さんで~す。崑崙さんの指示に従ったという体で、ちゃっちゃかと犯人を捕まえて手柄を立てちゃいましょう~」


「気軽に言い過ぎね! それに責任者ってなんね!? 問題を起こしたら押し付ける気満々だろね!」


「と言うか、そんなちゃっちゃかと捕まえられるのですか?」


「先に進もうとするんじゃないね!」


 燕はピッと人差し指を立て、


「話をまとめるとこういうことです~。犯人は複数いて、手練れの火の魔法使いで、ピーコーにではなく、ピンポイントに水鏡さんに恨みを持っている人です~」


 出し惜しむように言ったが、燕が思い浮かべる相手の顔を知らない人達は、ポカンとしていた。そして、崑崙はまだ燕に訴えていたが、彼女は全く取り合わなかった。



 昼の四時を過ぎた時間、夏なのにマントで体をおおい、フードで髪と顔を隠した人が人気の少ない道を歩いている。


 観光客どころか人が少ない町の外れで、雰囲気は悪い。観光では足を踏み入れてはいけない場所の一つだろう。


 その人は前方にたむろする若者たちを見つけ、口の端を吊り上げる。その時、眼前に光る鳥が横切った。


「こういうの何て言うか知ってるね? 自作自演っていうね」


 現れた崑崙の左腕には、コバルトブルーの流線型ガジェットが庄着されていた。そして、足元にはミヤとモドリスがいる。今のセリフは、その足元にいる方へ向かって放たれたものだ。


「正直、気が乗らないね。カテゴリー分けすると、俺と同じ部類になるからね」


「うるさいわね~、必要な処置だったのよ。誰かがこいつらを倒すまでがセットなの。さっさと片付けなさい」


 モドリスがミヤの頭に寝転がりながら、軽く手を振る。


「あ、ちなみに崑崙さん。あの人の怪我はモドリス様がサービスで治してしまいましたので……」


 余計なことをと、崑崙はため息をついてから、


「ま、そういうわけね。自首してくれると手間がはぶけて助かるね、テオキル=ジェンティ」


 名前を呼ばれて、フードごとマントを取り払った。現れた男は確かにテオキルだった。


「誰だ、てめぇ」


「通りすがりの著作権委員(仮)ね。おまえが『双爆輪唱』を使ったのは分かっているね」


 すると、テオキルは喉の奥で「ククク」と笑い、獰猛な笑みを浮かべる顔の前に円形のガジェットを出してきた。


「バニッシュガジェットって知ってるか? 数代前のガジェットで容量が少なくて使い勝手は悪いが、履歴が残らないしコードを刻んでいないチップを読み取るやつだ。所有者の証拠が残らないから重宝する奴らもいる。当然もう生産は中止されているが、スペリオルなら手に入れるのはそんなに難しくねえ」


「そういうのは本部で聞くね。さっさと一緒に来るね」


 だが、テオキルは「起動!」と叫んだ。手にしている円形のガジェットが異音を上げてモザイク処理が甘い文言が周囲に展開される。


 崑崙は疲れたため息をついて、ガジェットに二つのチップを入れる。


「やっぱり手間がかかるね。おまえを倒す手間が」


 崑崙が「太陰対極図法、起動!」と叫ぶと、彼の周囲にモザイク処理された文言が二重に展開された。



 マントでスッポリと全身を覆い、茂みに潜んで息を殺していた人の眼前を光る鳥が横切った。


「いい加減にしてくれませんか。話を聞きたいと言っているだけなのに逃げないでください」


 いつの間にか後ろに立っていたシスター服のシャロンに驚いて、マントの人は茂みから飛び出した。


 小柄な相手を見て、シャロンは複雑な心持ちだった。


「私にはあなたを責める資格はありませんけど、人の努力を横取りするようなマネはお止めなさい。それは道義に反した行為、すなわち悪ですよ。そんなことをせずとも、あなたには誇るべき自分の魔法があるはずです」


「…………あなたのことは知っている。あのピーコーに魔法の使用権を出したばかりか、ファイナ姉様を差し置いて秘技を使った人だ」


 シャロンは「グッ」と何かがつっかえた。いつまでもつきまとうこれが、己の犯した罪の重さの一部だと受け入れる。


「そんなファイナ姉様をバカにしたような行動を取り、コピーが悪だと言いながらあのピーコーを見逃しているあなたと話すことなんてない!」


「……そうですか。ですが、私はあなた――リラ=カナイマンさんを止めます。もう止めないことで後悔したくはありません」


 シャロンは光のランスを作り、突撃した。相手は避けたが、ランスの穂先にマントが引っかかって取り払われた。


 姿を現したのは、リラだった。


「邪魔! ホント、クレストエルクの奴らは邪魔! あのピーコーが一番邪魔! ファイナ姉様を、本物のファイナ姉様を返せ!」


 激情に身を焦がす相手に、シャロンはどことなく自分を重ねて瞑目する。


「自分の理想を押し付ける……私も…………」


 呟いてから目を開け、リラを見据える。


「あなたを止めます」


「本物のファイナ姉様を返せ!」


 リラは自分のチップを、ファイナとお揃いのガジェットに入れて「起動!」と叫んだ。



 マントをはおっているが顔は隠していないフリューゲルは、金髪を風になびかせていた。彼は遠い目をして草原に腰を落とし、ファイナの屋敷を見つめていた。その場所は、天見が執事と戦った所だった。


 ずっと身じろぎもしない彼の眼前を一羽の光る鳥が横切ったが、まばたきすらしなかった。


 だが、背後に立つ人の気配を感じて、


「用があるなら後にしてくれないか。僕はファイナを待っているんだ」


 それで後ろから近付いていた燕とセリアの足が止まった。


「どうしてファイナさんがあなたに会いに来るんですか~?」


「そんなの当然だろ。僕こそがファイナのパートナーに相応しいからだよ」


 背中を向けたまま淡々と話される。


「…………まあ、ファイナさんが水鏡さんを放って誰を選んでも別にいいですけどね~。でも、それとは別にあなたには聞きたいことがあります~。双爆輪唱についてです~」


 だが、フリューゲルはピクリとも反応しない。


「双爆輪唱を使ってあれこれしているのは、ピエルナさんを抜かしたあなた達三人ですよね~。どうしてそんなことをしているのかは知りませんが、著作者の許可なく勝手に魔法を使用するのは著作権法に引っかかりかねません。そして、あなた達の三人の誰かが人を襲っています。これはモロに引っかかります。著作権委員で話をしてくださ~い」


 それでも、フリューゲルには反応が無い。セリアはその無反応ぶりにまごつくが、燕は彼から視線を外さない。


 すると、フリューゲルは少し空を見上げ、


「あ~、そうか。あの程度の輩じゃ、僕が双爆輪唱を使えるっていう証明にならなかったのかな。もっと強い相手じゃないとね」


 首を反らすように振り返ったフリューゲルは、ぎらついた目で二人を見た。その危険な感じがする視線に、セリアは肩をビクつかせて一歩下がる。燕は警戒して刀の柄に手をそえる。


「君は確か、ファイナの友達だったよね。君を倒せば、きっとファイナは僕の強さを分かってくれるだろう。彼女から会いに来てくれるだろう」


 フリューゲルの温かみのあった微笑は、底冷えするものに変わっていた。


 ゆっくりと立ち上がったフリューゲルは、燕の隣に立つセリアを見て「邪魔だな~」と呟いて、


「ネイロ」


 呼ばれて、燕達の後ろにネイロが姿を見せた。彼女の表情は重苦しく、セリア以上に俯いている。


「そっち頼むよ。僕はこっちをやる」


 フリューゲルは手の中で円形のガジェットを遊ばせている。


 燕は刀を抜き、柄にチップを入れる。


「一対一ですか~。水鏡さんなら、喜んで二対一でも三対一でもやるでしょうけどね~」


 実際に天見はやった。そしてそれを見ていたフリューゲルは、端正な顔を怒りで歪める。


「ピーコーなど、眼中にない!」


「同じピーコーに堕ちたんですから、仲良くしたらどうですか~」


 言葉にならない叫び声を上げた後で、フリューゲルは「起動!」と叫んだ。


「二頭一対の理に爆砕せよ!」


「起動~! 闇夜を照らす月、姿を変える月は水面に映る」


 燕に向かって駆け出しながら、フリューゲルは右手を掲げた。


「双爆輪唱!」


明暗月夜流刀剣術(めいあんつきよりゅうとうけんじゅつ)水月(すいげつ)!」


 フリューゲルの右拳が輝き出し、燕の刀身が水に包まれた。


 二人は同時に駆け出し、拳と刀をぶつけ合った。



「私も学園で色とりどりの方にお会いしましたけど、さすがにこれは初体験ですね」


 光るランスを手にしているシャロンは、周囲を建物に囲まれた場所に一人立っている。


 その時、側面から飛来した火の弾丸に気づいて身を伏せる。避けてすぐにそちらに駆け出し、体属性で強化した跳躍力で二階の窓に手と足をかけるが、空室には誰もいない。


 その場に留まらずすぐに壁を蹴って離れると、そこに数発の弾が撃ち込まれて壁に穴を作った。


 シャロンは地面に下りても止まらず、建物の影に隠れるが相手の場所を把握していないのでそこも安全かどうか確証はない。


「姿も見えない場所からの遠距離攻撃とは規格外ですね。さすがはグリューテイルに連なる者ということですか」


 目の端で、浮遊する火の玉を捉えた。すぐさま体勢を屈め――火の玉が弾丸を射出して大きさを縮めた。弾丸は頭巾を掠めただけで、シャロンはランスで火の玉を貫いた。


 瞬間、右肩に一際強力な一撃が撃ちこまれてシャロンは前方に倒れ掛かったが、左手を地面について立て直し、振り返りもせず前にたたらを踏みながら走り、道の角を曲がって隠れた。


 それから痛みに顔をしかめて右肩を押さえる。


「失敗しました。誘導されましたね」


 右手に力が入らず、手にしているランスが震える。仕方なしに左手に持ち替え、右手はダランと垂れさせる。


 先程肩を射抜かれた一撃は、間違いなくリラ本人によるものだろう。そこらに浮遊している火の玉には出せない威力だ。しかし、もう彼女は場所を移動しているはずだから、さっきの射線上を探っても見つからないだろう。


 痛みから少し早くなっている呼吸をつきながら、シャロンは胸元のロザリオ型ガジェットを見下ろす。


 以前、天見達三人を相手取って戦ったことがあるが、その時はデミリクレスポロで著作権フリーの魔法を底上げしていた。あれがなかったら、ファイナ一人が相手でも勝てなかったかもしれない。


 それにあの時は、神の魔法を持っている……大いなる存在から選ばれたという底知れない自信があった。


「ふふふ」


 自嘲気味の笑みがこぼれた。


 本来の自分を見つめ直すと、なんと矛盾に満ちた人間だろうと思える。日頃からコピーそのものが悪で、知恵や力を尽くして作るオリジナルにこそ誇りを持って、〈粒子〉量の多寡など気にするものではない。と言いつつ、自分はデミリクレスポロで〈粒子〉量の底上げをし、神の魔法のコピーで得意気になった。


 人に正しいと思った答えを押し付け、過ちを犯し、コピー魔法使いに正された。


 シャロンはランスを壁に立てかけ、ガジェットのチップを交換する。そして、ランスを左手に掴み、「起動」と言いつつ建物の影からゆっくりと進み出た。


「雨上がり、晴れ渡る青空に映える白。天空に浮かぶ雲に、自由に飛び立つ鳥の姿」


 モザイク処理された文言が浮かぶ中、シャロンは掌を空に向け、人通りはないが広めの通りに出た。


「平和の象徴(ピースオブデザイン)


 現れた複数の白い鳥はそれぞれシャロンから飛び立ち、空へと広がっていく。


 シャロンはポツンと立ったまま動かない。


 絶好の的と化したシャロンの背後から、火の弾丸が放たれた。が、シャロンは少し身じろいだだけでその弾を避けた。


 同様に何発もの弾丸を避け、その内の一つに――


「見つけた」


 弾かれたようにシャロンは駆け出した。


 走るシャロンを阻むように火の玉が前に来たが、彼女は相手にせず横の壁に跳躍し、三角跳びで屋根に上がった。


 平らな屋根を走るシャロンを狙って、周囲から火の弾丸が次々と射出される。その勢いは徐々に激しくなっていくが、どこから放たれても全く当たらない。背後はもちろん、下からも頭上からも。


 進路を変えて屋根から飛び降りるシャロン。


 避けた弾丸が近くの樽を爆砕したが気にせず、シャロンはなおも駆ける。


 ある建物の二階の窓から中に入る。住人に挨拶をして部屋から出て、廊下の先にいるリラの背中を捉えた。だが、先を行く彼女は開放されている窓から飛び降り、それを追ってシャロンも飛び下りた。


 リラは今まで人気のない場所をフィールドにしていたが、下りてからは人気のある方へ走り、姿を紛れ込ませようとした。だが、シャロンは彼女を見失わず、壁を走って先回りして、リラの逃走先をまた人気のない方へ誘導した。


 そして……。


 肩で息をついているリラとシャロンは対峙する。


 リラの両手には、炎で形作られた長筒が握られていた。


「どうして」


「すでにここ一帯で私の目が届かない場所はありません」


「あなたがピーコーにやった、チャチな魔法のことなら知ってる。建物内にいたボクの姿が見られたわけがない!」


「見ましたよ。射線を追って、上から横から中まで」


 周囲の建物の屋根・窓枠に白い鳥が群れ並んでいたのに、リラはゴクリと唾を呑みこんだ。


「この魔法に対する愛が足りないと言われましてね。著作者としての意地もありますので、水鏡さんに遅れをとるわけにはいかないのです。今一度自分の魔法を見つめ直す。そこが私のリスタートラインです」


 チャキッとシャロンがランスの穂先をリラに向けると、彼女は長筒を消して、白い円形のガジェットを取り出す。


「起動! 二頭一対の理に爆砕せよ!」


 リラは右手を掲げて拳を輝かせる。


「双爆輪唱!」


 嘆息したシャロンは、リラの拳に向けて光球を放った。


 接触して暴発した魔法に驚くリラは、


「ジャスティス・ストレート!」


 ランスから放たれた光の奔流に呑みこまれた。


 シャロンは足元に転がってきた円形のガジェットを拾い上げ、


「似たような感じで水鏡さんは倒せなかったんですけどね」


 倒れてピクリともしないリラからは、起き上がってくる気配が微塵もしなかった。

 強いっす、シャロン先輩。まさに死角ゼロ。ただし、脳に負担がかかるので短期戦じゃないともたないでしょうけど。

 さて、残り二戦ですが、ファイナと激闘したテオキルにはアッサリと退場してもらいます。だから崑崙を当てたんですけど。

 それでは次回予告。フリューゲルの実力を警戒して二人を向かわせたが、彼のパートナーの存在により数の優位は消滅。ピーコーより劣っていると言われたことで精神に異常をきたしている彼は、容赦のない恐ろしい戦いを展開させる。

 次回更新は来週の金曜日です。

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