ピーコーとは
今回の話はピーコーについて説明する回です。どうして魔法使いは魔法をコピーされたくないのかを書いたつもりです。
結果論だが、シャロンを誘わなかったのは正解だった。
天見達は今、人ごみの多い市場から外れた路地を全力で走っている。もし旅で疲れたシャロンがいたら、この全力疾走についてこられなかったかもしれない。
「何で塩焼きそばを食べようとしたら人に追われなきゃいけないんだ!」
「別に売り切れってわけじゃないんだし、奪おうとしなくてもいいじゃないのよ!」
本部に向かう道中、名物の一つである塩焼きそばを露店で買った時、数人の男達に「ピーコーか?」と聞かれて、バカ正直に天見が「はい」と答えて始まったこの逃走劇。
「二人とも、別に彼らはこの塩焼きそばを狙っているわけじゃないわよ」
と、ピエルナが天見の買った塩焼きそばを食べながら言う。
「どうして勝手に食べるのよ、あなた!」
「だってどうせ、食べながら逃げるなんて器用なこと出来ないでしょ? 体力が無い上に不器用だって聞いたわよ」
その通りだ。そんなことを天見がすれば、スピードは落ちるし具は落ちるし、横っ腹は痛くなるだろう。
「だからって、あなたが食べていいことにはならないでしょ!」
「せっかく代金払ったのに、食べないなんてありえないわよ。まあ、お代の代わりにどうして追われているのか教えてあげるわ」
「それはぜひ聞きたいですね~」
と、天見の隣を走る燕が塩ソフトクリームを食べながら言う。
二人とも食べながらよくこのスピードがキープできるなと、天見は呆れて頭に大きな汗をかいた。
「あの人達の狙いはピーコーよ」
「天見が!?」
言われて、天見は背後の人を確認する。先程ファイナの親戚にも気づいた彼が、間違いなく初対面だと自信を持って言える。
「見ず知らずの人に恨まれる覚えはまるでないんですけど」
「あなたになくても、向こうの人達にはあるのよ――アラ」
逃走経路を指図していたピエルナがブレーキをかけたので、天見達も止まる。
進行方向だけじゃなく、全ての道が人によって塞がれている。おそらく、追いかけてきた奴らの仲間だろう。少し広い路地に閉じ込められてしまった。
明るい喧騒が溢れる通りから離れ、周囲は薄暗く不気味に静かだ。
「あらら、教育によくない場所に来ちゃったわね」
「……ワザとじゃないでしょうね?」
「まさか」
ベリメスが疑った目で見るが、ピエルナは平然と返した。
「おまえ、ピーコーというのは本当か?」
日に焼けた色黒の男が、天見を睨んで強い口調で聞いてきた。それで、ピエルナはコソッと、
「命が惜しければ、ここは違うって答えておきなさい」
しかし天見は若干胸を張りつつ、
「コピー魔法使い、水鏡天見だ」
答えた瞬間、周囲から殺気が漂ってきた。
「バカね」
「俺は『コピー』魔法使いであることに誇りを持っている。コピー魔法使いでないと偽ることなんてできない」
それで今にも四方八方から襲い掛かってきそうな人達に向けて、
「質問で~す。何で皆さんはそんなに怒っているんですか~?」
ソフトクリームを食べ終わった燕が、恐れることなく質問をした。
そののん気さに周囲は何となくタイミングを外されたが、さすがに親切に答える人は彼らの中にいなかった。で、答えはピエルナから出る。
「そんなの決まっているわよ。彼らの生活の糧や名誉を奪ったピーコーが現れたんですもの。仕返ししなきゃ気が済まないわよ」
燕はジト~とした目で柄に手をそえながら天見に聞く。
「水鏡さ~ん、何をしたんですか~?」
「俺じゃない。身に覚えがまるでない!」
身の潔白を主張して、天見は強く手を横に振る。
「そうね。天見君じゃないでしょうね。でも、そんなの関係無いわよ。相手がピーコーならね」
「どういうことよ。どうしてコピー魔法使いなだけで、他のコピー魔法使いの分も恨まれなきゃいけないのよ」
「その口ぶりからして、天見君やベリメスちゃんは他のピーコーに会ったことが無さそうね」
ベリメスは「ベリメスちゃん」に少し眉をひそめたが、天見と共に頷いた。
「会えないのが当然なのよ。自分がピーコーだなんて隠すことだもの。普通のピーコーなんてアレよ? ほとんどが陰険で陰湿な引きこもりで、強い人や創造力豊かな人に対する僻み根性の塊で、小金目当ての小悪党よ」
随分な言い草だとは思ったが、燕が「確かにそういう印象ですね~」と言うので、天見とベリメスは「へ~」と思い直した。
「彼らはそんなピーコーに魔法をコピーされた被害者だと思うわ」
「それじゃもしかして、彼らはオリジナルなのにコピー魔法使いに負けた人達ですか?」
「ううん。ピーコーが好き好んでオリジナルと戦うわけがないじゃない。戦ったところで負けるだけなんだし」
天見とベリメスの頭上にたくさんの疑問符が浮かんだ。
「戦って勝てるならどうしてコピー魔法使いに怒っているんですか? それとオリジナルと戦わないのに、どうして魔法をコピーするんですか?」
「戦えないから怒りの矛先が無いわけで……う~ん。ピーコーなのにピーコーのことを何も知らないのね。端的に言えば、彼らは知的財産を奪われ、貶められたのよ」
ピエルナがそれを言った瞬間、怒りを再燃させた周囲が身構える。しかし、誰もガジェットにチップを入れる素振りを見せない。
「水鏡さん、著作権法違反したら斬りますよ~」
周囲の様子を敏感に感じ取った燕が刀を抜き、柄にチップを入れる。
「分かってるよ。ベリメス」
「ナンバーファイブ、インストール!」
「〝拡大〟コピースタート、三〇〇%!」
両腕を上げた天見の頭上に巨大な火球が出来た。煌々と燃え盛る巨大な火球は建物の間ギリギリで、それを見て尻込みする人と、迎え撃とうと手に汗を握る人。
「明暗月夜流刀剣術、水月!」
刀身を水で覆った斬撃で、燕は上を向いて意気込んでいる数人を斬り倒した。
隙を突かれた人達はすぐさま視線を下に向けたが、そのタイミングで天見は腕を振り下ろした。そして、落ちてくる火球。
迫力に負けて逃げる人の背に、火球が着弾した。
火に包まれてダメージを覚悟した人達だが、ふと大して熱くも無ければ痛くも無いことに気づく。
そして、後ろを振り返ると天見達の姿はなくなっていた。
二・三人は逃げた天見達に気づいたが、ピエルナの逃走でまいた。
子どもで賑やかな公園にやってきて、四人はベンチに座って一休みする。ここなら追手が来たとしても人が多いし、下手に騒ぎを起こすこともできないだろう。
息を整えるのに一番時間を使ったのが天見で、ようやく落ち着いてからピエルナに聞く。
「さっきの続きですけど、コピー魔法使いが彼らを貶めたってどういうことですか?」
「規格外なピーコーだとは思っていたけど……」
ピエルナはジロジロと天見を興味深げに見つめる。その視界を遮るように、ベリメスが彼女側の天見の肩に座り直す。
「知っているなら教えて。焼きそば食べたでしょ」
ピエルナは肩をすくめて、
「普通のピーコーがどうやって魔法をコピーするか知っている?」
「確かモザイク処理された文言を解析するか、チップから直接コピーするんですよね?」
「ええ。あなたと違ってその場でコピーなんてできないわ。まったく、どうやってコピーしているのかしらね」
探る様なピエルナの視線から、天見は視線をそらす。彼が答えるとは思っていないピエルナは、気にせず話を続ける。
「直接っていうのは難しいからほとんどは解析ね。モザイク処理が甘く、コピーガードがしょぼかったり古かったり、作りこみが甘いと多めの割合でデータを暴かれるわね」
「それが魔法の評価の下がるポイントの一つですね~。程度がよくないってイメージダウンですよ~」
著作権委員の燕も人差し指を一本立てて説明に加わる。
「どうやって解析するのよ」
「そういうのはマネするバカがいるので教えません」
ベリメスが聞いたが、ピエルナがキッパリと拒否した。天見も少し知りたかったが、今は関係無いことだしとスルーする。
「それから、暴いたデータを解析してその魔法の特徴を探っていくの。データの中には魔法を見るだけじゃ分からない特徴も隠れているし、重要よ。それで長所と短所を研究。出来れば弱点を見破る。そうした方が情報は高く売れるわね。つまり、オリジナルを倒すのはピーコーじゃなくて、ピーコーから情報を買った他の魔法使い達なのよ」
「弱点がばれて攻略されてしまった流派は、敬遠されるようになりますよ~」
「その程度で!?」
天見の驚きの言葉に、ピエルナは肩をすくめる。
「だって、他にも似たような魔法を教えてくれる場所はたくさんあるもの」
「もう魔法のアイディアは出尽くしたって言われていますからね~。文言とか形状とかで変化はつけていますけど~、流派が教える中級以下の魔法は似たり寄ったりですよ~」
「道場が乱立しているしね。特にスペリオルみたいな大きな町だと、出来ては潰れて出来ては潰れてって、出入りが激しいのよね」
コクコクと頷く燕は「生き馬の目を抜く世界ですからね~」とシミジミ言う。
「で、最悪なピーコーは抜けている部分を〈補修〉して使えるようにする奴ね。上級の魔法ほど繊細で〈補修〉は難しいから……逆を言えば、〈補修〉されるのは大雑把な作りだと思われるのよ」
「かなりのマイナスポイントですよ~。特に二つ名になっているオリジナルがそうなったら、本当に名前が傷つきますからね~」
「ピーコーの中には〈補修〉された劣化コピーの魔法を使って、個人や流派を騙って評判を落とす奴もいるわ。公の場で負けるならまだマシで、悪事を働く奴もいるのよ」
「まあ、時たま善行をする人もいますが、それは珍しいパターンですよ~」
天見とベリメスは、劣化コピー魔法を使っていた『神の使徒』を思い出した。あいつらも大別するとピーコーになるらしい。
「大本の魔法をコピーするピーコーは、基本表に出てこないわ。解析して情報を揃えたら仲介人に売る。仲介人から〈補修〉の依頼を受けるピーコーがいたり、〈補修〉された魔法を買うピーコーがいたりするわね」
「ピーコーって言っても色々いるのね」
天見は話を聞きながら、魔法をデータ化するこの世界独特な問題だなと思った。データ化することで文言を大幅に省略できるメリットがあるが、文字におこすことで特性や秘密を分かりやすくしてしまうデメリットも出てしまう。さらに言えば、最近の魔法は七割ぐらいがデータになってしまったので、その魔法を見なくてもデータを見ればどんな魔法か分かってしまうかもしれない。そのため、ピーコーが表に出てこないんだ。
さらに全ての人が魔法を使えるせいで、魔法に特別性が全くない。ただ使えるだけでは誰にも見向きされない。その上で流派が生徒を確保しようとしたら、強力な売りが必要になってくるだろう。知名度や奥義、使い手の魅力も重要になってくる。一つのマイナス要素が致命的な事態になるというのも、分かる。
「魔法をコピーするだけなら違法じゃありませんから、大本のピーコーの扱いが難しいんですよね~。でも、そういう輩を取り締まってくれるのが、著作権管理執行委員なんですよ~」
「あ~、あの人」
メガネのスーツ姿の人を思い出して、天見は「あの人もこの町にいるのかな?」と、いい気分はしなかった。
「一番仕返しをしたいのに、魔法をコピーしたピーコーがどこの誰だか分からない。相手が分からないから一方的に殴られるだけで殴り返せない。だから、怒りはピーコー全てに向けられる。オリジナルや流派の人が魔法をコピーされたくないと思うのは、コピーされた魔法を勝手に使われるのを恐れてだけじゃない。情報・弱点を暴かれて他の魔法に攻略され、他より劣っていると思われたくないのよ」
オリジナルの魔法はその人の代名詞になるかもしれない魔法だ。人によっては、全てをかけたものだと言ってもいい。それが劣っていると他人に思われる……アイデンティティが壊されかねない。
流派に所属して覚える魔法だって、努力の積み重ねによるものだ。それが他の魔法に簡単に攻略されるようなことがあれば、その努力を否定されたような最悪な気分だろう。
「著作権法十条で著作者の名誉を回復させるって決められているけど、一度落ちたものって中々戻らないのよ。というわけで、データを暴かれて生活の種や名誉を奪われた人に、ピーコーは恨まれているってわけ。スペリオルにはそういった人が多いのよ。あの人達、魔法を使わなかったでしょ? 何かしらトラウマになっているのかもね」
「しかし、そんな基本的なことも知らなかったんですね~。どうりでモラルもなく非生産的なコピーをして、悪びれもしないとは思っていましたよ~」
ジト~っとした燕の横目に見られても、天見は恐縮した様子は無く、むしろムスッとして腕組みをしている。
「言わせてもらうけど、ピーコーに貶められた魔法使いは怠慢が過ぎる」
天見の言葉に、ピエルナの目が細められた。
「注目されれば警戒されるのは当然で、対策されたり、弱点を見つけられたりするのは至極真っ当な方法だ。それで負けがこんだり人に見放されたりするのは、解析したピーコーのせいでも、情報を買ってボコボコにする魔法使いのせいでも、ましてや攻略された魔法のせいでも決してない! かしこさの高い魔法使いのくせに、ピンチを発想で乗り越えようとせず、思考を停止させている奴が悪い」
燕は苛立っている天見を見て、彼がピーコーを正当化させているのかと訝しんだが、
「その程度で止まっていて、よく被害者面出来るもんだ。知られて暴かれて失う魅力なんて無いも同然だろ。まったくもって、アピールする魅力を見極めてもらえず、ピンチの際に成長を止められた魔法が可哀想だ」
いつもの天見だとちょっと安心した。
だが、その『いつもの』を知らないピエルナは、
「やっぱりピーコーね。結局はピーコーの肩を持つわけだ」
「別にコピー魔法使いの肩を持っているわけじゃなくって、その程度と思って魔法を見限って、魔法を侮る人が嫌いなだけです」
ピエルナはベンチから立ち上がり、天見達に背を向けて二歩、三歩で振り返る。
「世間のピーコーのイメージはそんな感じ。ね? お姫様の『連理の枝』をピーコーがやるなんて、間違っていると思わない?」
そして、ピエルナは夕焼けの方にある、海の近くに建つ幅広く大きな建物を指さす。
「あれが海運会社『ポントス』。お姫様は将来、あの会社に深く関係するようになるわ。あなたとは住む世界が違いすぎるって思わない?」
さすがにポントスは大きかった。上にあるファイナの屋敷と違って海の近くだから、景観を損なわないよう考えられ、高くできないのだろうが、その分横に大きかった。
建物の大きさで、会社の凄さも感じられる。現に燕は感嘆が過ぎて、自然に口を開けている。
「生まれた世界が違うのは知ってますよ」
しかし、日本で高い建築物を見慣れている天見には通用しない。分かる人にだけ分かる冗談を飛ばす。
ピエルナは理解出来なかったが、天見がへこたれていないのは分かった。力を抜くように嘆息し、白い手を軽く振る。
「とりあえず帰りますしょうか。もう本部に行く時間もないし」
綺麗な笑顔で言われたが、燕は不満そうに頬を膨らませて立ち上がる。
「う~、明日は絶対に行きますからね~」
最後に天見が立ち上がり、耳元でベリメスが、
「ピーコーだから襲われるのは分かったけど、どうして襲ってきた人達は天見がいることを知っていたのかしら?」
「うん? まあ、何となく予想はつくよ。誰かが親切に教えてあげたんだろ」
「誰かって誰?」
「俺が来たのを知っていて、噂を広げるのが上手い人だよ」
と、天見は肩をすくめてピエルナ達を追いかけた。
節約のため馬車には乗らず、坂を歩いてきた天見は息を切らしていた。
「み~かが~みさ~ん、遅いですよ~」
燕は距離が開くと待っているが、ピエルナはさすがに呆れて先に行ってしまった。
「天見、頑張って」
「俺にとっては……この道、坂って言うより……山道だぞ」
天見は目の前を飛んでいるベリメスを羨ましそうに見る。
「ほら、お屋敷までもう少しですよ~」
俯き加減の顔を上げると、ようやく屋敷を近くに感じられた。もうひと頑張りと足を上げた時、ちょっとふらついて体がよろけた。今まで体があったそこを何かが通過し、彼の背後の地面に穴を穿った。
「ん?」
天見は呆けた声を出したが、ベリメスは慌てて、
「天見! 動いて! また来る!」
理解する前に天見の体が横に動く。すると、次々に天見の近くの地面に穴が穿たれた。
「水鏡さん、隠れて!」
駆け下りてきた燕は天見の手を引いて、道の左にある木の影に隠れた。
「悪運だけは強いんだ」
声に驚いて、天見達は木の影から少しだけ顔を出した。上から下りてきたのはリラだった。
「一体全体、どういうことですか~?」
「あなたもピーコーに何か恨みがあるの?」
燕とベリメスの声にリラは無反応。だが、間違いなくハッキリとした敵意を飛ばしている。いや、敵意というより殺意に近い。
天見はそんなリラに再び既視感を覚えていた。
間違いなく彼女とはここに来て初めて会った。しかし、初めての感じがまるでしない。
「ボクは最初から、ファイナ姉様がクレストエルクに行くのには反対だった」
リラはファイナとお揃いの、メタリックブルーの腕輪型ガジェットにチップを入れ、周囲に文言を展開させる。
「教養や品格・貴賎を問うことなく入れる野蛮な所、ファイナ姉様に悪影響が出るんじゃないかって」
リラが言うほど、クレストエルクは野蛮ではない。入学試験には面接があって、受験者の人となりは見るし、『宗教学』の授業では礼儀作法も習う。やんちゃな生徒はいるが、野蛮というのは言い過ぎだ。
「……あなた達のせいだ」
「え!?」と、天見達三人の頭上に疑問符が浮かんだ。
「戻ってきたファイナ姉様は……高潔で孤高でクールだった以前のファイナ姉様では考えられない言動をしている。すべて、あなた達のせいだ! ファイナ姉様を変えた!」
分かった。今天見は分かった。確かにリラとは会ったことがなかったが、あの殺気混じりの敵意は日常的に会っていた。
リラは、ファイナ親衛隊と同類だ!
当初の予定では、天見を襲うのは親戚連中が雇ったごろつきで、脅される感じでした。ですが、魔法使いが魔法をコピーされたくない理由が希薄なことを教えてもらいましたので、大幅に変えました。
ただ噂を流すだけでピーコーを襲うほど恨みが深く。その恨みはどうやって出来たのか書いた……つもりです。
この世界はみんなが魔法を使えるせいか、魔法を特別視しません。魔法を褒められるためには、自分の魔法に何かしら他人より秀でた部分を作る必要があります。
そこが魅力となり、アピールポイントになるのです。そこを暴こうとするピーコーは、敵でしかない。
あとがきで補完することじゃないですね。でも、最後にこれだけ。ピーコーが表に出てこないのに、何でコピー魔法使いの倒し方があるのかと言えば、昔はコピー魔法使いがすごかったからその名残が残っているだけです。今は、真剣にピーコーの倒し方を研究している人はいないと思います。
それでは、次回予告! 熱狂的なファンはどこにいるか分かったものじゃない。ファイナの孤高を神聖視するがゆえ、彼女に近づくものを許せない! リラに狙われる天見と燕、買って出るのは燕。ファイナと同等の力を持つと評される相手に、燕は勝てるのか!?
次回更新は金曜日になります。




