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コピー魔法使いのローファンタジー  作者: 春花
目白押しの一日
43/100

連理の枝の戦い

 どうでもいいことですけど、ファイナが紅茶党のことを忘れていました。前回のコーヒーを紅茶に直しました。

 まず観客が注目するのは、宣言通りイワナが天見を十秒以内に倒せるかどうか。


「十」


 ウィガンのカウントダウンと同時に、イワナがガジェットにチップを入れて、


「起動!」


 モザイク処理された文言を周囲に展開させる。


「大地に根ざし、息づく生命! 無慈悲なる自然の暴威を旅人に示さん!」


 眼前で五芒星を指で切ったイワナは、手の中に作り出した木の枝を地面に刺した。


「剣樹林!」


 地面が鳴動し、幹の太い木が何本も生えだした。


「九……八……」


 ウィガンは弓を構えもせず、腕組みをしている。どうやらイワナの邪魔をする気はないようだ。


「水鏡!」


「ご指名は俺だ! ファイナも下がってろ!」


 ファイナを巻きこまないよう、強気にイワナに向かって行く天見。しかし、ファイナは見てしまった――その顔が満面笑顔なのを。思わず少し呆れてしまった。


 接近する天見を狙い、先端の尖った木が襲い掛かってくる。


 足の重りが外れたばかりで、幾分か身軽さが上がっている天見は素早く避けていく。


「天見、この魔法」


「ああ。見たことがあるな」


 会話をする余裕がある天見を見て、イワナは単調な攻撃ではダメだと攻め方を変える。


「五……四……」


 半分過ぎたところで、


「ナンバーフォー、インストール!」


「コピースタート!」


 天見のモノクルが茶色に点滅し、左手の指輪が渦巻くように光る〈粒子〉を集める。


「大地に根ざし、息づく生命! 無慈悲なる自然の暴威を旅人に示さん!」


「本当にコピー魔法か。だが、そんなものが本家に通用すると思うなよ!」


 天見の逃げ道を全て塞ぐように、木々が彼を囲んで屹立する。


「三……二……」


「時間一杯使わせるとは、コピー魔法使いにしちゃ上出来だ。精々友達に自慢しな!」


「一」


 木々の先端が一斉に天見に向けて落ちてくる。


 眼前で五芒星を指で切った天見は、手の中に作り出した木の枝を地面に刺した。


「剣樹林! Ⓒイワナ=ストック!」


「ゼロ」


 衝撃的な音がグラウンドに響き、土煙がモクモクと上がる。


 外から中央に向かって曲がっている木々。まるでカボチャのような形のそれを見て、周りは静まり返っている。隙間ないその攻撃の大胆さと正確さ、さすがはプロだと感じさせる魔法だった。


「さて、後はあなたがギブアップしてくれれば、面倒がなくて助かるのですけど」


 ウィガンに優しく提案され、ファイナはフッと口元を緩める。


「もう水鏡を倒した気でいるのか」


「なんだとぉ!」


「私も以前水鏡と本気で戦ったことがある。が、彼の恐ろしさは見ただけで魔法をコピーすることでも、威力すら完全コピーできることでもない」


 その時、イワナの木々が下から突き出してきた木々によってはじけ飛んだ。突き出た木は役目を終えて静かに戻り、残ったのは円錐状に螺旋を形作っている一本の大樹だけ。その中にいる人の声が響く。


「コピー魔法使いの美学一つ。一対一の場合はオリジナルと同じ魔法を使う。十二本の木をここまで柔軟に動かすことができる魔法とは……素晴らしい魔法だ」


「まさか、コピー魔法で防いだっていうのか!?」


「驚くところが違いますよ、イワナ」


 円錐状の木が緩やかに地面に戻って行き、姿を現したのは傷一つ負っていない天見。


「彼は一本の木だけであなたの全ての攻撃を受け、残りで反撃した。かなりの熟練度だ。随分とあの魔法とあなたを研究し、練習をしてきたのでしょう」


「…………チッ! 俺だってあんなに巻いたことはねえよ」


「水鏡があの魔法を使ったのも、実際に目にしたのも今が初めてだ」


 イワナとウィガンに衝撃が走った。そして、信じられないものを見る目で、楽しそうに笑っている天見を見る。


「水鏡の真の恐ろしさは、オリジナルを越える魔法の理解力と発想力だ」


「さあ、知恵を尽くしていこうかぁ!」


 ウィガンは弓を手に取り、表情を真剣なものに変えた。


「どうやら、少しマジメにいかないといけないようですね」


 その様子をファイナは敏感に察して、


「水鏡、一度戻れ」


 両タッグ態勢を整えるため、パートナーと合流する。


「イワナ、彼女達は『連理の枝』です。秘技を使えるのかどうかは分からないですけど、引き離さない方がいい。前後左右を挟まれたら警戒せざるを得なく厄介ですからね。まとめて相手をしましょう」


「慎重だな。だが、分かった」


 イワナはチップを入れ替え、ウィガンも弓にチップを挿入する。


「水鏡、彼らにフィールドを作られたら厳しいぞ」


「分かっている。そこまで本気になられる前に――短期で決められたら言うことはない……ちょっぴり残念だけど」


「真剣に」


 ガシッとファイナに肩を掴まれ、天見はコクコクと頷いた。


「対策その一だ」


 ファイナは手の中に炎の槍を作り、天見は弓を構えた。と、いきなりウィガンが大した狙いもつけず、素早く弦を引き絞って闇の矢を放ってきた。文言も発言もない闇の矢は著作権フリーの魔法だ。虚を突いたとはいえ、狙いも威力も甘いので天見達は難なく避けた。


 が、その間にイワナが走りこんでいた。


「我は宿り木。おもむろに乱立せよ!」


 イワナは一つ手を叩き、体を一回転させて跳んだ。


(りん)()流、木々(きぎ)怪々(かいかい)!」


 イワナの手の中に木の棒――というより、木の枝が現れた。


 ファイナは慌てず、炎の槍でそれを防いだ。だが、イワナの体で隠れていた腕が上から振られた時、その手にも木の枝が握られていた。


 横手から闇の矢が枝を叩き、勢いが鈍った。その間にファイナは槍の持ち手を回転させて枝を受け、距離を取った。燃える二本の枝を捨てたイワナから、新たな枝を投げつけられる。それを最小限の動きで避け、


「起動!」


 モザイク処理された文言がファイナの周囲に展開される。


「紅の時雨に空よ染まれ――朱雀宝門流(すざくほうもんりゅう)紅雨(こうう)


 彼女が指を十字に切った後、十数個の火球が放たれた。


 足裏から枝がにょきっと生えたイワナの下を、火球が素通りしていく。そして、彼が両足を振るうと、その枝が飛んでくる。炎の槍で受けようとした時、


「下がれ!」


 反射的に天見の声に従って、ファイナは大きく後ろに跳んだ。その次の瞬間、上空から振ってきた数十本の闇の矢。


 ファイナがゴクリと喉を鳴らし、イワナの向こうにいる涼しそうな顔をしているウィガンを睨んだ。


 その視線を遮るようにイワナが立ち、腕を胸の前で交差させて指の間に枝を挟む。


「喰らえ」


 イワナが腕を振るう度に、次から次に枝が飛んでくる。


「ナンバーナイン、インストール!」


 ベリメスの声に反応して、モノクルが黒く点滅する。


「攻めろ、ファイナ! コピースタート!」


 天見が弦を引き絞ると、闇の矢が番えられた。


「漆黒の翼羽ばたかせ、幾日も空を飛び続けろ! ――(ぎょく)()流、()(しょう)! Ⓒウィガン!」


 ファイナと違って魔法をちゃんと見逃していなかった天見が弦を放すと、闇の矢が一気に増え、投げられる枝を打ち落としていく。


 ファイナは炎の槍を投げ、チップを入れ替える。後ろにウィガンがいるイワナは、避けずに枝で槍を払った。


「起動、二頭一対の理に爆砕せよ――双爆輪唱!」


 ファイナがイワナの至近距離で踏み込み、腰を入れた体勢で輝く右拳を放つ。だが、彼の服の下から枝が突き出してきた。だが、だが、ファイナは退かずに拳を伸ばす。


 巻き起こる爆発。そして煙の中から両者が飛び退いてきた。


「構わず攻撃とはいい根性してるぜ」


「枝が邪魔をして、直撃とはいかなかったか」


 とは言え、二人とも相応のダメージはあったようだ。ファイナは顔に切り傷、上体に軽度の穴がいくつか開いている。イワナの方は左肋骨あたりに大きな焦げ跡。双爆輪唱の貫通力なら骨が何本か折れているかもしれない。


「だが、準備は整った!」


 イワナがチップを入れ替え、


「起動! 大地に根ざし、息づく生命! 無慈悲なる自然の暴威を旅人に示さん!」


 眼前で五芒星を指で切ったイワナは、手の中に作り出した木の枝を地面に刺した。


「剣樹林・暗樹殺(あんじゅさつ)!」


 周囲の地面に突き立つ枝々が光り、一気に木に成長して青々とした葉を茂らせた。


「『連理の枝』の秘技とまではいかないけど」


「これが俺達のタッグ技だ!」


 一瞬、天見達が周りに気を取られた間に、ウィガンの姿は消えていた。


「厄介なことになった」


「今度は枝や葉まで動いているのか……視線が固定できないな」


「狩人の本領発揮さ」


 木々の間から飛来してきた矢を天見は避けた。


「キミは見ただけで魔法をコピーするのだろ? ならば、姿を見られなければいいだけだ」


 聞こえる声は反響され、どこにウィガンがいるのか見当もつかない。


「警戒していても防げなかったか。プロの本気を見せられたな……しかし、ピーコーの俺のことなんて調べもしないだろうと思っていたけど、ちゃんと下調べをしていたか。一番使われたら面倒な戦法だ」


「うん。下調べなんてしてなかったよ。ただ、キミのパートナーが教えてくれたんだよ」


 ジッと、天見が半眼の視線をファイナに向けると、彼女はサッと顔を背けた。


「おい、ファイナさんよ~」


「……水鏡の代わりにカッコよく決めといてやったぞ」


「手の内を自分から明かしてどうすんだよ、この脳筋が!」


 ツッコミを入れた天見の耳に、風切り音が聞こえて振り返った。


 天見の手前で地面に当たった闇の矢は、入射角と同角度の反射角で跳弾した。あまりのことに避けきれなかった天見の横腹を矢が裂いていった。


「……今、俺の目の錯覚じゃなかったら矢が鏡に反射したレーザーのように曲がったぞ。くの字になった、くの字に」


 傷跡を手で押さえ、天見とファイナは背中合わせになって周囲を警戒する。


「闇属性は形状記憶に優れていながら、容易に形を変える変幻自在の特性を持つ。属性自体の攻撃力はほとんどないが、意外な攻撃法による奇襲が得意だ」


「あ~、魔法学か。勉強したけど、こういうことだったのか」


「起動」


 ウィガンの声は聞こえるが、生い茂る葉に隠れて、モザイク処理された文言すら見えない。


 ファイナはチップを入れ替え、「起動」と叫ぶ。


「今こそ飛び立ちの時、南風に乗って一斉に飛び立て!」


「一切を通さぬ炎の断絶」


「インフィニティナイトアロー!」


 四方八方から迫り、地面や木に当たっても跳弾して天見達に向かう闇の矢。


朱雀宝門流(すざくほうもんりゅう)寂静火壁(じゃくじょうかへき)・焔!」


 ファイナが腕を振って地面に刻んだ火の円が垂直に上がり、炎の壁が作られた。


 最初の矢は炎の壁で防いだが、数の勢いに負けて壁が突破された。


 炎の壁が消え去ると、矢が刺さっている天見とファイナが折り重なって倒れていた。


 終わったかのように思われたが、闇の矢が消え去ってから二人は動きを見せて立ち上がった。


「しぶといな」


「伏せていたみたいだね。ダメージは最小限ってところか……ん?」


 ファイナの下敷きになっていた天見は彼女よりダメージを受けていない。はずなのに、彼の方が苦悶の表情で怪我をした右腕を押さえている。


「あれ? 威力自体はそれほどないはずなのに」


 その理由を知っている者は、この会場で少ししかいない。その内の一人であるファイナは、天見を心配して顔を近づける。その後に小声で伝えられた作戦に、ファイナは驚きを隠せなかった。


「ファイナ……だから、対策の四番目だ」


「アレを!?」


「俺が引きずり出す。ベリメス、やるぞ!」


 天見の覚悟のこもった声に、ベリメスは真剣な表情で一つ頷く。


「ナンバーフォー、インストール!」


 ベリメスの声に反応して、モノクルが茶色く点滅する。


「〝拡大〟コピースタート、二〇〇%!」


「拡大!?」


 天見の指輪が光る〈粒子〉を渦巻くように集める。


「大地に根ざし、息づく生命! 無慈悲なる自然の暴威を旅人に示さん!」


 眼前で五芒星を指で切った天見は、片手では持ちきれない太い枝を両手で持ち、地面に突き刺す。


「剣樹林! Ⓒイワナ=ストック!」


 その瞬間、地面が揺れた。土砂を吹き上げて直径十メートル以上は軽くある大樹が、天見達の足下に出現した。


 うねる大樹の上で、イワナは驚愕していた。


「これがコピーだぁ~!? こんなデカさは、ありえねえぞ!」


 ファイナも驚いていたが、そんな場合ではないと視線を走らせる。根付かせた地面を失って倒木していくイワナの木々。そんな中、身軽な影がうねる大樹の上を走っていた。


 標的を見つけたファイナは樹上を走る。


 ウィガンはファイナに見つかったことに気づき、弦を引き絞る。


 炎の槍を作り出したファイナは、体の前で回転させて飛来する闇の矢を弾いていく。


 しかし、ウィガンに迫るファイナの前に、いきなりイワナが割って入ってきた。空中回し蹴りを槍で受け止めたが、彼女は後方に飛ばされた。


 ファイナは空中で半回転し、背後に来ていた大樹に足裏をつける。


「まだだ!」


 ファイナは炎の槍をウィガンに向かって投げつける。


「させるかよ!」


 左手で払おうとしたが、イワナの脇腹の肉が突っ張って痛みが走った。痛みで動けず、炎の槍が彼の横を通過していく。


「大丈夫です!」


 新たな魔法を唱えている暇はなかったが、ウィガンは著作権フリーの闇の矢を槍に対して斜め下から放ち、進路をずらして避けた。


「狙いはよかったですけど、『魔弓』の名は伊達じゃないんです!」


 誇るウィガンに、ファイナは無表情の奥に悔しさを隠す。


 その時、足場にしていた大樹がゆっくりと地面に沈んで消えていく。


「水鏡」


 気にしてファイナが背後を振り返る。そこにいた天見は激しく呼吸を繰り返し、地面に膝をついて怪我をした右腕を押さえていた。


 勝機を見て取って、ファイナの横をイワナが駆け抜けていく。


「てめぇにはもうコピー魔法を使わせねえ!」


 迫るイワナを射るため天見が弓を構えようとするが、震える左手が弓を落とした。


 助けに一拍遅れて走るファイナ。その遅れを見て、ウィガンは間に合わないと確信する。が、気づいた。


(あれほど注意していたのに!)


 すぐさま声を荒げて叫ぶ。


「待て、イワナ!」


 だが、イワナは眼前の瀕死の相手しか見えていない。


 ファイナはイワナの背中を追いながら、昨晩の作戦会議を思い出していた。


(「対策の四番目はどちらかが囮になって敵を引きつける。そして敵の足を止める」)


(「しかし、水鏡が囮になって持ちこたえられるのか?」)


(「だから、どうしてみんな俺を囮にしたがるんだよ。ファイナが囮になるかもしれないだろ」)


 微笑を心象に隠し、駆けながら「起動」と叫んだ。



「ナンバーツー、インストール!」


 ベリメスの声に反応して、モノクルが赤く点滅し、


「コピースタート。二頭一対の理に爆砕せよ」


 か細い声で天見が文言を唱える。


 コピー魔法を使うつもりだと分かったが、イワナは構わず突っ走る。あんな瀕死の状態で使う魔法が、脅威になるはずがない。


 イワナも文言を唱え、天見に飛びかかって押し倒し、魔法を使わせないように無事な左腕を右手で地面に押し付け、動きを完璧に封じた。


「木の鼓動をその身に宿せ! 林覇流、木葬(もくそう)!」


 イワナの左腕が枝で包まれ、拳を巨大化させる。


「双爆輪唱! Ⓒファイナ=グリューテイル!」


 顔が光り出した天見は、巨大な木の塊の向こうにパートナーの姿を見ていた。



 光がイワナに収束し、一気に膨れ上がった。


 怒号が地面を揺らし、爆熱が地面と水平に周囲に広がった。


 顔に痛々しい痕を残している天見の上に、丸焦げのイワナが倒れ伏していた。


 あの激突の瞬間、天見はイワナに掴まれて動きを封じられていた。だがそれは、天見がイワナの動きを封じていたとも言える。


 拘束されて動けなかった天見だが、『双爆輪唱』を使う方法はあった。『双爆輪唱』は火属性に染まった〈粒子〉を体の一か所に集中させて、標的に接触した瞬間爆発させる魔法だ。接触するのが術者からという決まりはない。だから、カウンターでイワナに発動してもらったのだ。


 そして、ファイナが上から『双爆輪唱』を使った。『連理の枝』の秘技は前後左右もしくは上下で標的を挟むことによって発動する(上下で発動することは、天見がシャロンで事前に検証済みだ)。


 つまり、イワナは『連理の枝』の秘技で倒されたのだ。


 ファイナがイワナの体を押し退け、天見の腕を肩に回して起こす。


「一つ腑に落ちないことがありますので、教えてくれませんか?」


 もう弓は使わないと袈裟がけにしたウィガンが、ファイナに尋ねる。


「なぜ瀕死の彼はあれほどの威力の魔法を使えたのですか?」


「水鏡が使う魔法はコピー魔法だ。威力の増減が出来ないかわりに常に一定だ。それは水鏡がどんな状態でも変わらない」


 驚いた後に、ウィガンはクシャッと前髪に手をやった。


「どうやら、ただのピーコーではなさそうですね。私達の敗因は、彼を侮っていた所にあったようです」


「違う」


 顔こそ上げられない天見だったが、意識はあるようだ。か細い声を搾り出すように、


「最後の最後、難しいタイミングを合わせたのはファイナだ。あなた達は、俺に負けたわけでも、ファイナに負けたわけでもない。俺達に負けたんだ」


 一本取られたというように、ウィガンは苦笑した。そして、審判が宣言するのを彼が止めた。


「私はギブアップする! だから、この勝負は彼女達の完全勝利だ!」


 観客から仰天の歓声が沸き上がった。

 決着! 主人公チームが勝ちました。気づけば、Ⓒを使うのもかなり久々でした。

 しかし、一息つくのは早い。まだまだ後ろにイベントが控えています。

 それでは、次回予告! 次の戦いを控えて保健室で眠りにつく天見。その傍らで燕が見守る。だが、おもむろに刀を抜く燕! その切っ先が、天見へ向けられる……。

 次回の更新は金曜日になります。ファイナVS燕で~す。

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