表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学園物語  作者: ミント
48/53

第44話 隆斗VS椿

最近モンハンとPCの調子がわるいせいで、更新が……

(前回の話すこし修正しました)

 

 『北の花畑』


「それにしても歩いても、歩いても花畑しかないな……」


「そうですね……、歩いていてばっかだと飽きてしまいますよね」


「それじゃ殺しあいでもやるか?楓と斉藤隆斗」


「「なっ!!」」


 くそ!もう敵が来やがったか!?


「冗談だよりゅう、楓さん」


「なんだ裕太か……」


「びっくりしました……」


「ちょっと驚かせたくてね、緊張してたのほぐれたでしょ?」


「もともと緊張してねぇよ。ところでお前は、行かなくていいのか?」


「ああ、それなんだけど…サラとユカリさんが今敵と戦っていると言ったからね

 そこに加戦しようと思って………」


「なら俺も行こうか?」


「そうしてくれると助かるよ」


(……斉藤隆斗、スキだらけだ…もらった!!)


「隆斗君危ない!!」


「うわっ!!」


 俺は、楓に押されたせいで転んだ。


 何しやがんだ、と叫ぼうと思ったが、裕太がナイフをもってるから叫べなかった。

 

「ちっ!さすがだな」


「あなた裕太君じゃありませんね」


「なっ、何!?」


 こいつ裕太じゃない?どっからどうみても裕太そっくりなんだが……


「隆斗君、裕太く…いやこいつは、菜の花のメンバーの川嶋椿かわしまつばきです」


「なっにぃーーーー!?」


「ご名答、楓。どこで分かった?」


「まず一つは、サラと呼び捨てにしたこと。多分、花の庭園に入ってすぐのとこに

 盗聴器でも仕掛けてたんでしょうが、残念ながら裕太君とサラさんは、一回も

 ここにきてから喋っていません。だから、サラと呼び捨てにしたんでしょう

 本当は、サラさんと言うのに」


「ほぉ~、それは知らなかった……ほかにもあるのか?」


「もう一つは、ペアを誤ったことです。サラさんとユカリちゃんは

 一緒の方角に向かってません。サラさんは、南に行き

 ユカリちゃんは、シア先輩と一緒に東に向かっています。

 だから、同じ場所で戦っていることはないんですっ!!」


 なんかさっきから楓がコ○ン君に見えてきた……


 やっぱり頭の回転が、早いんだな~


「もう能力解くか……くらえ閃光玉!!」


「効きません、サングラス!」 


 椿は、一瞬でその間に元の姿にもどった。


 慎重は、俺と変わらないくらいで、体格もほとんど変わんない。


「さてこの斉藤隆斗を殴れるかな?」


「ってパクんな-----!!」


「隆斗君が、二人……(ポッ///)」


「「あのー楓さん?何を考えてるんでしょうか?」」


「「………………」」


「「マネすんなぁーーーーー!!!」」


 くそ!!どうすればいいんだ!?


「どっちが隆斗君なんでしょうか?」


「こうなったら空間移動!!」


「空間移動だ!!」


 なっにぃーーーーーーーーー!!


「俺の能力は、固有スキルの擬態変化カメレオンだ。

 人とまったく同じ能力や格好ができる」


「上等じゃねぇか……このやろぉーーーー!!」


 俺は、空間移動で近づき思いっきり相手の懐に拳をぶち込んだ。


「ぐはっ!!」


 あれ?こいつ弱い??


「多分まだ隆斗君の体になれてないんでしょう。だから叩くなら今が、チャンスです!」


 今、楓の顔がものすごく怖かったのは、気のせいだろう。


「止めてくれーーー!!」


「問答無用!!」  


 サラは、持ってきた木刀で殴りまくり、俺は、ひたすら蹴る殴るの繰り返し……


 これって俗にいうリンチに近いもの?


「なんかあっけなかったな……」


「こいつ菜の花のなかでも、戦闘要員じゃないんですよ。能力が私と一緒で戦闘には

 向いてないんです。暗殺とかには向いてますが、一度ばれてしまうと……」


「こうなるのか……」


 こうなると言うのは……とにかく言葉で言えないくらいのグロテスクな状態だ。


「んじゃ倒したことだし、どうする?」


「とりあえず西に向かいましょう。裕太君が、いるはずです」


「分かった」


 俺達は、西に向かうことにした。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ