第46話 サラVS桜木
お気に入り登録ありがとうございます!!
それと更新遅くてすみません。(宿題が……)
『南の花畑』
「くっ!まさかあなたと戦うことになるなんて!!」
「おや?俺のこと覚えてたのかぁ?」
「当たり前でしょ?あの時私を麻酔銃で撃って眠らせた、桜木永時ぃぃーーーー!!」
言った瞬間に火の球を作り、桜木に向かって投げた。
「無駄ぁ、無駄ぁぁー!!」
桜木の近くにいった瞬間、その火球の速度がものすごく遅くなった。
まるで、プロ野球選手の球が小学3年生くらいが投げる球の速さくらいに変わった。
そして、桜木は余裕な笑みを浮かべながらよけた。
「くっ!余裕じゃない」
「まぁ、お前には悪りぃが正直余裕だ」
(やっぱり私一人でこいつは、倒せない。こうなったらみんなに助けを求めるしか…)
「サラ!大丈夫か!?」
「隆斗!!」
「おっ!来たなぁ。斉藤隆斗ぉぉーーー!!」
桜木は、真っ直ぐ隆斗に向かって走り出した。拳をかまえて。
「っ!!桜木ぃぃーーーーー!!」
そして隆斗も走り出した。同じく拳をかまえて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『裕太達SIDE』
「サラさん!こっちに!!」
「裕太君達、無事だったの?」
「まぁ、僕と楓さんはね。りゅうは危ないところだったけど……」
「シア先輩達は、まだなんでしょうか?」
「もう、いるよ~♪」
「「いつの間に!?」」
「もぉ~!!いつの間には、ひどいよぉ~」
「すみません、シア先輩とユカリさん。ところでそっちの敵は、倒したんですか?」
「まぁね。松岡修也とか言うやつだったけど、
シア先輩がいたから楽に倒せたよ」
(また植物の名前だ……。なんなんだ?なぜみんな植物の名前なんだ?)
「そして面白いことも聞きだしたよ~」
「「面白いこと!?」」
「この南の花畑よりもっと南に行くと、建物があるらしいの。そしてそこには、菜の花が
まったくないらしいの。そこになんか菜の花の秘密があるらしいの」
「うーん……ユカリさんは、ここに残ってりゅうのサポートを
していて、僕とサラさんと楓さんとシア先輩が、
そこにいきます。それでは、お願いします」
「あっ!待ってよ~」
「裕太君、待ってください~!」
(絶対なにかあるはずだ。必ず何かが……)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『隆斗SIDE』
「吹き飛べぇぇーーーーー!!」
「そっちがなぁぁーーーーー!!」
俺は、思いっきり力を込めて、桜木に拳をぶち込もうとした。
「甘いぜぇ、斉藤隆斗ぉー!!空間制御」
「まずい!空間移動!!」
俺は、すぐさま3m先前に移動したが……
「くそ!!体が動かねぇ!!」
「地球の重力の100倍は、あるかな?」
「くそ!空間いど…「させねぇよ!」グハッ!!」
「オラオラオラーー!死にやがれっ!!」
「隆君がっ!!中和!!」
「ナイス!ユカリ!!」
俺は、すぐさま前転回避をし、桜木に向かって全力の拳をぶつけてた。
「なっ、何ぃぃー!?」
おし、ユカリがいれば!!こっからは、こっちのものだ!!
「ゴメン隆君!!後10分くらいしか使えないよ!!」
「なに!?」
「ちっ!10分間逃げ切るか……」
「ほかのみんなは!?」
「なんかこっから南にある建物に向かうだって」
「建物?なんじゃそりゃ?」
「くそっ!そいつは、やべぇ!!じゃあな斉藤隆斗。また後でな」
桜木は、けむり玉を投げて、けむりがなくなった頃には、いなくなっていた。
「ユカリ」
「大丈夫、隆君の言いたいことは、分かるよ?」
「「追うぞ(追おう)!!」」