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学園物語  作者: ミント
43/53

第39話 覗きは、やめよう。絶対に・・・

「さて……いくとするか!!」


「「「「オーケー!!」」」」


 俺達は、みんな一斉に走り出した。


「へ~!さすがに5人はちょっときついかな?」


 俺は、おもいっきり殴る体勢をとり裕太は、風の球を投げ


 サラは、火球を作り、楓とユカリは防御体勢をとった。


「吹き飛べぇーーーー!!!」


「嫌だよーだ♪」


『吹き飛べ……この世のすべてを滅ぼす巨大水球よ、

 我が敵となる者を飲み干したまえ!!!蒼影絶望浸そうえいぜつぼうしん!』


「なに!?」


「水属性かよ!?」


「しかも詠唱だよ!!」


「私も能力を使うとこは初めて見るわ!」


 俺達は、全員思いっきり水により押し流された。


「人数が増えたからって油断するのは、よくないかな~?」


「まだまだ~!!そっちも油断しすぎじゃない?」


「なに?」


 そう、俺とサラと裕太と楓は、水に押し流されたと言えば、押し流された。


 だけど、絶対能力の影響を受けない空間に入った。


「私の能力の名前は、中和だからねぇ~。名前通り中和しちゃうから!!」


「今だ、りゅう!!」


「なっ!いつのまに!?」


「あいにく俺の能力も大変便利でね~……さすがに能力名は、言わなくても知ってるよな?」


 そう……俺の能力は、物体移動。自分をも移動できる結構反則的な能力。


 だからさっき中和で守ってもらった後、一気に物体移動をして相手の懐に潜り込んだ。


「ちょっと痛いかも知れないけど、我慢してくれ!(バチッ!!)」


「くっ!……(コテ)」


「裕太、言われた通りスタンガンで気絶させたぞ」


「ナイスだ、りゅう!よしこのままりゅうの家まで運んでいこう」


「「「「オーケー!」」」」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『隆斗の部屋』



「さて……ほんとは、このまま警察に突き出す予定だったがその前に聞いておきたい

 ことがあるからね……」


「確かに犯人が菜の花のメンバーだとは、意表をつかれたからな」


「でも多分この……あんずだっけ?しばらく起きないと思うけど……」


 確かにあのスタンガンは、かなり危ない感じだったもんな……


「うん、だから起きるまでりゅうの部屋で生活しよう」


 へぇー、俺の部屋で生活ねぇ~……


「ってマジかよ!!」


「ああ、マジだ」


「えっと……私と裕太君がここであんずが起きるまで生活するってこと?」


「まぁそういうことだけど………二日ぐらいだけだと思うよ」


「もう夜中の1時だけどどうする?」


「三人ともお風呂に入りなよ。僕達は、後でいいからさ」


「分かったわ、行こっ!楓ちゃん、ユカちゃん」


「うん!」


「はい!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『お風呂場』


「ねぇねぇ、ここ鍵とかついてないの?」


「別にいらなくないですか?」


「いや隆斗とか変態だから覗きにくるかもしれないし……」


「大丈夫だよ♪このまえ防犯カメラを設置しといたから」


「そう………」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「いや~危ない危ない」


「盗聴器にして正解だったね」


「そうだな、もし見に行ったら殺されるのがオチだもんな……」


 おっ!会話が聞こえてきたぞ。



「あれ?楓ちゃんまた大きくなった?(ムニムニッ)」


「でもユカリちゃんは、あまり大きくなってないわね(プニプニ)」


「女は、胸じゃないんだよ!!」


「「それよりも……」」


「どうしたの?」


「「サラちゃんの胸は、大きくなった!?」」


「な、なに直球で恥ずかしいこと言ってるのよ!///」


「別にいいじゃん、ちょっとぐらいさ~」


「そうですよ。すこしぐらいいいじゃないですか~」


「助けて~~!!」



「「………………」」


「よし!助けに行くかっ!!」


「ぼ、ぼくは止めとくよ。行きたいのは、やまやまなんだけど……殺されるのは

 ちょっとね?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 『風呂場』


「サラ!助けにきたぜ!!」


「「「………」」」


 よし、カメラで撮ろぉ…「隆斗君……」「隆君…」「隆斗ぉ~……!」 


 なんかものすごくやばい雰囲気だ……


「「「覚悟!!」」」


「ギャーーーーーーー!!」


 俺は、そのまま気を失った……








連続で投稿してみました。

多少文章がおかしいところがあるかもしれません……

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