第6話 通り魔編PART4
総合評価ポイントありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。m(。_。)m ペコッ
(相手は大人だ。殴り合いではかなりきびしい。なら物体移動しかない。)
隆斗は通り魔が走っている3歩前のあたりに自分を移動させた。
そして隆斗は脇腹に蹴りをいれようとする。
「ッ!!」 だけど通り魔も戦闘になれているのかは、知らないが蹴りをいれようと足を
あげた瞬間横に跳んだ。蹴りは、空を切った。
「ほぉ~やるじゃねえか。まさかテレポートするとは思わなかった。あやうく吹っ飛ばされる
とこだったぜ」
「てめぇこそよくよけたな。てっきり能力は効かないから余裕こいてると思ったぞ」
「今のは、能力的に固有スキルか?固有スキルは自分を強化するものが多いからな~
気をつけていくか」
通り魔は余裕な笑みをしながら言った。
さきに動いたのは、通り魔だった。通り魔は懐から何かを取り出した。
閃光玉だった。野球ボールくらいの。
「ッ!!」 隆斗は咄嗟に下を向こうとしたが、おそかった。
ピカーッという音と共に視界がくらんだ。
「うっ!!」
「やっぱり子供は甘いな(笑)」
(なんだこいつ・・・。この余裕な感じは、俺の能力を知っていた?)
とりあえず横に跳ぼうと回避したが、その前に通り魔に蹴られ腹に激痛が走った。
「ぐは!!!」 2メートルちかく吹っ飛ばされた。
「はははッ!! 弱すぎねえか?能力が使えないとただの子供だな」
(くそ!目が見えねぇ・・・)
おなかに手を当ててみたら、血がついてるだろうと思った隆斗だったがまったくついてなかった。
(あれ?なぜついてない?てっきり刃物をもってたから刃物で攻撃したと思ってたが・・)
(まてよ!?まさかできなかった?よし視界も見えてきたことだし・・・)
俺はそこら辺に落ちてる石をみて相手の刃物に当たるよう移動させた。
そしたら案の定金属特有のカキーンという音がでず「ゴンッ」と鈍い音が出た。
「ありゃ?ばれちまったか」
「思ったとおりだ。お前を倒す前に種明かしをするか」
「まずお前の刃物それは単なるプラスチック製の本物に似ているおもちゃだ。
通り魔といったらたいてい刃物をもっていると連想するがそれは、
その心理を逆手にとって、そうみせかけた偽者だ」
「次に閃光玉、なぜ1個しかない?おそらくそれは俺の能力を完全に攻略したと見せかける
ためのものだ。おおかた逃走ように1個もってただけだろう。俺にあいつには自分の
能力、物体移動は効かないと思わさせるためだろ?精神的にあせるからな」
「ッチ!!」 通り魔はそういって殴りかかってきた。
「甘いな」 俺はニヤッと笑うと相手の後ろに移動して、蹴りをいれた。
「ぐはッ!!」といって吹っ飛んでいった。
だがそれでけで終わらせるつもりはない。俺はそこら辺にあった土管を移動させ、
相手の体を押しつぶした。叫ぶ暇なくつぶされた。
聞こえた音は「グシャ」という音だけ・・・。
「さてと後は治安維持隊にまかせるか・・・」
治安維持隊とは、簡単にいってしまうと警察みたいなものだ。
隆斗は連絡をしたあと、すぐさま走って病院のほうに向かっていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー路地裏SIDEーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「誰がこんなに派手にやったんだ?」
「まあいいだろ。通り魔も捕まえてくれたことだし、」
「でもこんなとこ普通、通り魔探しでもしてないと通らないし・・・
512番(こちらの世界でいう110番)してきた少年がやったと思うのだが」
「もし会えたなら礼をしなくてはな」
「ですね(笑)」
ちなみにその通り魔は、背中と腹と足に傷とあざがあったそうだ・・・・・・
通り魔編はこれでいちおう終わりです。後処理みたいなのはしますが、
戦闘シーンどうでしょうか? 僕的にはがんばったんですけど・・・
感想及び指摘お願いします!!