表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学園物語  作者: ミント
47/53

第43話 最終決戦!菜の花との死闘!!

久しぶりの投稿です。

 

 『花の庭園』


「なんなんだここは!?」


「辺り一面、菜の花だらけだね…」


「これは、すごいな……」


 みんな驚いている。まぁ驚くのは、無理もない。


 辺り一面菜の花しか咲いていないお花畑なんだから。


 俺自身も結構驚いている。


「ところでこっからどうするの?」


「確かにかなりここ広そうだもんな」


 某有名なネズミ王国くらいの大きさは、あるだろう。


「そうだな……4つのグループに分けようか」


「4つというと?」


「北方面に向かうグループ、南方面に向かうグループ、西グループに向かうグループ

 そして東方面に向かうグループだね」


「でもそうしたら二人あまらないか?」


「私誰かとペアが、いいですっ!(多分戦力にならないと思いますし……)」


「私もペアでいいよぉ~、中和は防御にしか使えないしね♪」


「それじゃ~楓さんは、りゅうね。そしてユカリさんは、シア先輩ね」


「えぇ~私も隆君とがいい!!」


「まぁまぁ落ち着いてユカリちゃん、今度いいこと教えてあげるから」


「いいことって何?」


「例えば……隆ちゃんの・・・・・・・・・とか」


「うん♪分かった、我慢する!」


「ちょ、シア先輩!!いったい何を話したんですか!?」


「内緒よ。隆ちゃん、女は秘密を着飾って美しくなるっていうでしょ?」


「なんかどっかで聞いたことあるセリフですね……」


「まぁいいです、とりあえず俺達北に行きたいけどいいか?

 なんとなく北に俺がもっとも殴りたいやつがいる気がするんだ」


 殴りたいやつというのは、いわれるまでもなく桜木だ。

 あのクソ野郎は、一度殴らないと気がすまない。


「ん、かまわないよ。みんなは、どうする?」


「私は、南がいいな」


「私達、東でいい?」


「じゃ~僕は、西で」


 いや~綺麗に分かれてなぁ……


「それじゃ行ってくるわ」


「隆斗、気をつけてね!」


「隆ちゃん死なないようにね♪」


「隆君、帰ったらショートケーキおごってね~」


「ああ、行ってくるわ。分かった、奢ってやるから心配するな」


 なんか空気に合わねぇな……。今せっかく珍しく…ほんとに珍しくシリアスモード

 だったのに、この会話じゃ~な………。


 まぁ場所がお花畑だからかも知れないけどな………。


「それじゃ~みんな出発しようか。おそらく菜の花の人と戦闘になると思う。

 そして相手が自分だけじゃ勝てないと思ったら、みんなのとこに向かってくれ」


「でも進んでるうちに方向感覚が分からなくなりそうなんだけど……」


「そこは、大丈夫だよ。方位磁針を人数分持ってきたから」


「さっすが祐ちゃん!!頼りになるぅ~♪」


「ありがとうございます」


「おい裕太、もし倒したらどうするんだ?」


「その時は、これを使ってみんなと連絡をとりあうんだ。

 そして戦闘が終わってないとこに向かってくれ」


 なんだこれ?かなり小さいが………


「それは超小型通信機だから、服のどっかに着けといて」


「お前どっからそんなもん入手してるんだよ……」


「まぁまぁ気にするなって」


「それじゃ~解散!!またみんなと会えることを信じて突き進もう」


「「「「「「 おおおおぉぉーーーーーーーーー!!! 」」」」」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 『菜の花本部』

 

「隊長!学生五人と楓がのりこんできました!!」


「ん?学生五人?あと三人は、誰なんだ?」


「二人は、知ってるんですか?」


「まぁ色々あってなぁ……」


「ところで桜木さん、私達どう動けばいいですか?」


「そうだな……俺は、ここに残る。お前らは、あいつらと戦ってこい」


「わっ、分かりました。行ってきま~す!!」


(さぁて…おもしろくなってきやがったな……。あいつらは、どう魅せてくれるんだ?) 





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ