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学園物語  作者: ミント
45/53

第41話 準備は大事だよ?

感想とお気に入り小説追加ありがとうございます!!

こんな小説でも、ほめてくれる人がいて嬉しいです。

とりあえず本編へどぞ!

「さて、授業を始めるぞ……その前に斉藤とその仲間達」


「なんですか?ちなみに仲間達とは、裕太たちのことですか?」


「ああ、そうだ。お前達は今すぐ学園長のとこに行って来い」


「分かりました」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『学園長の部屋』


「んでなんの用だよ、クソジジイ」


「隆斗!またそんなこといって!!」


「いや、かまわんよ如月」


「ふぅ~……まったくお前達は、まったくといっていいほど人の忠告を聞かんな」


「といいますと?」


「ワシは、お前達におとなしくしてほしいといったじゃろ?

 なのにオバケ退治などしおって……」


 あっ………そんなこと言っていた気がするような。


「でっ、ですが学園長!!」


「なんだね?」


「今回は、ある方からの依頼なんです!だから僕達は、自分から危ないないことに

 首を突っ込んでいません!!」


「そうだよ~」


「確かにそうじゃが……まあいい、その件についてのお話は、終わりじゃ」


 てかこいつなんで俺達が幽霊事件のことに関わってたことを知ってんだ?

 どこでそんな情報仕入れやがったんだ!?


「ところで学園長、もう一つの件は、何でしょうか?」


「もう一つの件についてじゃが、お前達におつかいを頼みたくてな。

 すまんが、ここに書いてあるものを買ってきてくれんか?」


「別にいいですけど……授業はどうするんですか?」


「お前達は、休んでもよい。許可は取ってある」


「分かりました。それでは、行ってきます」


「頼んだぞー」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『朝日デパート』


「さて買おうか……」


「ついでに花の庭園に行くための準備もしたほうがいいんじゃない?」


「そうだな……んじゃ先におつかいを済ませちゃおう」


「何がいるんですか?」


「これみなよ」



 メモ


 ①鉛筆削り 3つ


 ②サッカーボール 5つ


 ③シャンプー 1つ


 ④画用紙 1袋


 …………おいおい


「それにしてもこれ関係ないもの入ってない?」


「ああ、あきらかに一つおかしい」


「確かに私でもこれにはビックリしました……」


「度肝をぬかれたと言うのは、このことを言うんだね♪」


「ああ。さすがにシャンプーは、ないと思う」


 クソジジイの頭は、やっぱりおかしいな。


「あれぇ~?隆ちゃんたち何してるの?」


「げっ!!シア先輩!!」


「もう…げっ!じゃないでしょ!?おはようございます」


「おはよう。ところでみんなは、おつかいでもしてるのかな?」


「はい、そうですが何か用でしょうか?」


「え~っと、……花の庭園私も行く」


「「「「えっ?」」」」


「なんでシア先輩がこのことを?」


「まあ、色々とね?」


「シア先輩、俺の予想なんですが、さっき盗み聞きしていたでしょ?

 それとこの前、柊を倒したのもシア先輩でしょ?」


「ばれちゃった。さすが隆ちゃん♪」


「隆斗やるわね~……」


「ほんとバカのくせにどうしてこんなに頭が、回るんだか」


「まあな。シア先輩との付き合いは、長いから……」


「どうなの?隆ちゃん」


「結論からいわせてもらいますと、いいですよ。

 強い人がいたほうがいいですし……」


「ありがと~!!」


「それじゃーシア先輩もおつかい手伝ってくださいね?」


「うぅ……分かったよぉ(泣)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『帰り道』


「ふぅ……やっと終わった」


「ところで隆ちゃん、そろそろ荷物もち変わってほしいんだけど(泣)」


「ジャンケンは、ジャンケンだからね」


 そう、シア先輩は以上にジャンケンに弱い。


 しかも今日は、歩いてここまできた。だから荷物持ちは、きつい。

 

 だから俺は、誘ったんだよね♪


「隆斗、さすがに可哀想じゃない?」


「まあまあ、ほら!もう着いたぜ」


「「「「「「……えっ?」」」」」」 


「嘘だろ……?」


「なんで、なんで」


「みんなケータイのニュースを見てくれ!!」



「今日起こった大事件です。桜木学園が何者かによって破壊されました。

 先生、生徒以下約370名の死者と約800名のケガ人がでました。

 おそらくダイナマイトで一気に破壊したようです。

 辺り一面焼け野原です。今現地にいる当局のレポーターに聞いてみます。

 そちらの様子はどうでしょうか?」


「はい、こちら大変なことになっています。

 いまあちこちで目撃情報を集めてますが、

 今だ4人の若い男女が犯人だということしか分かっておりません。

 以上こちら桜木学園からでした」


「……ねぇ隆斗、一ついい?」


「……なんだ」


「こういうときどうすればいいの?」


「…すまん、俺にも分からん」


 ただそこには、崩壊した建物と、炎の二つがあるだけだった……









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