28 ☆ ーβ γ δ
語り部:???
「ほう、なんだ?」
「あの、【エビルデビル】が1000世界以上を荒らしています。」
「ほう……、黒幕は、あやつだったな?」
「ええ、でも逆らうのは危険過ぎます!」
「まあ…の。でも儂、宇宙の王ならば大丈夫じゃないか?」
「まあ、そうですけど!通常業務はどうするんですか?ただでさえ、次期宇宙の王の準備でてんてこ舞いなのに!」
「確かにそうだのう。だからと言って出来ないことはないのだぞ?」
「どっ、どうするんですかっ!」
「どうするも何も、ミソラを遣うのだ。」
「ミ、ミソラさんをですか?」
「大丈夫だな。何てったって、あやつは不死身だからの。」
「えっ、そそそうなんですか!?」
「……お前、ミソラのことおっぱいが大きい女としか思ってなかっただろ?」
「いっ、いえ!そんにゃことはありません!」
「噛んだな。まあ、早速ミソラを派遣しようかの。フィーナ!」
「はーい、なんでしょう?」
「ミソラをILLNISHに派遣しろ。」
「あっ、はい。分かりました。」
「ふむ…………。……皆、何で第3691世界がILLNISHって呼ばれているか知ってるか?」
「「「…知りません。」」」
「それはな、怪人は赤い夢の中でしか生きることができないんだよ。……まあ、そんだけのことさ。じゃ、フィーナ、よろしく。」
「かしこまりました。」
宇宙連合本部、第1世界OPENINGの宇宙の王はニヤリと笑ったのであった。
「フフフ、世界は我が手中にある。全てのことは、我次第―――」
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