第5話 通り魔編PART3
更新は基本1日1話と決めてますが、
9月からは3日に1話ぐらいになるかもしれません。
総合評価ポイントとか感想もらえたらうれしいな~;;
俺は今、夜の街を歩いてる。
隣には裕太、20mぐらい前にはサラが歩いてる。
ここで、能力の説明をしておこう。
俺の能力は説明したから、次は隣にいる池野裕太の能力の説明だな。
こいつの能力は、風を使った能力だ。
前に火・水・風・光・闇の5つの属性があることを説明したよな?
こいつはそれの風にあたるわけだ。
まあ例えば周りにある風を使って、自分の周りに風の壁をつくったり、風の球みたいのを作って相手に投げたりして戦う。
そしてもう一人の幼馴染、如月サラの能力も説明しよう。
あいつは、火を使った能力を使う。
さっきの5つの属性の内の火にあたるわけだ。
勿論能力の使い方も似たようなものだ。
火球を作ったり、炎の壁を作ったりとさまざまだ。
「りゅう、なかなかこないね」
「確かになかなかこないな……」
「んーサラさんに人通りがもうちょい少ない路地裏に行くよう伝えるよ」
「ああ、頼む」
裕太はトランシーバーみたいな通信機でサラと連絡をとりあってる。
(通り魔か、大人じゃなきゃいいんだけどな……)
前にも説明したとおり、能力は大人にはあたらない。
だから火とか風とかで作る球も大人には、当たらない。
ただし俺の固有スキルの物体移動みたいに、能力を使って物を浮かし、相手の頭の上に物を落としたりとかは普通にできる。
つまり大人に直接能力での干渉はできないということだ。
だからもし、大人とのトラブルに巻き込まれたときに、対処できるよう自慢じゃないが体は鍛えてある。
だから大人だった場合は俺が率先した動いたほうが無難だろう。
「ガガーガッ・・・隆斗と裕太君聞こえる?」
「うん、こちら裕太。ちゃんと聞こえるよ」
ちなみにサラは路地のかどを曲がったとこだから、俺らからは見えない。
「通り魔がいたの! 早く来て‼︎」
「走るぞ裕太!」
「わかったよ」
俺と裕太が、かどを曲がるとそこにはかなり危険な光景があった。
奥に刃物をもった男が一人、ざっと身長でいうと180cmくらいだろう。
まちがいなく大人だ。そして手前には、サラともう一人ケガをしてる女の子がいる。
「隆斗と裕太君、この人には能力が効かないみたいなの!」
「わかった。裕太とサラとケガをしてる女の子は一旦大通りにもどれ!」
「で、でも私達だけ逃げるのは・・・」
「でもここにいても何もできないだろ⁉︎ ならその女の子を治療してやれ。俺は、ここにいる女の子にケガをさせた、くそ野郎をぶっ飛ばす‼︎」
「・・・うん、わかったよ僕達は戻るよ。だけど一つ約束してくれるかい? ちゃんと生きて帰って来い‼︎」
裕太にしては珍しく口調が変わってる。そうとう本気なんだろう。
「ああ、当たり前だ」
俺はニヤッと裕太たちに向けて笑った。
裕太達は俺が言ったと同時に走り出した。
「さあーってと裕太達もいなくなったことだし、始めるか通り魔さんよぉ・・・」
「そうだな、かっこよく決めてたけど現実はあまくないぞ?」
その言葉をいいおわった瞬間二人は、走りだしていた。
バトル描写はちょっとへたくそかもしれません・・・。
ごめんなさい。