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闇の中にて僕は輝く。  作者: udakuda
第二章 人生は、突然に。
17/59

15 ☆  ーβ γ δ

語り部:桐壷

――よくありそうな風景。

 オレはそう思った。

 計画的に作られた住宅街。

 それが坂道一杯に連なっている。

 もっと風情のある日本家屋の方が好きだ。箱根だったら、全部温泉宿みたいな古風でいいのに。





 その坂道を登りきった場所に家が一軒建っている。

 そこはその男の組織の拠点の家だ。

 ポッケから鍵を取り出し、鍵穴にさす。

 「暗証番号を入力して下さい。」

 と、無機質な声が促す。

 “3691”と押すと、解錠しますと返ってくる。

 ウィーン、ガチャ。

 ドアを開けると、いつもの風景、がらんどうの部屋が広がる。

 ある部屋に入ると、右っ側の壁に謎の装飾豊かなドアが。

 その男はドアの前に佇む。。

 「コードネーム 桐壷。」

 数秒後―。

 パァッと光ってドアが開いた。

 『Welcome to The 3691th World,ILLNISH(夢に生きる者の国)――』

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